【これが王道】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776211645
本日ご紹介する一冊は、『サイコパス』『ペルソナ』などのベストセラーを連発する脳科学者の中野信子さんが、『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』という、気になる一冊。
※参考:『サイコパス』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166610945/
※参考:『ペルソナ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4065214440/
著者は、勉強や仕事、プライベートを通じて、東大、フランス原子力庁、MENSAのエリートたちと交流してきた人物ですが、本書はそんなエリートたちがやっている習慣をまとめたもの。
自己啓発的に読めますが、なぜ彼らの行動習慣に効果があるのか、脳科学者である著者が、その理論的な裏付けも解説しています。
仕事の進め方や他者とのコミュニケーション、メンタル、食事…。
自己啓発書をたくさん読んでいる人なら、どこかで聞いた話が多いと思いますが、頭のいい人がやっている勉強法や仕事術を知りたい方は、ぜひ読むといいでしょう。
既にある程度成功されている方にとっては、答え合わせ的な本になると思いますが、理論的裏付けがわかるという点でおすすめです。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
—————————-
周囲に自分を合わせるのではなく、周囲が自分に合わせるようにする
あえて勝ちを譲る
勉強や仕事の前にする儀式を決めておく
ニコニコしながら主張する
「『あなた』がそんなことを思うなんて」とか「『あなた』はどうしてそんな風に思うのですか?」などの言い方をせず、「『私』はそんな風に思われて悲しい」というように、あくまで『私』を主語にする言い方に徹するのが秘訣
いつも仕事が楽しそうな人というのは、「仕事を楽しくする名人」
自尊心をくすぐることで相手は自分に好意を寄せる
では、本当に褒めるのがうまい人は、どうやって褒めるのでしょうか? やはり、相手をしっかり観察してあげることが基本になります
相手の意見をまずは受け入れ時間をおいて再度交渉
現状否定よりも現状の有効活用
最高のリベンジは、最高の仕事をすること
才能ではなく自分の努力を信じる
意味があると思うことが無意味である場合も多い
期限が決められた目標を達成するには、できるだけ「やること」の数を減らすべき
私の周囲にいる優秀な何人かが実践していたことです。一つは、「自分の努力の記録」。そしてもう一つは、「目標を数値化すること」
一つのことばかりすると脳はすぐに飽きてしまう
環境を整えることで集中力は自ずと湧いてくる
—————————-
個人的に一番勉強になったのは食事の部分で、年を取った時に認知機能が低下しないよう、気をつけようと思いました。
脳科学者による食事法のアドバイスということで、知識産業に携わる人は、特に読んでおくといいでしょう。
ぜひ、チェックしてみてください。
———————————————–
『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』
中野信子・著 アスコム
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776211645
<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B09F2KM37Z
———————————————–
◆目次◆
CHAPTER01 世界の「頭のいい人」はどんな人か?
CHAPTER02 世界の「頭のいい人」が心がけていること
CHAPTER03 世界の「頭のいい人」のスケジュールの立て方
CHAPTER04 世界の「頭のいい人」の自己分析と自己改良
CHAPTER05 世界の「頭のいい人」に近づくために
この書評に関連度が高い書評
この書籍に関するTwitterでのコメント
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。