【これでバッチリ】
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本日ご紹介する一冊は、著者累計70万部の人気著者にして言語学博士、堀田秀吾さんによる一冊。
若い世代に向けて、処世術をまとめた自己啓発書で、じつによくできていると思います。
進路や人間関係で悩んだ時、親や先生と意見が食い違った時、部活や勉強の本番前にどうすればあがらずに良いパフォーマンスが出せるか、心理学的な解決策が示されています。
また、なかなか自信を持てないという人に向けて、自信を持つための小さなアドバイスが書かれており、これは役に立つと思いました。
いじめのことや居場所作り、<親や先生との約束よりも、自分との約束を優先しよう>など、学校ではなかなか言えないことが書かれており、ぜひ子どもたちには読んでほしい内容です。
若い頃、こういった教えに出合わず、そのまま大人になった方も、読むと案外、仕事や人間関係が改善するのではないでしょうか。
社会から押しつけられた「○○ねばならない」を引きずったままでは、時として自己実現は難しい。
こういった柔軟な考え方を学ぶことで、国内外、ジャンル問わず活躍のチャンスが広がると思います。
本書の言葉を借りて、土井からは、以下の3つの考えをお勧めしておきたいと思います。
<友だちづき合いは「変わっていくもの」>
<集団に影響されないからこそ、自由な発想をすることができる>
<苦手なことと得意なことがあったら、まずは得意なことをやってから苦手なことをやったほうが、効率よくできる>
さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。
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時間は、まきもどすことができません。ですから、できることはできるうちにやってしまうほうがいいのです
わたしたちはみんな、自分自身のペースで成長していきます。ほかの人とくらべる必要はありません
友だちづき合いは「変わっていくもの」
人は苦労をした分だけ強く、やさしくなれる
友だちの多い・少ないより、自分らしくつき合えるか
人のいいところを見つけて、悪いところは見つけない
「ひかえめ」「謙虚」というのも、欧米では自分の主張ができない人としてネガティブにとらえられがちですが、日本では「美徳」なのだと覚えておきましょう
一つ上の視点を持った友だちを持とう
先生や親の意見が自分の意見とちがっても、いったん冷静になって、相手の立場や気持ちになって考え直してみてください
何でもいい。「集中できるもの」をさ
がそう
人は集中しているときは余計なことを考えないから、不安や悩みからも解放される
「みんな」を使って説得してきたり、文句を言ってきたりする相手というのは、自分の理想を押しつけようとしているわけです
集団に影響されないからこそ、自由な発想をすることができる場合もあります
ある集団になじめなくても、別の集団と関わることによって、新しいチャンスが生まれることもあるはず
見た目じゃない。人は「表情」にひかれる
小さな目標を達成し続けていけば、やがて大きな目標もかなえられる
練習は本番のように。本番は練習のように
親や先生との約束よりも、自分との約束を優先しよう
苦手なことと得意なことがあったら、まずは得意なことをやってから苦手なことをやったほうが、効率よくできる
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受験や部活、先生や友達との人間関係など、悩みの多い世代に、具体的で有用なアドバイスがなされています。
子ども向けと思って侮るなかれ。
大人になっても使える、一生モノのアドバイスがなされています。
ぜひ、読んでみてください。
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『12歳から始める心が折れない技術』堀田秀吾・著 秀和システム
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◆目次◆
はじめに 心に元気がほしいみんなへ
第1章 親・友だち・先生……
みんなとどう向き合えばいい?
第2章 ストレスや不安の対処法を教えます
第3章 「自分はこんなはずじゃない」をかなえる
第4章 感情にふり回されず、変化を楽しめる人になろう
第5章 何事にも折れない心はこうして育てる
おわりに
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