2017年6月19日

『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』塚本亮・著 vol.4716

【売れてます】
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本日ご紹介する一冊は、2017年1月の発刊からずっと売れ続け、ついに5万部を突破したロングセラー。

著者は、『偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強』はじめ、複数の著書を持つ、塚本亮さんです。

※参考:『偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強』
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グローバルリーダー育成、海外有名校への進学指導を専門とする方で、本書では成功するための「すぐやる力」を論じています。

著者いわく、すぐやるための方程式は、以下の通り。

「意志×環境×感情」

本書が秀逸なのは、限界のある意志力ではなく、残りの2つにフォーカスした点です。

「すぐやってしまう環境を作り、すぐやるための感情を作り出す」ために、どうするか、どう考えるか。

さっそく、本書の主張をチェックして行きましょう。

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「すぐやる人」は自分を無理に動かそうとはしていません。むしろ、どうすればラクに自分を動かすことができるのかを知っています

「すぐやる人」はヒトをうまく巻き込みます

「すぐやる人」は具体的で、時間への意識が高いので、いつやるのかを即座に明確に決めてしまいます

すぐやる人は明日を疑い、やれない人は明日を信じる

フィードバックこそが強力なモチベーションを作る

「すぐやる人」は、意志力に頼らず誘惑そのものを遠ざけるほうがよほどラクだと考えています

やるしかない環境に自分を置くこと

すぐやる人はまず小さな石を動かそうとし、やれない人は大きな石を動かそうとする

同じことをするのでも、少し順番を変えるだけで心理的な負荷は変わってくる

すぐやる人は自分ともアポをとり、やれない人は他人とだけアポをとる

依頼を引き受けたときこそ出だしが重要。5分以内にできることを探し、少し手をつけておくだけといった工夫で大きな違いを生み出していきましょう

すぐやる人は毎日カバンを空っぽにし、やれない人は荷物を入れっぱなしにする

すぐやる人は選択肢を3つ用意し、やれない人は自由選択式

いい質問とは、自分にできることは何かということだけに、意識を向けた質問のこと

儀式は行動のスイッチとなります

目標を持つこととは、基準を作ることなのです。基準ができれば、すべての行動にスピードが生まれます

すぐやる人はやらない基準が明確で、やれない人はいやいや引き受ける

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後半は完全に自己啓発チックですが、書かれていることのほとんどは心理学的に実証されていることばかりで、よくまとまっていると感じました。

「すぐやる」のも「継続する」のも、結局環境と感情がモノを言う。

ぜひ読んで、新しい思考習慣を身に付けてください。

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『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』塚本亮・著 明日香出版社

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◆目次◆

第1章 思考編
第2章 自分を動かす編
第3章 周囲を動かす編
第4章 感情マネジメント編
第5章 体調管理編
第6章 時間・目標管理編
第7章 行動編

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