【アドリブ力を磨くならこの一冊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806137650
最近、講演で質疑応答を終えた後、よく聞かれる質問があります。
それは、「どうしてどんな質問に対しても、とっさに言葉が出てくるんですか?」というもの。
これまでは、「いつも考えているからじゃないですか?」とだけ答えていたのですが、最近、ちょうどいい本が出たのでご紹介します。
本日の一冊は、ベストセラー『はじめて講師を頼まれたら読む本』の著者であり、故・横山やすし氏の担当を務めた元・吉本興業のカリスママネージャー、大谷由里子さんによる待望の新刊。
※参考:『はじめて講師を頼まれたら読む本』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806134635
人前で話す人なら、絶対に身につけておきたい「アドリブ力」のエッセンスが、この一冊にぎゅっと凝縮されています。
・ブレない生き方を持つ
・目の前のことをちょっと違った角度からとらえる
・「○○とは△△である」と言いきれる言葉を持つ
・「要するに」で続けられる短い言葉にする
など、たくさんの原理原則が並んでいますが、何といっても読みどころは、著者が実際に現場で聞いた生のアドリブの数々。
吉本興業の楽屋裏で交わされている会話や、ディズニーランドのキャストの気の利いた切り返し、夫の浮気現場を目撃した社長夫人の粋なひと言など、読んでいて、思わず膝を打つ会話例が満載。
失言を避けるためのポイントについても言及されており、前作同様、講師業の方にとっては、欠かせない一冊となりそうです。
人前で話す機会の多い方は、ぜひ読んでみてください。
アドリブで人間関係を円滑にしようと考える方にもおすすめの一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「お金がないんです」と言う部下には、「これから稼ぐ楽しみがあって、よかったね」と返事をしてみてください
わたしが、「離婚した」と言ったとき、友人たちは、すかさず、「また恋愛する夢ができたね」「仕事に打ち込めてよかったね」と、みんなプラスのアドリブで返してくれたのです
相手を窮地から救うアドリブは、コミュニケーションの潤滑油になります
◆ディズニーランドの、お客さんに夢を与えるアドリブ集
・ホーンテッドマンションで:
「無事に出てこられるといいですね」
・ディズニーシーの火山が噴火した時:
「これって、噴火する時間は決まってるんですか?」とわたしのパートナーが聞いたところ、お給仕してくれていた男性が、「自然現象なので、まったく分からないんです」
アドリブはブレない生き方から生まれる
目の前のことを、ちょっと違った角度からとらえると、よいアドリブのネタが生まれる
おい、蚊の立場になって考えたことあるか?
・何かを見たときに、まったく別のものだけれど、共通点があるも
のを思い浮かべて並べてみる
・ものを擬人化してみる
「○○とは△△である」と言いきれる言葉を持つ
あるお寺の住職は、「宗教とは、今生きる人のためにあるもの。葬式のためのものじゃない」とおっしゃいました
「要するに」で続けられる短い言葉にする
・「清く、正しく、美しく」
・「元気、活気、笑い」
三つ並べると、語呂がいいので、思わず覚えておきたくなる
アドリブは、男女で使い分けなければならない場合も多いのです。「お前、そんなんだから彼女に逃げられるんじゃないの?」これは、男だけのお酒の席なら許されるアドリブかもしれません。しかし、「君は、そんなんだから彼氏ができないんじゃないの?」と女性に向かって言ってしまったら、命取りです
◆女性が取引先にホテルに誘われたら
「一〇億円の仕事を発注してから、くどいてくださいよ」
ネタがかぶってしまったときには、「受けて、繰り返して、補足する」というアドリブが使えます
グチや悪口に対してうかつに中途半端な返事をしてはいけない
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『話し上手な人のアドリブの技術』中経出版 大谷由里子・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806137650
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◆目次◆
第一章 話すのがラク&楽しくなるアドリブとは?
第二章 これがアドリブの基本となる考え方だ!
第三章 自分らしいアドリブをたくさんストックする
第四章 困ったとき、詰まったときのアドリブ実践トーク
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