http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512068
本日の一冊は、対人コミュニケーションの達人である後藤芳徳さんが、『人脈大改造』に続いて書いた、待望のビジネス書です。
※参考:『人脈大改造』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774506648
著者は、人脈に恵まれない水商売の業界に身を置き、随分と苦労して、優秀な社員を育て上げたそうで、本書にはその経験・ノウハウが生きています。
過激なタイトルがついていますが、中身は極めてまっとうなマネジメント論。女性部下の心は愛で、男性部下の心は尊敬で勝ち取れ、というアドバイスや、「人間の脳のプログラムはアウトプットでしか書き換わらない」という仮説は読み応えがあります。
さらに後半では、経営者として必要な心構えなどにも言及。中小企業のマネジメントに必要な、さまざまな視点が示された一冊です。
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■ 本日の赤ペンチェック
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組織にはいろんなヤツが必要
人間の脳のプログラムはアウトプットでしか書き換わらない
毎日起きる問題の原因は能力ではない。価値観や心構えの違いが原因で、彼らは僕の指示を理解できないのだ
一見ダメなヤツばかりに見えても、使いようがある人間は必ずいます。いや、使いようを見つけなければ経営は成り立ちません
今まで勝負の世界で競ってこなかった人間は、自分の特性を活かせる仕事について、本人がまったく気がついていないケースの方が多い
◆社員教育の最初の目標
1.「利益は出すけど、生意気な社員」を扱えるようになる
2.「不器用だけど真剣な社員」の働きを、利益に結びつけられるようになる
「仕事は自分で見つけるもの」「仕事は自分でつくるもの」という高いハードルを最初からは課さない
モチベーションの低い人間を劇的に変える手段はたった一つ。それは、強制的に「成功体験を積ませる」ことです
男と女では、ガソリンの種類が違う
・女性の心を動かすツボは「LOVE」
・男は「リスペクト」を感じないと、心から話を聞けない
不器用な人が女性と仕事をする時は、駆け引きを捨てて手持ちのカードをすべてさらした方がうまくいきます
人の感情を大きく揺り動かすことができる人間が、必然的に魅力的に映る
体力的にも精神的にも徹底的に追い込まれても、それでも周囲を励ませる人間がいたら、その部隊の生存確率はグンと上がる
◆良い人材の条件
1.元気を伝染させるパワーがある
2.努力やプロセスではなく結果にこだわる
3.着手が早く行動量が多い
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『ダメな奴でも「たたいて」使え!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512068
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■目次■
第1章 すべてはあきらめることから始まる
第2章 鎧をまとえる人間を見極める
第3章 成功パターンを身につける人間を見極める
第4章 本気の関係が生まれる「LOVE&リスペクト理論」
第5章 人間関係に変化がおこるしくみ
おまけの章 経営にプラスを生む最初の選択
エピローグ
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