【神田昌典氏が教えるクレイジーな読書法とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569823424
本日の一冊は、起業家・マーケターとして、読書家として、著者として知られる神田昌典さんが、これからの時代の読書法を提唱した一冊。
情報発信手段としての本の魅力や、「イン・フォメーション」から「エクス・フォメーション」への転換、知識創造型の読書法、ステージごとに読むべき内容を変えることなど、興味深い主張がいくつかなされています。
◆知識創造型の読書のための三つのシンプルな原則
1.目的志向型の読書をする
2.大勢の人と共に読む
3.即、行動に結びつける
<ステージごとに読むべき本を変える>
◆22歳~28歳 世話役(見習い期間):「基本的なスキルが身につく本」
◆29歳~35歳 探求者:「役割探求」のための本
◆36歳~42歳 破壊者:「歴史本」
既に指摘されているように、著者のビジネスの宣伝が多いのですが、どうやって知識生産を行っていけばいいのか、どうやってコミュニティ作りをすればいいのか、これからどんな時代になるのか、ヒントが散りばめられた内容です。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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何かを発信したい人が、誰にもジャマされずに、自分の意見を公に発信する際に、本に勝るものはないのである
「イン・フォメーション」から「エクス・フォメーション」への転換
せっかく知識や価値を創造したとしても、その元となる情報が間違っていたら、その価値は失われてしまう。だから、最初に情報の見極めが必要というわけだ
◆知識創造型の読書のための三つのシンプルな原則
1.目的志向型の読書をする
2.大勢の人と共に読む
3.即、行動に結びつける
<ステージごとに読むべき本を変える>
◆22歳~28歳 世話役(見習い期間):「基本的なスキルが身につく本」
◆29歳~35歳 探求者:「役割探求」のための本
◆36歳~42歳 破壊者:「歴史本」
その本の解説本を読むよりも、難解な原典に触れたほうが、著者の考え方に直接触れられる(中略)理解できたのが一行だとしても、その一行は必ずあなたの脳裏に焼きついて一生離れなくなる
一ページでも実生活の役に立てば価値がある
表現力をつける意味では、エッセイや評論の類もためになる。じつは、私の文章の師匠ともいえる存在は、ジャズピアニストの山下洋輔さんだ。音楽家としてのイメージしかない人もいるかもしれないが、じつはエッセイや小説を多数書かれている
江戸時代の末期には、吉田松陰の「松下村塾」や緒方洪庵の「適塾」などの私塾が数限りなく生まれた。松下村塾からは高杉晋作や久坂玄瑞、伊藤博文、山縣有朋などが輩出され、適塾からは福澤諭吉や大村益次郎、橋本左内などが輩出されたわけだけど、そこで行われていたのは、まさに全員で本を読み、議論するという教育だった
今後は、どれだけ社外の人材をプロジェクトに連れてくることができるかが、仕事の評価を左右する時代になる。どんなにええカッコしいことを言っていても、人や金を引っ張ってくることができなければ、あなたが生み出す付加価値は「ゼロ」
◆リーダーになるための四つのステップ
・「イン・フォメーション」
・「インター・フォメーション」
・「エクス・フォメーション」
・「トランス・フォメーション」
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『バカになるほど、本を読め!』神田昌典・著 PHP研究所
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◆目次◆
序章 なぜ、活躍できる人は皆「バカ」なのか
第1章 「目的志向型」読書──知識創造時代のスタンダードスキル
第2章 本を持ち、町へ出よう──なぜ本を「大勢で読む」のか
第3章 アクションが変革を生む──複雑な課題を大人数でやっつける時代へ
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