2008年4月19日

『新・目標達成法』小宮一慶・著

【ここまでやるから成果が出る!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062820803

本日の一冊は、ベストセラー『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』の小宮一慶さんが、仕事ができる人の心構えと目標達成法について述べた注目の新刊。

※参考:『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887596219/

「発見力」に続き「数字力」と、どちらかと言えば理性的な話ばかりという印象のある著者ですが、本書を読んで、じつは熱い人なのだということに気づきました。

古今東西の自己啓発書から成功の法則を、そしてご自身の言う「数字力」から目標達成のノウハウを導き出しており、若手サラリーマン向けの啓発書としては、うまくまとまっていると思います。

なかでも、冒頭で述べられている「目標や夢をメジャラブルに持つこと」「具体化の原点は『数値化』」という話は、具体的な行動の指示も含め、参考になります。

ほかにも、日経新聞をどう読むと効果的か、情報処理、時間管理をどのように行なうと効率的かなどが述べられており、20代のビジネスパーソンには気になる内容だと思います。

30代以上だと既知の内容も多いかと思いますが、仕事の基本をチェックするという意味で、参考になる一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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目標や夢をメジャラブルに持つことが成功のキー

具体的な目標、正しい努力、その継続のどれが欠けても目標の達成
はできない

やろうとしてできていないことを、少なくとも月に1度は認識する
ことが大切

「あのマンションは高い」と言うよりは、「あのマンションは35階
建てだ」と言うほうが説得力があります

具体化の原点は「数値化」

修行をしても怒りの感情をゼロにすることはできないが、早く終わ
らせることができる

積極思考になれたかどうかの簡単な見分け方は、自分の近くにいる
人を誉めることができるかどうか

成功している人は、だいたい「せっかち」です。せっかちというの
は、明日延ばしの習慣を持っていないということです

休日は1時間だけ将来のために使う

これからは専門性をいくつも持った人を本当のゼネラリストと呼び
ます。専門的スキルを本当の専門家ほどではないが複数持ち、それ
らの関連を理解しながら仕事ができる人です

その実務の深いところにある理論を勉強して知ると、実務が面白くなります

一次会には行くが、二次会には行かない

大切なことは「自分でその時間をコントロールしている」という感覚を持つことです

最初に意識の共有さえできていれば、メールの内容がそれほど詳し
くなくても「あいつの言うことだったら聞いてやろうか」ということになります

人と約束したことは、どんな小さなことでも書き留めておく

仕事に関係ない雑誌をつねに鞄に入れておく

プレゼンのコツは、「バリュー」と「インパクト」

能力があって、さらに人に対する温和な対応、その両方ができてこ
そ、ビジネスマンとして、そして人間としての本当の成功があります

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『新・目標達成法』小宮一慶・著

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062820803
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◆目次◆

第1章 目標具体化力がつく小さな行動習慣
第2章 時間管理力がつく小さな行動習慣
第3章 仕事力がアップする小さな行動習慣
第4章 人を動かす力がつく小さな行動習慣

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