http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789727289
本日の一冊は、以前このBBMでも紹介した、『半農半Xという生き方』の続編です。
※参考:『半農半Xという生き方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789720659
著者の塩見直紀さんは、京都・綾部市で「里山ねっと・あやべ」のスタッフとして活躍。半自給的農業と好きなことの両立を目指す、「半農半X」というコンセプトを打ち出し、話題となりました。
今回の実践編では、「半農半X」を実現するための心構えとコツ、そして実際に「半農半X」に取り組んでいる人々の事例が盛り込まれています。
全部で15人の実例を紹介し、それぞれがどんな生き方をしているのか垣間見れる、そんな一冊に仕上がっています。
成長だけを求めることが、現実的でなくなってきている現在、自分らしい生き方、自分が社会に貢献できる生き方を追求することは、ますます重要になってきています。
すべての人に田舎暮らしをすすめるわけではありませんが、自分の生き方を再点検する意味で、ぜひ読んでみたい一冊です。
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■ 本日の赤ペンチェック
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半農半Xの特徴の一つは、エックスの社会性にある。半農半Xと田舎暮らしの大きな違いは、社会的な使命、ミッションの自覚の有無にあるのだ
肩書きというと、他者から与えられるという、ネガティブなイメージがあるかもしれないが、アイデンティティの一つとして、自分の肩書きを自分で決める、というのも面白いし、心理的に大きな効果がある
何かを始めるには何かをあきらめたり、捨てたりすることも大事だろう。集中すべきことをはっきりさせて、何を始めるか、何をしないかを決める。その二つをすることによって、新しい始まりがある
「革命なんて簡単だ。私たち一人ひとりがライフスタイルを変えれば、世界は変わる」(ライフスタイルプロデューサー 浜野安宏)
「この地球は我々の両親から受け継いだものではなく、子どもたちから借りたものである」(ネイティブアメリカンの格言)
センス・オブ・ワンダーを持つことは、人工物があふれている現代にあって、最も大事なセンスの一つ
平均タイプよりも尖った個性を持って、創造的なほうがいい。大好きなことにはそんな潜在力がある
「昔の農民は豆を蒔くとき、必ず三粒ずつ蒔いた。一粒は空の小鳥のため、一粒は地の虫のため、一粒は人間のため」(小松昌幸・著『豆を蒔くとき、三粒ずつ蒔け』)
(移住するのに)知人がいなくても、まったく心配はいらない。大好きなことをキーワードにして、知人をつくればいいのだ。そのためには自分を語り、夢を語ることだ。そうでないと人はあなたが何者なのか分からないし、応援のしようがないのだから
「後世の役に立つ」とはどういうことか。それは、自分のエックスを、コピーガードをかけて保護することなく、生きているうちに広く開放し、書籍化するなどして、できるだけ「客体物」にして、現世の一般の人や後世の一般の人からのアクセス性を可能にしておくということである
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『半農半Xという生き方実践編』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789727289
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■目次■
第1章 「半農半X」は、何を目指しているのか
第2章 楽しく豊かに!「半農力」の育て方
第3章 私のエックス「使命多様性」社会の追求
第4章 実例・人の数だけ、「X」がある
第5章 夢の点検を、忘れていないか
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