【生産性を高めるためのデスク周りの「極意」】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041016037
ELIES MEDIA HOUSEのオープンにあたり、いくつかのオフィス家具メーカーとやりとりしましたが、結局、最も多く採用したのは、コクヨさんの椅子でした。
(他には、プラス、オカムラ、カッシーナ、ハーマンミラー、ポルトローナ・フラウ、などの家具を採用しています)
というのは、インテリアデザイナーと一緒に同社を訪れた際、「ここには知的生産のノウハウがある」と直感したからです。
本格的にオフィスを構えるまで、知的生産のハード面にはあまり注目したことがありませんでしたが、これを機に、ハード面がもたらす生産性への関心が高まりました。
そんなタイミングで登場したのが、本日ご紹介する一冊、『コクヨ式机まわりの「整え方」』です。
著者の齋藤敦子さんは、コクヨ株式会社の働き方とワークプレイスの研究機関「WORKSIGHT LAB.」の所長。
本書では、同研究所の研究成果と、ホワイトカラーの生産性を高めるための、著者の方法論が披露されています。
<いい仕事をしたいなら、「仕事場は楽しくなくてはならない」>
<机は決して、「パソコン置き場」ではありません>
などという名言もさることながら、注目は、オフィスの生産性を高めるためのデスク周りの「極意」。
プロジェクトの時間軸と机の上を連動させる考え方や、文具を共有して個人のデスク周りをすっきりさせるやり方、色のついたクリヤーフォルダを活用してプロジェクトを管理する方法など、どれをとっても参考になります。
また、渋谷ヒカリエのメンバー制オフィスCreative Lounge MOVを企画開発したという著者だけに、クリエイティブなオフィススペース実現のためのアドバイスも、目を引きます。
なかでも、巻末で紹介されている、世界の先端企業のオフィスの話は、刺激的だと思います。
オフィス周りを改善したいと考えているビジネスパーソンや、思い切ったオフィス環境の変更を考えているマネジャーに、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「机の高さ」を工夫して、あるいは変化をつけることで、場面に応じた場をつくることができます
1つの仕事に取り組むときには、その時間や期限を意識的に区切るクセをつけましょう。そして、机の上も、自然とその“時間の区切り”に合わせて変化をつけていくのです
よほど頻繁に使うもの以外は極力、部内で共有することをおすすめします。滅多に使わない極太マジックや、たまにしか使わない穴あけパンチやステープラーなどを、「部内で共有」するだけです
文具を共有するには、まずは共有文具スペースをつくることが必要です。そうして、「あそこに行って作業したほうが効率的だな」という場所があることで、個人の持ち物が減っていくのです
共有文具スペースには、不要なものや使いかけのものを戻せる「リサイクルボックス」も設けておくといいかもしれません
引き出しの中は、なるべくスカスカにしておくほうが使い勝手がいい
私は、自社のA4サイズのクリヤーフォルダを色違いで活用しています。Aプロジェクトはブルー、Bプロジェクトはピンク、など、プロジェクトごとに分けたり、企画中はイエロー、進行中はオレンジと、仕事のステイタス(状態)ごとに分けたりします
以前、コクヨが大学と共同研究したとき、ずっと同じ光の下にいるよりも、光の種類が変化するほうが効率性(スピードと正確さ)が向上することがわかりました
クリエイティブな企業の会議室には、偉人、地名、名言など、さまざまなネーミングがされています
部長や課長といった偉い人たちに通路側に座ってもらうと、「窓際を活用できる」という利点もあります(中略)眺めの良い窓際を、みんなが使える打ち合わせスペースやリフレッシュコーナーなどにあてることで、社員のモチベーションは向上します
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『コクヨ式机まわりの「整え方」』齋藤敦子・著 角川書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041016037
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◆目次◆
はじめに
序 章 生産性の高い机には「共通点」があった
第1章 仕事の成果は「机まわりの環境」で9割決まる
第2章 心と体を心地よく。すると、頭の働きがクリアに
第3章 会議室に「情報が流れる道」をつくるのです!
第4章 アイデアは「準備が整った場」から生まれます
第5章 「職場を整える」から「成果がきちんと出る」
第6章 ちょっと高度でカッコいい「机まわり」の整え方
おわりに
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