【ソーシャルメディアで世界一成功した男】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894514052
本日の一冊は、Twitter、Ustream.TV、Facebookなどのソーシャルメディアを使い、「世界一成功した男」、ゲイリー・ヴェイナチャックによる話題のノウハウ書。
著者は、ソーシャルメディアを使いこなすことで、父親が経営していた酒屋の年商を4億円から50億円にしたという実績を持ち、本書ではそのカギとなったSNSの使い方、および自分ブランディングの方法を説いています。
『Me2.0』のダン・ショーベル同様、SNSで成功しました系の青臭さが気になるところではありますが、それでも実業を営んでいるだけあって、商売のツボを押さえた考え方には、感心させられます。
・希少性は欲求を生む
・(人は)自分が一部の人にしかわからない魅力に氣づいていると
いう氣分を味わうのが好き
・ストーリーテリングは、最も過小評価されているビジネススキルである
著者のこうした金言をじっくり味わいながら読むだけでも、ビジネスのヒントが湧いてきます。
ノウハウ部分はやや食い足りないですが、SNSでビジネスを立ち上げようとする方には、いいヒントになると思います。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人の注目が向かうところに、ビジネスが向かうことはしごく当然のこと。人々が集まるところにお金も動き、視聴者の集まるところに企業は広告を打ちたがるものだ
「前の会社をクビになる前、あなたは仕事が楽しみで毎朝飛び起きていましたか?」もし、この質問の答えが「No」だとしたなら、あなたに聞きたい。「どうして次もまた同じ職業に就こうとするのですか?」
他人が僕のことについてどう思おうとまったく氣にならない。でも、他人が僕のことをどう言っているのか敬意を持って注意深く聞くようにしている。ある動画ブログに投稿したエピソードについて、視聴者から僕の態度が不愉快だったとコメントが投稿されたときは、午前4時までかかって1人ずつに謝罪した
希少性は欲求を生む
僕はベースボールカードビジネスの経験から、人は何が良くて何に価値があるのかを、誰かに教えてもらいたいと思っていること、そして、自分が一部の人にしかわからない魅力に氣づいているという氣分を味わうのが好きなことを知っていた
ストーリーテリングは、最も過小評価されているビジネススキルである
商売人、事業家が好もうと好まざろうと、もはや公私の境がなくなってきている
リポーターのスキルと起業家精神を兼ね備えたまれな才能の持ち主同士が組めば、起業・開業の専門家なんかいなくても、すごいオンラインニュースサービスを始めることができる
自分の思っているものが本当に好きなことか、そのことについてほかの誰よりも語ることができるか、この2つの質問にきっぱりと「はい!」と答えられるようでないなら1番にはなれない
ツイッターを使うベストな方法は、自分のブログに誘導することだ
ブログの記事更新を複数の他者サービス(ツイッター等)に同時反映させるサービスに配信する
ツイッターサーチを使って、「税金」とか「401k」「買掛金」など、会計と関連したキーワードで検索する
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『ゲイリーの稼ぎ方』フォレスト出版 ゲイリー・ヴェイナチャック・著
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◆目次◆
第1章 情熱こそすべて
第2章 成功のカギはDNAの中に
第3章 パーソナルブランドのつくり方
第4章 まったく新しい世界の幕開け
第5章 面白いコンテンツをつくる方法
第6章 どうやって配信していくのか?
第7章 生き方が稼ぎ方になった
第8章 1人でもいい!
第9章 これしかない!
第10章 こうやればいい!
第11章 お金にしていく!
第12章 ストーリーをつくれ!
第13章 レガシー
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