【20の動詞でビジネス英語のスキルアップ】
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「英語は動詞で決まる」というのは最近実感していることですが、問題は、いつ、どの場面で、どの動詞を使うか、です。
日本の英語教育では、同じ意味の類語を複数覚えさせられますが、この「いつ、どの場面で、どの動詞を使うか」をセットで教えないと、結局は使いこなすことができません。
ニューヨークにいた時は、現地で聴いて、シーンごとに使う単語を学習できたので、自信を持って決まった表現を使うことができました。
たとえば、レストランでよく聞かれる「All set?」という表現。
「料理は全部出た?」とか「準備は整った?」とか「問題ない?」といったニュアンスで使われていますが、こんな表現、教科書では見たことがありませんでした。(会計でも使われます)
このように、シンプルな動詞でも、きちんと使いこなせれば、日常やビジネスでラクに英会話を進めることができます。
その一助となるのが、本日ご紹介する一冊『英語は20の動詞で伝わる』です。
日本国内のグローバル企業で英語学習コンサルティングを行っているという著者が、ネイティブが使うシンプル表現をまとめたもので、ビジネスシーンで使えるものが多く収められているのが特長です。
さっそく、いくつか使えそうな表現を見て行きましょう。
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She was down. She got up very late, and her boss got very angry.
(彼女は落ち込んでいました。寝坊してしまい、上司に怒られたからです)
This application takes up too much memory.
(このアプリはメモリを食いすぎる)
よく職場で使う「進捗報告をしてください」を英語で伝えたいときも、進捗レポートを「提出」するととらえて、
Please submit your progress report.
こんな堅い調子でも言えますが、
Please get me updated.
または、
Please bring me up to speed.
と言うほうが、相手もしっくりくるものです
After drinking excessively, my father came down with gout.
(飲みすぎがたたって父は痛風になってしまった)
What do you have a taste for?
(どのような食材が好みですか?)
I usually don’t have a taste for raw fish.
(生魚は口に合わなくて)
Finally, a sunny day! Did you have your laundry out today?
(やっと晴れたわ。今日洗濯物干したの?)
Sue will be coming to the reception, so take her in.
(スーも懇親会に来るらしいから人数に入れておいてね)
It was an apparent harassment. You shouldn’t give in.
(それは嫌がらせだと思うよ。屈しちゃダメ)
The doors on the right give on[to] a wood deck.
(右側のドアはウッドデッキに通じています)
How about feeling out Suzuki-san’s view about the budget for the next quarter.
(次の四半期の予算について、鈴木さんの意見を聞いてみるのはどうかな)
Why don’t you stay to diner?
(一緒に食事をしていきませんか)
Yoshida-san is good at speaking off the cuff.
(吉田さんは即興で話すのが得意だよね)
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書籍の性質から、ネイティブの監修は受けて欲しかったなと思いますが、「こんな表現もあるのか」と勉強になりました。
ボキャブラリーに自信はないけれど、仕事で使う基本表現ぐらいはスラスラ言えるようになりたい! という方におすすめの一冊です。
ぜひチェックしてみてください。
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『英語は20の動詞で伝わる』佐藤洋一・著 かんき出版
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◆目次◆
Chapter1 英語学習マインドセット
Chapter2 中学でならった動詞20語を徹底攻略!
Chapter3 なぜか20の動詞がスラスラ出てくる人の英語つぶやき24時間
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