【自然にいい話が聞ける。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4295408239
インターネットの普及に伴い、コミュニケーション手段はどんどん増えているのに、なぜかコミュニケーション能力は落ちる一方ですね。
いや、実際にはコミュニケーション能力が落ちたのではなく、これまでなら見なくて済んだすごい知識の人たち、スキルの人たちを見て、圧倒されているというのが実情ではないでしょうか。
何をつぶやいても「猛者」にチェックされてしまう時代、大事なのは、「聞く」こと。
中途半端に発信して叩かれるよりも、専門家の話を徹底的に聞いて、関係を築いた上で、「専門家から聞いた話」を発信すれば、誰だって良い情報発信をする人になれるはずです。
本日ご紹介する一冊は、元・コミュ障のインタビューライターであり、3万部を突破した『書く習慣』の著者、いしかわゆきさんによる、聞き方の本。
※参考:『書く習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4295405930
どう聞けば、何を聞けば、相手と良い関係が築けて、ためになる話が聞けるのか、プロのテクニックと心構えが書かれています。
・「みんなが聞きたい話」を考える
・「良いリアクション」を取る
・会う前に「情報収集」をしておく
・聞く理由をセットにしてみる
・テンションやリズムを徹底的に相手に合わせる
この方法論なら、興味が持てない相手とでも、その場では盛り上がれる。
「初対面の相手と話すのが苦手」な人には、ピッタリの一冊です。
さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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相手に話してもらえば、会話はもっとラクになる
「相手が話したい話」を聞くことです。ポイントは、「みんなが聞きたい話」を考えることにあります
「良いリアクション」を取ることさえできれば、会話は勝手にコロコロッといい感じに転がっていきます
複数人で会話するのはハードルが高い。まずは「1対1」で話すことからはじめよう
サシで会うときには「軽い相談」をセットで持っていく
相手に会う前に「情報収集」をしておく
「知っている前提」で話を進めたほうが深い話ができる
「話せそうなトピックがある」と思えることは、安心材料になる
「聞きたいことメモ」をこっそり忍ばせる
「流行りもの」は、多くの人との「共通言語」
「緊張してます!」とストレートに伝える
インタビュアーになったつもりで、「読者」が知りたいことを考えれば、興味の湧かない人とも話せる
主語を「自分」から「みんな」にしてみよう
「オススメ」を聞いて、その場でポチる
聞く理由をセットにしてみると、相手もぐっと答えやすくなる
テンションやリズムを徹底的に相手に合わせてください
「相槌」に必要なのは言葉より感情のバリエーション
自己満足な「クソバイス」はありがた迷惑になるだけ
「考えているだけの沈黙」を頑張って埋めない
具体例という名の「助け舟」を出して、それとなく「こういう感じのことが聞きたいんです!」という道筋を示す
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質問が「尋問」になってしまうと、会話はどうしても盛り上がらなくなるもの。
どうすれば自然に会話を楽しみながら、実になる話が聞けるのか、気になった人は、ぜひ読んでおくといいでしょう。
プロインタビュアー、文章家を目指す人にもおすすめの一冊です。
ぜひ、読んでみてください。
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『聞く習慣』いしかわゆき・著 クロスメディア・パブリッシング
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◆目次◆
はじめに 相手に話してもらえば、会話はもっとラクになる
第1章 ハードルを下げると会話がしたくなる
第2章 面白い話を引き出せると会話が楽しくなる
第3章 うまく返せると会話が止まらなくなる
第4章 落とし穴を知っておくと会話が怖くなくなる
第5章 「書く」ことで「聞く」が習慣になる
第6章 「聞く」ことが与えてくれるもの
おわりに 「聞く」ことで知り得たもの、見つけられたこと
「聞く習慣」をつくる44のコツまとめ
「聞く習慣」1ヶ月チャレンジ
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