【「サラリーマンNEO」監督のウケるノウハウ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797380640
本日の一冊は、「あまちゃん」「サラリーマンNEO」「となりのシムラ」監督のウケるノウハウ。
昨日、ニッポン放送人気アナウンサー吉田尚記さんの『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』を紹介したばかりなのに、また話し方本、というのもどうかと思ったのですが、やっぱり面白いので、紹介しておきます。
※参考:『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4778314336
吉田尚記アナの本は、コンセプトと心構え、インタビューテクニックが素晴らしかったのですが、吉田照幸監督の本は「おもしろい」の本質を捉え、ウケるためのテクニックが「これでもか」というぐらいたっぷり紹介されています。
<おもしろい話は「人の不幸」か「隠された真実」>
<「オレも」「私も」は禁止>
<「返答」は具体的な言葉を入れる>
<「まず1回肯定」のポジティブさが会話を楽しくする>
<相手の「よかった話」には、逆の経験を返す>
<自慢話は「自虐」を添える>
見出しを見るだけでも会話ノウハウ・テクニックのオンパレード。
例文もしっかり添えられているので、日常会話を弾ませるヒントになると思います。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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バラエティ番組でも、思わず出たリアクションがおもしろかったりしますよね。そんなふうに、自然なかたちで「あなた」が出てきたときほど、相手は「おもしろい」と思っているもの
おもしろい人は、盛り上がっているときに、次の話題を考えています
「この間、私、ゴルフでベストスコアを出したんだ」と言ったときに、「オレもこの前ゴルフに行って~」と、自分の話をはじめてしまう人、いますよね。こんな「話泥棒」にあなたはなっていませんか?
「オレもさ」「私もね」というフレーズは危険なんです。相手は自分の経験が特別だと思って、おもしろいと思って話しているんです。あなたの話はまったく求めていません。そこを「オレもさ」って、割って入られたら、「あなたの話は特別じゃない」って言われてるような気がするじゃないですか
本当におもしろい話をしたいなら、その人のシチュエーションに思いをめぐらせて質問をすることです。簡単なのは、その人の過去とつなげて話を聞くことです。たとえば、「3回裏のチャンスの場面ですが、ここ2~3試合、打てていなかったっていう状況がありましたよね? いかがでしたか?」
相手からおもしろい話を引き出そうとするならば、まずは「相手の個別のシチュエーション」が入口です
【話が続かない受け方1】
上司「ゴルフやる?」
部下「やりません」
【話が続かない受け方2】
上司「ゴルフやる?」
部下「ゴルフはやらないんですが、サーフィンは興味があります」
【話が続く受け方】
部下「ゴルフはやらないんですけど、おもしろいですか?」
会社で愛されるコツは、「上にはツッコんで、下にはボケる」
<ずらしておもしろい会話の例>
上司「僕なんか、もう年だから、仕事しんどいんだよね」
部下「でも、夜は元気ですよね」
上司「最近仕事がうまくいかなくて」
部下「でも、奥さんきれいじゃないですか」
◆「ギリギリでけなす」テクニック
男性「◎◎ちゃんってかわいいね」
女性「でも、部屋はきたないんです」(自虐)
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『「おもしろい人」の会話の公式』吉田照幸・著 SBクリエイティブ
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◆目次◆
CHAPTER1 なぜあなたの会話はウケないのか?
CHAPTER2 まずは「ウケる」場を作れ!
CHAPTER3 話し方をちょっと変えただけで会話がおもしろくなる12の公式
CHAPTER4 シチュエーション別「おもしろい人の話し方」20の公式
CHAPTER5 スピーチ・司会など「人前でウケる話し方」10の公式
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