【大人のための遊び方】
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「遊びを仕事にする」「仕事を遊びにする」「遊んでいるように仕事をする」のが土井のモットーですが、40代になると、もっと遊ぶ必要があるなと実感します。
マネジメントが求められる40代にとって、いろんな遊びを知っておくことは、若手とのコミュニケーションを促進するからです。
昔は「成功した40代ってチャラチャラしてて嫌だな」と思っていたのですが、じつは彼らは、「チャラチャラしているからマネジメントに成功している」のです。
30代は自分の色を決めて一点集中する時期ですが、40代になれば、他人の色を取り込んで、カラフルになる必要がある。
そのカラフルさを作るのが「遊び」なのです。
ということで本日の教科書は、元マイクロソフト日本法人社長、成毛眞さんの『大人はもっと遊びなさい』です。
もちろん、遊びの本なので本人の主観が中心の本ですが、やっている人にしかわからない遊びの深さが表現されていて、じつに興味深く読めました。
さっそく、ポイントをチェックして行きましょう。
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ジェームズ・ダイソンは子どもの頃、勉強はあまりできなかったが音楽や美術に興味があり、ランニング大会の景品でラジオをもらったことが嬉しかったと自伝で語っている。バルミューダの寺尾玄氏は一時期、音楽のプロを目指していた。やはり今の時代は、“遊んでいた人”の時代なのである
株を買うなら好きな遊びに深く関わっている会社のものに限る
名前をつければそれは立派な遊びになる
いすー1グランプリだ。公道で、ヘルメットをかぶって膝にサポーターをつけた人が事務椅子に座ったまま走り、そのタイムを競うのである(中略)二〇一〇年に京都・京田辺で発祥したこのスポーツは、二〇一五年十月には東京・京橋で、二〇一六年四月には台湾で大会が開かれるまでに及んでいる。東京の大会ではダントツの成績でコクヨが優勝し、二位には岡村製作所、三位には同着でゼンリンと関家具が入った
ダイヤモンド社の編集者である中野亜海さんは、ギャル風のファッションが好みのようでいつもミニスカートをはいている。実際のところはわからないが、私の中では彼女=ミニスカートだ。その彼女の趣味が、クラブで踊ることやキラキラしたネイルであるなら驚かないが、じつは小唄と端唄といった三味線を趣味にしていると知って驚いた
意外な趣味は強烈な印象を与える。だから、何を趣味にしようかと考えているなら、自分のイメージとはほど遠いものを選ぶのもいいのではないか
お金の使い方についても“平均的”から離れることが、人生を遊ぶコツ
遊びについて後悔していることが一つある。それは、盆栽を早くに始めなかったことだ。盆栽は、成長は遅いが何年も楽しめる、時間が経てば経つほどじわじわと楽しさが増す遊びである
ジェットコースターに乗るのに年齢制限があるのをご存知だろうか。富士急ハイランドのジェットコースターFUJIYAMAに乗れるのは、六十二歳までである
誰かに語るまでが遊びである
他人のライフログを参考にする場合には、それが書かれた日付に注意が必要だ。特に宿や飲食店は、あるときまでは良くても、経営者や料理人が代わってからとたんにダメになることがあるからだ
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・遊びには名前をつける
・意外な趣味を持つ
・“平均的”から離れる
・誰かに語るまでが遊びである
など、興味深い遊びの教訓が満載の一冊でした。
これを読めば、きっとみなさんの遊びももっと充実し、仕事もうまく行くことと思います。
ぜひ読んでみてください。
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『大人はもっと遊びなさい』成毛眞・著 PHP研究所
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◆目次◆
第1章 できる大人は、遊んでいる
第2章 真面目に遊ぶな
第3章 成毛流・新しい遊びの始め方
第4章 ずらせばずらすほど遊びは面白い
第5章 誰かに語るまでが遊びである
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