2006年9月2日

『カリスマ 人を動かす12の方法』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837922066

本日の一冊は、大ベストセラー『一瞬で信じこませる話術 コール
ドリーディング』で知られる石井裕之さんが、チームマネジメント
の心理原則を語った一冊。

※参考:『一瞬で信じこませる話術 コールドリーディング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511967

企業トップや政治家、占い師など、あらゆる分野のカリスマたちが
使っている心理法則を解き明かし、人の上に立つための「求心力」
の謎に迫っています。

どうすれば部下が自分についてくるのか、どのように褒めたり叱っ
たりすれば効果的なのか、まだリーダーとしての自信がない時に、
周りから認められるにはどうしたらいいのか…。

リーダーなら必ず悩む問題に、セラピストの立場から明快に答えています。

後半はありがちな話ではありますが、中盤で紹介されている「カリ
スマのためのサトルティ(潜在意識へのさり気ない示唆)」のテク
ニックは、一読の価値あり。

いつか人の上に立とうと思っている方、既にリーダーとして活躍し
ている方は、ぜひ読んでみてください。

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■ 本日の赤ペンチェック
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私たちは誰でも、心の底では、「自分のことを分かってくれる人」
を求めているもの

「チームを思いどおりに動かそう」と考えてはならない

相手に不安を感じさせない、心の揺れない人。そういう人の元に、
大木に寄り添うがごとく、みんなは引き寄せられてくる

人は「断言」されると、思わず信じてしまう

何かになりたかったら、そのごとく振る舞うこと。行動こそが、最
高の自己暗示です

◆カリスマが使うサトルティの技術(潜在意識へのさり気ない示唆)
※一部紹介
1.相手の話に頻繁にうなずかない。その分、うなずくときにはゆ
  っくりと深くうなずいてみせること
2.相手の「右側」に位置を取るだけで心理的優位に
6.走らないこと
7.相手を包み込むように見ること
9.不安は、仮に態度に出てしまったとしても、決して口には出さない
10.自分の”キャラ”を決め、それを相手に分からせる
12.トラブルのときほど、「今、この瞬間」に集中すること

最初に自信をつくらなくては、実績は生まれない。最初に自信をブ
ラフすることで、何とかぎこちないながらも実績が生まれる。そし
てその実績が本物の自信へとつながっていく

褒められれば誰でも嬉しいのです。だから、メンバーを褒める前に、
「どこまで広げて褒められるか」を、ちょっと立ち止まって考え、
遠慮せずに思いっきり拡大解釈して褒めてあげてください

叱るときには「ポイント」だけを

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『カリスマ 人を動かす12の方法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837922066
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■目次■

1.「コールドリーディング」を使えば、怖いくらい人を動かせる!
2.なぜ、あの人は圧倒的に人を引きつけるのか?
3.たった12の方法で、あなたにも「カリスマ性」が身につく!
4.部下を効果的に褒め、叱る、「コールドリーディング」活用法

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