【世界的帽子デザイナー、成功までの軌跡目】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872904583

ヨガと筋トレで心も身体も整って、次は前へ進むための推進力が欲しいと思っているところです。

先日、メンターからも課題をいただき（といっても勝手に受け取っただけですが）、次にやるべきことが明確になってきました。

これからは、大胆に決断することが増えそうです。

本日ご紹介する一冊は、刊行から６年経っているにもかかわらず、アマゾンではいまだに在庫されているロングセラー。

世界的帽子デザイナー、原田美砂さんによる『直感を信じて、進め。』です。

原田さんは英国王室御用達ミリナリーブランド“Frederick Fox”に４年間勤務し、その後独立した方ですが、その腕が評価され、女優ジェニファー・アニストンとブラッド・ピットの結婚式用ウエディングヴェールやジャネット・ジャクソンのワールドツアーの帽子を手掛けています。

人気番組“Sex and the City”や“Ally My Love”で主人公が帽子を被っていたので、見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。

本書は、著者の自伝的エッセイですが、登場するエピソードやメンターの教え、著者の考え方などが読ませてくれます。

詳細に著者の気持ちが書き込まれているからだと思いますが、読んでいて前に進む元気をいただきました。

さっそく、ポイントをチェックして行きましょう。

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人生のモットーは、“Do without questioning!”（迷わず進め！）

私の両親は小学校に入る前には別居していた。その当時一九七〇年代には珍しいほど独立心も強く美人で賢かった母。彼女からは、「私のようになってはいけないよ」という無言のメッセージを受けていたように思う

私も何か作りたい！　私もムーブメントを起こしたい！　ここに参加したい、加わりたいという思いがはじけるばかり。人生は一回！という自分へのハッパかけが始まった

シャーリー先生はロンドンでも有名な帽子デザイナーのひとり（中略）彼女がよく口にしていたモットーが、「帽子にＮＯはない」ということ。不可能なことはないというのがポリシーで、「帽子の制作過程においてＮＯはない。なんでもできるんですよ」という姿勢で帽子作りを教えてくれた。この「ＮＯはない」という言葉は、今でも私の帽子作りのポリシーになっている（中略）たとえ「ゴミ袋で帽子を作る」という企画を出しても、笑い飛ばしも反対もせず、一緒になって真剣にゴミ袋でどう帽子を作るのかを考えてくれるような先生だった

一般の人たちがもっとカジュアルに気軽に帽子を日常ファッションに取り入れて楽しむべきだと考えていた私には、極端に二分化された当時の帽子市場が物足りなく感じたし、多くの人が気軽に楽しむにはかぶれる帽子があまりにも少ないというのが実感だった。このことが、私が「自分のブランドを立ち上げよう」と思い始めた最初の動機となった

「自分のブランドを作る」という夢と目標、そして「帽子文化を絶対廃れさせない」という志があった

コミュニケーションを重ねてみて「違うな」「できないな」と思ったらＮＯを言うのもクリエイターとしての誠実さであると思う

自らのリストリクション（制限・限定・制約）をはずしたほうが物事はおもしろい。「定義なし！」というのが私のスタンスなのである

心の枠をはずして解放してあげると、心の中に入ってくるものが驚くほど豊かになる

思いはメモにしておこう

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アマゾンのカスタマーレビューで、「思春期の娘に読ませたかった本です」と紹介されている方がいましたが、土井も同じことを思いました。

これから海外にチャレンジする娘さん、息子さんをお持ちの方は、読ませてみると良いかもしれません。

親も子も、世界にチャレンジする勇気がもらえる一冊です。

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『直感を信じて、進め。』原田美砂・著　ＷＡＶＥ出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872904583

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◆目次◆

Part.1　ブランドをつくりたい！
Part.2　仕事で大切にしていること
Part.3　帽子作りの魅力
Part.4　私のこと
Part.5　ロンドン暮らし
Part.6　「夢」は必ず現実にできる