【神様が味方になる生き方?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478103291
本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『100%幸せな1%の人々』はじめ、数多くの著書を持つ作家の小林正観さんによる新刊。
※参考:『100%幸せな1%の人々』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046028661/
いわゆるスピリチュアル系の本であり、非科学的な考え方が多数登場しますが、生き方や幸福、人間関係を考える際のヒントがたくさん詰まっているので、ご紹介することにします。
お金を追う生き方が「オワコン」になってしまった現代、われわれが何を指針に働けばいいのか、何を追求して生きればいいのか、納得の行く考え方がバッチリ示されていました。
著者は、このように述べています。
<人生の目的は、競い合ったり、比べ合ったり、争ったりすることでも、頑張ったり努力をしたりして「1位になる」ことでもない。人生の目的は、「喜ばれる存在になること」である>
<「働く」とは、常に喜ばれる存在でいることであり、「自分以外の人に対して、喜びを与える」こと>
他にも、人生で困難に直面した時、どう考えれば良いか、悲劇に見舞われた時、どう捉えれば良いか、ヒントが満載の一冊です。
いくつか、気になった言葉をチェックしてみましょう。
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「感謝の心」を意識しはじめた人間は、「普通の出来事」にさえ、幸せを感じられるようになります。そして、「一般的に不幸」といわれるような現象に対しても、「幸せととらえる」ようになり、その結果として「特別な出来事が降ってきている」ように感じるらしい
世の中は、「『不条理』がたくさん集まってできている」と受け入れること。その不条理が自分にとって許せないものであるならば、「不条理」の中にいる人を糾弾するのではなく、「自分自身はそういう生き方はしない」と固く決意し直すこと
人生の目的は、競い合ったり、比べ合ったり、争ったりすることでも、頑張ったり努力をしたりして「1位になる」ことでもない。人生の目的は、「喜ばれる存在になること」である
お釈迦様の教えに「無財の七施」というものがあります。「財力がない人にもできる7つの施し」のことです。
「無財の七施」
【1】やさしい眼ざし(目)
【2】思いやりに満ちた言葉(口)
【3】温かな笑顔(顔)
【4】他人の悲しさがわかる心(胸)
【5】荷物などを持ってあげる(手足)
【6】席を譲ってあげる(尻)
【7】寝る場所を提供する(背)
人生の目的は「喜ばれる存在になる」=「頼まれごとをする」
「働く」とは、常に喜ばれる存在でいることであり、「自分以外の人に対して、喜びを与える」こと
「美しい花を咲かせるためには、泥が必要である」
「悲しみ、つらさ、大変なことがない限り、美しい花を咲かすことができない」
「不幸」は「幸せ」の前半分
幸せの本質とは、「足る」を「知る」こと
幸せになる人は、大きな数字を達成したその先に、「別の価値観」を見い出した人
「相手の優れたところ」を見抜き、教えてあげることが、本当の教育
「幸せ」とは、何かを手に入れることでも、思い通りにすることでもなく、「今の自分が『幸せ』の中に存在していること」を知ること
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今の自分には、<幸せになる人は、大きな数字を達成したその先に、「別の価値観」を見い出した人>という考え方が刺さりました。
また、吉田松陰に触れながら、教育のあり方を語っていた部分も、興味をそそられました。
「神様」視点で物を見れば、きっと人生は違って見えるはず。
ぜひ読んでみてください。
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『ありがとうの魔法』小林正観・著 ダイヤモンド社
<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆
第1章 「お金」が味方になる習慣
第2章 ぜんぶを受け入れる
第3章 「ありがとう」は魔法の言葉
第4章 「人間関係」に恵まれる
第5章 「病気」にならない人の習慣
第6章 「喜ばれる存在」
第7章 「子ども」を伸ばす子育て
第8章 悪口・戦う・否定をしない
第9章 「神様」が味方になる習慣
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