http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023316180
本日ご紹介する一冊は、ただのサラリーマンから「収入源の複数化」(なんと18個!)を実現し、年収1億円、世界を旅する生活を実現した著者が、その生き方・考え方を紹介した一冊。
ちなみに著者の財布(収入源)の中身は以下の通りです。
1.アメリカ不動産
2.ベトナム不動産
3.セブのホテルオーナー
4.日本不動産
5.本の印税
6.ブログ・メルマガの執筆
7.ヘッジファンド投資
8.スタートアップへの事業投資
9.株式投資
10.スクール運営
11.経営コンサルティング
12.セミナー・講演
13.オンライン学習教材の制作
14.マーケティング事業
15.長期積立投資
16.ハイイールドボンド
17.再生エネルギー事業
18.海外銀行の高金利預金
土井がこれを真似てやってみると、「原宿不動産」「本の印税」「メルマガの執筆」「株式投資」「スクール運営」「出版コンサルティング」「セミナー講演」「CD教材の制作」「海外銀行の高金利預金」……。9個。まだまだですね。
こうしてみると、収入の複数化と年収には正の相関関係があるのかもしれません。
では、どうすればサラリーマンでも収入の複数化が図れるのか。
どんな考え方をすると、自由で豊かな生活が手に入るのか。
さっそく、中身をチェックしてみましょう。
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収入源の複数化は当たり前の時代へ
場所を変えるだけでスゴいパワーを発揮できる可能性がある
自分の特性を把握したうえで、得意なフィールドを見つけ、そこで勝負をすべき
もし、年収を増やしたいのならば、「希少性」を高めることです。たとえば、世の中で年収が高い人(3000万円以上)というのは、どんな人かと調べてみると、以下のような職業が主になります。
・起業家、社長、会社役員
・医者や弁護士
・投資家
・成果報酬で給料を貰っている人(外資系金融や、トップ営業マンなど)
・スポーツ選手、タレント、芸能人
「価値は希少性にある」。これはお金のルールのひとつです。そして、ひとつの仕事だけ、ひとつの肩書だけだと、希少性を高めることが難しくなります。だからひとつに縛られないほうがいい
昔からやってみたかったことを、今やってみよう
学校の教育や会社では、「好き」の感覚よりも「やらなければならないこと」のほうばかりを優先させていくため、どんどん心の感度が鈍くなってしまうのです
小さなリスクは何度でも取れ!
今日よりも明日がよくなることをしよう
成功するために大事なのは、「すでに起こったこと」ではなく、「これから起こる出来事」に投資すること、「これから拡大する市場」でビジネスを仕掛けることです
クラウドソーシング、アルバイト、外注ワーク、これらを実践するときに大事なポイントが二つあります。ひとつ目が、将来のための軍資金作りだと思って取り組むこと(中略)二つ目が、実績やスキル磨きのために働くという考え方です
貨幣は保存していくだけだと価値を失い、下がっていきます。だから、評価額が上昇する資産か、キャッシュフローを生み出すものと交換していかなければならないのです
食生活がデタラメだと最強の資産を失う
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具体性に乏しいのが本書の最大の難点ですが、サラリーマンが収入源の複数可を図るための心構えとしては、良いのではないかと思います。
個人的には、今、ロサンゼルスの不動産に投資するのは「?」な感じですが(もちろん場所によると思います)、それ以外は、リスクなしで始められる選択肢が多くて親切な感じがしました。
まあ、お金は失敗しながら学ぶ部分もありますから、著者が言うように、小さく試してみること。
その最初の一歩を踏み出すのに、勇気をくれる一冊です。
ぜひ読んでみてください。
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『ただのサラリーマンから財布を18個まで増やしたお金のルールチェンジ』
北川賢一・著 朝日新聞出版
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023316180/
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B075MB6VC1/
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http://bit.ly/2fugbDW
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◆目次◆
序 章 見落としていた物語
第1章 専門家はなぜ判断を誤るのか?
第2章 ダニエル・カーネマンは信用しない
第3章 エイモス・トヴェルスキーは発見する
第4章 無意識の世界を可視化する
第5章 直感は間違える
第6章 脳は記憶にだまされる
第7章 人はストーリーを求める
第8章 まず医療の現場が注目した
第9章 そして経済学も
第10章 説明のしかたで選択は変わる
第11章 終わりの始まり
第12章 最後の共同研究
終 章 そして行動経済学は生まれた
解 説 「ポスト真実」のキメラ 月刊誌『FACTA』主筆 阿部重夫
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