【スタンフォード発、一歩踏み出す技術】
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この度の東北関東大震災による被害にあわれた皆さま、およびご関係の皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
今日は、福島県に住んでいる友人から、電話がかかってきました。
一家無事で、食糧も水も何とか確保できている状況のようですが、被爆の恐れから、自宅から一歩も出ていないようです。
その気になれば、近くの飛行場や新幹線の走っている那須塩原まで車で移動して逃げられるらしいのですが、やはり親を置いて逃げられないとのこと。
そしてご両親は、この状況でも、故郷に留まりたいと話しているのだそうです。
友人いわく、「東京に電力を供給するためにこんなことになっているのに、その東京の人間には嫌われる。こんな理不尽なことってないよな」とのこと。
この話を聞いて、土井はできる限り東京で踏ん張り、友人はじめ、被災地の方を支援しようと思いました。
今日は、テレビを通じて、幾分前向きなニュースが伝わってきました。
避難所でボランティアとして活躍する若い学生さんや、ガソリンを積んだ車の到着、電気の復旧など。
先ほど、余震もありましたが、いま大事なのは、残された人間ができる限り、協力して復興に当たること。
そのために、役立つ本を紹介します。
『スタンフォード・インプロバイザー』は、スタンフォード大学で30年以上の実績を持つという人気講座のエッセンスをまとめた一冊。
一歩を踏み出すための考え方、アドバイスがぎっしり詰まった、啓発的な内容です。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆自分を信じてさっと行動するためのアドバイス
1.いいアイデアを求めない
2.いまを生きる
3.あるがままを受け入れる
4.最初の考えを大切にする
5.自分を信じる
6.失敗を恐れない
7.にっこり笑う
優れたインプロバイザーというのは、神経は研ぎすませていますが、自分にばかり集中しているわけではなく、人の役に立つことをしたい、お返しをしたいという気持ちに心を動かされる人、その衝動に従って行動する人のことです
未来に備えるのではなく、どんなことが起きても対応できるようにしておきましょう
人生における大切なことのためであってもその場へ行こうとしないことが、わたしたちにはどれほど頻繁にあるでしょう
とにかくその場へ行くことは、誰かほかの人の役に立つことをする場合にも重要なルールになります。何か特別な能力があるというより、ただそこにいることが意味を持つ場合が、しばしばあるのです
目の前にある大切なものに気づこう
混乱した状況に対してさえ期待することができる
成功している知り合いの作家は、シンプルに「自分にしかできない、この世での仕事がある」と書いたカードをパソコンの上の壁に貼っています
感情が主導権を握るのを、そのままにしておかない
感謝の心を持って互いに支え合おう
「これまでの人生で、ほかの人からどんなものをもらったか」
「自分はどんなものを返したか」
「どんな迷惑や面倒をかけたか」
出し惜しみをしない人になる
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『スタンフォード・インプロバイザー』パトリシア・ライアン・マドソン・著 東洋経済新報社
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◆目次◆
行動ルール1 まず「イエス」と言う
行動ルール2 準備をしない
行動ルール3 とにかくその場へ行く
行動ルール4 いますぐその場で始める
行動ルール5 完璧を求めない
行動ルール6 周囲に目を凝らす
行動ルール7 事実と向き合う
行動ルール8 針路からそれない
行動ルール9 贈り物に気づく
行動ルール10 どんどん失敗する
行動ルール11 いますぐ行動する
行動ルール12 互いを気遣う
行動ルール13 いましていることを楽しむ
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