2007年6月24日

『なぜか挨拶だけで売れてしまう営業法』

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4804717102

「売れる営業」には、人間味がある――。BBM読者のみなさんも、おそらくほとんどの方が同意する言葉ではないでしょうか。

この言葉、じつは本日の一冊、『なぜか挨拶だけで売れてしまう営業法』から引用した言葉です。

著者は、中学生向けの教材販売で37カ月連続トップを取り、現在は営業コンサルタントとして独立されている木戸一敏さん。

本書で紹介されているのは、その木戸さんが指導している営業エッセンス、そのなかでももっとも強力な「あなたレター」の書き方です。

「それって普通のニュースレターとどう違うの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、漫然と書かれたニュースレターと比べると、書き手の人間性を伝える、という点で確かに違いがあります。

本書では、その書き方のフォーマットから秘訣、その後のフォローまで、事例を交えながら丁寧に解説しています。

メルマガやブログを書いている人でも応用できる書き方のノウハウですので、ぜひ読んでみてください。

インターネットの普及により、消費者が自ら情報を求めて動く現在、営業マンの役割は急速に変わりつつあります。

これまでのような押し付け型の営業はますます嫌われ、相手に適切な情報と人間性を伝えた営業マンが勝利する、という流れは、今後ますます進展していくでしょう。

人間味を重視した営業――平岡智秀さんの『超地域密着マーケティングのススメ』を読んだときにも感じた、営業の新たなトレンドを、本書を読んであらためて感じました。

※参考:『超地域密着マーケティングのススメ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756910742

営業マンはもちろん、経営者にもぜひ一読いただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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商品を語ることで商品が売れるんだったら営業マンはいらない

「人間味のあるニュースレター」にすれば売れる

◆「あなたレター」に入れるべき3つのコンテンツ
1.挨拶文 2.最近のできごと 3.お客様の事例

トークの内容が同じであっても、順序が違ってしまうと売れない

「あなたレター」は必ず月に1回届けるようにする

あなた自身を伝える「あなたレター」と、「行動」を促すチラシや
案内状――。このセットをお客様に届けることで、待っているだけ
で問い合わせの電話がかかってくるようになる

とくに重要なのが、挨拶文のところに入れる「あなたの顔をアップ
にした写真」

「あなたレター」を郵送で届けるときは、「透明なビニールの封筒」
を使ってほしい

「名乗りあげ」で圧倒的なインパクトを与える

◆「名乗りあげ」作成に役立つ「7つの思い出」
1.好きだった食べ物 2.趣味 3.コレクション 4.夢
5.好きだった場所 6.好きだったテレビ番組 7.好きだった歌

「あなたレター」に欠かせないのが季節の挨拶

「気づかい」の言葉はお客様の心の深いところまで届く

「売れない方向に行く」話をすると、お客様は「えっ? 何でそん
な話をするの?」と疑問をもちます。すると、その疑問を解消しな
いと何だか気持ちが悪いので、自然と営業マンの話に聞き入ってしまう

買う前のお客様の「不安」や「疑問」を聞き出そう

お客様の言葉だから「伝わる力」が違う

◆手書きコピー法
宛名を除くすべての文章を手書きで書きます。そして、宛名を書く
部分に「白い付箋」を貼ります。その付箋のうえにお客様の名前を
書いて、コピーをとります。こうすると、コピーでありながら、手
書きをしたように見える

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『なぜか挨拶だけで売れてしまう営業法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4804717102
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┃▼目次▼

┃ はじめに
┃ 第1章 なぜ、挨拶をするだけで驚くほど売れてしまうのか?
┃ 第2章 ズバリ、これが売れる「あなたレター」のすべてだ!
┃ 第3章 手にしただけで、思わず読んでもらう秘訣とは?
┃ 第4章 ありのままの「あなた」だからお客様の心がつかめる!
┃ 第5章 「あなたと話したい!」といってもらえるのには理由がある!
┃ 第6章 「あなたレター」を最強の営業マンにする徹底活用術
┃ 第7章 「あなたレター」があなたの世界に奇跡を起こす!
┃ おわりに

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