【あの「長財布」に続編登場?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763132164
みなさんは、道ばたに1円玉が落ちていたら、拾いますか?
土井は、迷わず拾うことにしています。
これは、お金が欲しいからではありません。元バイヤーとして、投資家として、ビジネスマンとして、他人が拾わないものを拾える人間でありたいからです。
土井は、経営者だった父を敬愛していますが、同じビジネスマンとして、2つ、尊敬できない点がありました。
ひとつは、当時中小メーカーだったとある企業の未上場株を買わず、上場後にずっと悔やんでいたこと。(父はその企業の製品・サービスを大絶賛していました)
もうひとつは、父の車の中に、いつも小銭が散乱していたことです。
他人が拾わないものを拾わなければ、ビジネスでは勝てない。また、お金というものは、集めないと力を発揮できない。
これは、ビジネスの大原則だと思いますが、実際にやれるかどうかは、普段の心構えとトレーニング次第。
そこで役立つのが、本日ご紹介する『稼ぐ人はなぜ、1円玉を大事にするのか?』です。
タイトルを一目見てわかるように、あの大ベストセラー『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』の続編。
※参考:『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763130870/
メルマガでは、前作を「BBM史上、もっともおバカな本」としてご紹介しましたが、今回の本もロジックは完全無視。あくまでお金を大切にする「心構え」の一つとして、「参考までに」読んでおきたい一冊です。
・お金の入口はコントロールできない。よって出口に意識を向ける
・セルフイメージを高めてくれるものを買う
・「買えない」ではなく「買わない」と言う
・「赤字」のときこそ種まきをしよう
さまざまなお金の心構えが登場し、気が引き締まる内容です。
トピックが1円玉だけに、初めて前作を読んだ時ほどのインパクトはありませんが、興味深い内容です。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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小銭の扱い方に、その時点でのその人のお金全般に対する態度が表れやすい
1円玉を軽く見ることで、もっと大事なもの、あるいは大きなお金を遠ざけている可能性もある
財布を片づけるときの基本ルール。それは、「今日使わないものは入れない」ということです
基本的に、お金の入口はコントロールできないのです。よって、お金の出口に意識を向ける。出口をコントロールする必要があります。なかでもクレジットカードは、お金の出口であると同時に、「借金の入口」でもあるので、その扱いには十分注意が必要です
彼らはどんなに大金であっても、それが最小単位のお金の積み重ねであるということを忘れてはいません
セルフイメージを高めてくれるものを買おう
「現実の自分は、他人を応援している場合ではないくらい逼迫しているかもしれない。それでも同じお金を使うなら、『応援したい』『ずっと続いてほしい』というお店で使おう」
タクシーの乗車賃を支払い、お釣りは一度しっかり受け取ります。そのあとにあらためて、「ほんのお礼の気持ちです」などと言いながら、そっと100円玉をトレーに乗せます
どんなに風向きがよいときであっても、その状況にあぐらをかいて、お金に対して無頓着になれば、風向きはあっという間に変わります
稼ぐ人はお金を「自分のもの」と考えない
「買えない」ではなく「買わない」と言う
スズメたちは決してむさぼらない(中略)彼らは自分の器をちゃんと知っていて、それ以上のものを欲張ろうとしないのです
売上の数字を前にしたときに、「どのような要素の積で成り立っているのか」をまず見ます
「赤字」のときこそ種まきをしよう
稼ぐ人というのは、このお金に代わる何かを、すでに持っているのでしょう。「お金に代わる何か」というのは、言い換えれば現代社会で「いつでもお金に換えられる何か」でもあります
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『稼ぐ人はなぜ、1円玉を大事にするのか?』亀田潤一郎・著 サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763132164
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◆目次◆
第1章 お金を引き寄せる人の「1円玉」の見つけ方
第2章 お金に愛される人の「1円玉」のもてなし方
第3章 お金に振り回されない人の「1円玉」の使い方
第4章 お金に不自由しない人の「1円玉」の貯め方
第5章 お金を生み出す人の「1円玉」の稼ぎ方
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