【一流がやっている成長術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447810249X
最近、「働き方革命」の号令のもと、「定時に上がる」ことや時短、休暇を取ることばかりが強調されていますが、生産性において本当に大切なのは、「結果を出す」こと。
組織のなかで結果を出しつつ、個人としても成長できれば、ビジネスパーソンとしてこれ以上のことはないでしょう。
そこで押さえておきたいのが、マッキンゼー出身のパフォーマンス研究家と世界トップのマラソンコーチが書いた、本日の一冊『PEAKPERFORMANCE 最強の成長術』。
「負荷+休息=成長」という、あらゆる分野の一流がやっているピークパフォーマンスのための方程式と習慣がまとめられており、これまでの仕事本、休息本の集大成とも言える一冊です。
既に広く知られている理論や実験結果も紹介されていますが、読みやすく、また自己啓発的に書かれているため、テンションが上がります。
最近、土井はLINEアカウントを削除して、驚くほど集中力が上がっているのを実感していますが、悪習を断ち、成長のための集中力を付ける方法も紹介されています。
さっそく、ポイントをチェックしてみましょう。
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イノベーションに造詣が深い作家のエリック・ワイナーの言葉を借りると、突破口が開くのはこんなときだ。
「人が自分の分野には絶対的な決まりはないことに気づき、さまざまな可能性に心を開いたときだ。◯◯は他のやり方でもできると気づくとき、または△△を試せないかと考えるとき、あなたの前にはあらゆる方向性が開く」
負荷がかかると、炎症性たんぱく質とコルチゾールが活性化されて、「この攻撃には耐えられそうにない」と体に信号を送る。すると体は脈拍や血圧を上昇させ、運動機能を増幅させる。かくして体は前よりも強くなり回復力もアップする。体には、未来の脅威に備えるためのすごいプログラムが備わっているのである
トップレベルの人々とその他とを隔てるのは、経験ではない。どれだけ「意図的な練習」をしたかだ
生理学的なデータと自己診断データから、アマチュア歌手たちは練習中に緊張感と楽しさを感じていたことが読み取れた。他方でプロの歌手たちは、練習中に高い集中力を維持し続けたことがわかった。プロの歌手たちは、歌う楽しさを多少犠牲にしながら、特定の歌唱技術を伸ばそうと注意を払い、集中していたのだ
「シングルタスク」に徹底的にこだわる
ストレスを有意義なもの、いわゆる「成長の起爆剤」と考えることを「チャレンジ反応」と呼ぶ。ストレスにさらされたときに「チャレンジ反応」が起きると、人は自分でコントロールできることに集中する。恐怖感や不安などのネガティブな感情は気にならなくなる
「洞察に満ちたアイデア」は休息が生む
一流は「ルーティン」を持っている
仕事をする場所を設定するときは、仕事がはかどるものをまわりに置き、邪魔になるものは置かないほうがいい
大きな成功を手に入れるためにミニマリストになる
◆アシュトン・イートンが疲労にもかかわらず記録更新に挑んだ理由
「実をいうと、幼い頃のことを思い出したんです。ソファに座ってマイケル・ジョンソンかカール・ルイスかが、勢いよく飛び出して疾走する姿をテレビで見たんです。そのおかげでぼくは今ここにいます。で、思ったんです。どこかでソファに座っている子供が、大会記録を破るぼくの姿を見て、自分も何かをやってやろうと思うんじゃないかって」
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BBMでこれまで紹介してきた成長本、練習本、習慣本、健康本のいいとこ取りをした内容で、手っ取り早くピークパフォーマンスを出す方法を知りたい向きには、役立つと思います。
本文のなかで最も感銘を受けたのは、2015年の世界選手権における、アシュトン・イートンのエピソード。
既に9種目を終えて、疲労していたイートンがなぜ記録更新に挑み、達成することができたのか。その理由が泣かせてくれます。
人間には、自分でも驚くほどの潜在力が秘められている。本書は、その潜在力を引き出すためのヒント集です。
ぜひ、チェックしてみてください。
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『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』
ブラッド・スタルバーグ、スティーブ・マグネス・著 福井久美子・訳 ダイヤモンド社
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447810249X/
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07712T1QK/
<楽天ブックスで購入する>
http://bit.ly/2zU7JJI
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◆目次◆
第一部 奇想天外、あっと驚く、人を惹きこむ広告
第二部 アイデアに満ち、企画性豊かな広告
第三部 新しい試み、実験、新機軸を知らせる広告
第四部 思わず笑ってしまうユーモラスな、面白く、考えさせる広告
第五部 魅力的で、好奇心をそそられる広告
第六部 文化性に溢れ、人間性豊かな広告
第七部 社会に訴える、問題提起する広告
第八部 タイムリーで、時代のニーズにこたえ心をうつ広告
第九部 物語性のある、感動的な広告
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