【コンサルタントにおすすめ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761272872
本日ご紹介する一冊は、ベストセラーとなった『コンサルタントの教科書』のシリーズ第3弾・経営数字編です。
※参考:『コンサルタントの教科書』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761270144/
正直、焼き直しの感が否めなかった第2弾と比べ、はるかに濃い内容で、要はコンサルタントや士業が、クライアントの社長に信頼されるための数字力強化を目的にした書籍です。
本書でも書かれているように、コンサルタントや士業が数字に強くなると、クライアントの経営判断に関わることができる。
<社長は「お金の悩み」を信頼できるコンサルタントに相談したい>のだから、経営数字がわかると、社長の信頼を得ることができるのです。
じつはこのことは、サラリーマンでも同じです。
数字が読める人は、やがて社長候補になるし、そうでなくても独立してコンサルタントとして社長のサポートができるようになります。
だからこそ、最低限の経営数字の読み方ぐらい知っておきたい。
そこで役に立つのが、本書です。
本書では、「お金のブロックパズル」を使って簡単に経営数字を把握する方法をまとめており、雑談から自然に相手の経営状況を探り、的確なアドバイスをする方法が書かれています。
社長の「お困りごと」にダイレクトにアプローチする本書のやり方は、会話例も含めてすべてのビジネスパーソンに役立つと思います。
さっそく、ポイントをチェックして行きましょう。
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「問題に追われる、後手の経営」から脱却して、「課題を追いかける、先手の経営」にシフトできる
「お金の出入り」に関われる、ということは、経営者の最重要事項である経営判断に関わり、影響力を発揮できる、ということです
◆経営判断につながるお金の話
1.適正採用人数の話
2.借入金の上限額の話
3.新年度の売上目標の設定の話
借入金が年間粗利の8割以内に収まっているか否か
コンサルタントとしては、顕在化している問題ばかりを突くのではなく、社長が気づいていない課題をいち早く浮き彫りにして「今のうちからここに手をつけたほうが良いのではないでしょうか?」と提案するほうが社長から評価されやすい
◆20年経っても変わらない社長の「お困りごとトップ3」
1.「会社のお金の流れが漠然としている」ことによるストレス
2.「社長と社員の立場の違いからくる危機感」のズレ
3.「次のワクワクするビジョンが見えない」というストレス
◆お金のブロックパズルを作るための「5つの質問」
質問1.売上はいくらくらいですか?
質問2.粗利率は何%くらいですか?
質問3.利益はいくらくらいですか?
質問4.人件費はいくらくらいですか?
質問5.借金残高はいくらくらいですか?
業種別に粗利率の高い順に並べると、サービス業:80%、飲食業:70%、製造業:50%、小売業:30%、卸売業:15%
◆「その他の固定費」支出を見直す7つのポイント
1.家賃の交渉 2.仕入れ先の相見積もり 3.保険の見直し
4.広告費の見直し 5.接待費の見直し 6.研修費の見直し
7.諸会費の見直し
大きな支払いが伴う意思決定をする際には、(1)投資回収できるか、(2)付随するコストは何か、の観点で検証
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クライアントから何を聞き出せばいいか、どの数字が経営上どんな意味を持っているのか、どんな改善策が考えられるのか…。
数字と経営における意味を丁寧に読み解いており、社長に寄り添った物の見方が手に入ると思います。
いまいち単価が上げられないコンサルタント、「書類だけ作ってくれればいいんだ」と言われてしまう士業の方、業績はいいのになぜか幹部候補になれないサラリーマンの方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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『コンサルタントの経営数字の教科書』和仁達也・著 かんき出版
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<楽天ブックスで購入する>
http://bit.ly/2f4Bcsa
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◆目次◆
第1章 なぜ、今1on1ミーティングで
人も会社も変わるのか
第2章 1on1ミーティングで何を話すのか
──部下と信頼を構築するために
第3章 1on1ミーティングで何を話すのか
──部下の成長を支援するために
第4章 1on1ミーティングを始めてみよう
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