http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555501
本日の一冊は、今話題の「ロングテールの法則」を論じた、注目の新刊です。
ロングテールの法則というのは、売れない8割の方がよく売れる2割より売上が大きいという、インターネット時代の新法則。
従来言われていた「80対20の法則」を覆す、驚異の新説を追い、ビジネスのヒントにつなげた、注目の一冊です。
著者によると、従来のマーケティングが売れない8割を切り捨てていたのは、「コミュニケーションにはコストがかかるから」。
しかし、コミュニケーションが限りなくゼロに近づくインターネットの世界では、逆にこれまで注目されていなかった「ロングテール」にこそチャンスがあると言えるのです。
すぐに儲けるためのヒントが書かれているわけではありませんが、マーケターが気づきを得るには有効な一冊だと思います。
ぜひ読んでみてください。
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■ 本日の赤ペンチェック
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なぜ、8割の普通の顧客は「切り捨てられている」のだろうか?それはコミュニケーションにはコストがかかるからである
「コミュニケーションコスト”ゼロ”」の世界においては、もはや「切り捨てる」マーケティングは必要でなくなった
アマゾンにおいては、陳列できる本の数が無限に近いため、80対20の法則が適用できない状況が発生している。年に数冊しか売れないような「売れない本」の売れる量があまりに多いため、なんと「売れない本」の売上が「売れる本」の売上を上回ってしまっている
ロングテール戦略を実行するにあたって、まずもっとも重要なのは、
マーケティングの自動化」である
実は「売上を上げる」ことは、簡単でシンプルなことなのである。「うまくいったものを残し、うまくいかなかったものをやめる」これだけだ
ロングテール戦略を本格的に実践するには、まず「リアルとネットの融合」と、「マーケティングとセールスの分離」が必要となる
◆ロングテールが成立しないケース
1.マスマーケティングの影響
2.特定商品、顧客への営業活動の集中
3.商品、顧客数の少なさ
売れる仕組みを自動化し、顧客を自動的にターゲティングできる仕組みをつくることで、「絞り込まないマーケティング」と「ターゲティング」の両立は可能
売るためのWebサイト構築におけるロングテール戦略のポイントは、「文字数は多い方がいい」ということだ
個人情報は「いらない」のだ。顧客は「ID化」さえできればいいのだ
「顧客の時間軸」のロングテールをとらえる
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『ロングテールの法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555501
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■目次■
第1章 ロングテールの法則(80対20の法則)
第2章 ロングテール戦略
第3章 戦術レベルでのロングテール
第4章 ロングテールを体現する企業たち
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