【永続する「100回客」の集め方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4495540688
本日ご紹介する一冊は、ベストセラーとなった『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!』の著者、高田靖久さんによる集客・販促のノウハウ本。
※参考:『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4495583018/
著者はもともと大手IT企業で20年間、美容院・飲食店を中心とした、顧客管理ソフトおよび顧客戦略支援ツールの商品開発・販売を手掛けていた方ですが、そこで計1800店舗以上のクライアントを獲得して次々と成功に導き、そのノウハウをもとに独立。
現在は、美容院・サロンや飲食店、クリーニング店、寝具店、ガソリンスタンドを中心に、販促活動を支援しており、本書にはその事例とノウハウがバッチリ収められています。
著者が提唱する【「売れるしくみ」構築プログラム】は、次の4ステップから構成されていますが、本書はその中でも新規客の集め方に注力した内容。
1.新規客を【集める】
2.お客様を【固定客にする】
3.お客様を【成長させる】
4.お客様を【維持する】
『最初から「100回客」を集める方法』とあるように、割引狙いではない未来の固定客を見つけ、集客、固定、成長、維持するためのノウハウをまとめています。
手段としてはバリューレターのポスティングですが、忘れかけていた商売の原則を思い出させてくれる、いろいろと気づきがある内容でした。
ネットマーケティングで行き詰まった人は、読んでおくといいと思います。
さっそく、本文の中から気になった部分を赤ペンチェックして行きましょう。
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価値観で集めたお客様は、8割以上がリピーターになっていく
見込み客があなたのお店を利用していない理由は、この3つに集約される。
【理由1】あなたのお店の「存在」に気づいていない
【理由2】あなたのお店の「必要性」に気づいていない
【理由3】今通っているお店で満足している
「ファン客層」のお客様を地図にマッピングした。すると、とても興味深いことがわかった。ファン客層のほとんどが、お店を中心に半径500m以内に住んでいたのだ
「得意客層」のお客様を地図にマッピングしてみた。すると、さらに興味深いことがわかった。なんと、「ファン客層」の近くに住んでいる方が多かったのだ
「既存客」用と「新規客獲得」用の2つの要素を盛り込んだツールを作らなければならなかった。そこで、「ニュースレター」に、新規客獲得様の「配布メニュー」の内容を足したツールを開発することとした
まず、バリューレターの表面。つまり1ページ目だ。ここには、
1.あなたのお店のこだわり・うんちく
2.経営者の熱い思い
3.お客様が知らなかった知識。あなたがその商品を使っている理由などを意識して、あなたのお店の「価値観」をお手紙で説明していこう
美容院であれば、多くのお客様は「パーマやカラーは髪が痛む」と思っているはずだ。寝具店であれば、肩こりの原因は、「枕だけではなく、敷布団にもあること」に、お客様は驚くはずだ。ガソリンスタンドであれば、「洗車機では車に傷が付く」と誤解しているお客様も多いはずだ。メガネ店であれば、「遠近両用メガネは、早めに使い始めた方がいい場合がある」ことを知らないお客様がほとんどだろう。このような、「お客様が知らなかった知識」、「あなたがその商品を使っている理由」をお客様に伝え続けるのだ
メインコンテンツ作成の3つのポイント
1.「お客様目線」で価値観を伝えること
2.「読みやすさ」を大事にすること
3.「あえて長文」にすること
目的は、大きな割引で「1回きりのお客様」を集めることではない。「100回客」を集めることだ。だからこそ、「次から定価をお支払いいただくことに、抵抗が生まれない程度の割引」に抑えておく必要がある
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昔、フォレスト出版が広めて流行になった、もったいつけて、引っ張りに引っ張って、核心部分に触れ、最後にノウハウが出てくる、という懐かしい構成の本(笑)。
本が苦手な人でもサクサク読めるので、良いと思いました。
多くの中小企業が忘れている、販促の原点に気づかせてくれる、気づきの多い一冊でした。
ぜひ読んでみてください。
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『最初から「100回客」を集める方法』
高田靖久・著 同文舘出版
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4495540688
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◆目次◆
1章 ネット集客の落とし穴
2章 新規客が集まらない「3つ」の理由
3章 売上半減の業界から生まれた新規集客方法
4章 「100回客」をザクザク集める方法
5章 バリューレターの使い方
最終章 さあ、100回客を集めよう!
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