2007年6月20日

『お金持ちになる人の心の法則』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488759478X

本日の一冊は、名著『成功の掟』で、世界的ベストセラー作家となったマーク・フィッシャーが、その成功の原則をまとめた一冊。

※参考:『成功の掟』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820716573

「お金に心を開く」「障害などないかのように行動する」「才能を埋もれさせない」など、読者の人生や仕事に役立つ計12の法則が説かれています。

紹介されていることのほとんどは心の問題ですが、実際に起業や大規模な投資をしようと考えた場合、これらの問題は意外と大きな障害になってきます。

だからこそ、「お金に対して心を開く」が最初の原則として挙げられているのでしょう。

本書にはほかにも、有意義なお金の使い方や、やる気を高める目標設定の方法、人脈のつかみ方などが成功者の事例とともに書かれています。

個人的には、ギリシャの海運王、アリストテレス・オナシスの成功のエピソードが興味をひきました。

感動するしないの話で言えば、『成功の掟』にはかないませんが、マーク・フィッシャーの成功哲学を手っ取り早く知りたい方には重宝する一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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お金持ちになるための第1の心の法則、
それは、お金に対して心を開くことである

お金をもうけようと思ったら、お金をあまり持っていないときでも、
周囲に分け与えることだ。まるで、あとからたくさんお金が入って
くるとわかっているかのように!

「金回り」をよくしたいなら、お金を循環させるといい。流れを止
めてはならないのだ。ただし、湯水のごとく使えということではない

アリストテレス・オナシスは、父親から借りたわずか三百五十ドル
の資金を元手に開業し、頭金なしで数隻の貨物船を買うことに成功
した。なぜそんなことが実現できたかというと、実は、貨物船を手
に入れる前に、署名済みの輸送契約書を銀行に見せたのだった! 
当時、このような借金テクニックは非常に独創的だった。文字通り、
オナシスが発明した方法であるといっても過言ではない

十分なお金が貯まるまで待っていては何年もかかってしまうし、そ
の間にチャンスを逸し、アイデアも陳腐化してしまう

オナシスが作成した成功のレシピには、金持ちで有名な人が集まる
場所に頻繁に足を運べと書いてある。そして、アメリカ人がよく言
うように、本物になれるまで本物のふりをするのだ!

確かに、見返りを求めずによき師となる人や慈善事業をする人もい
るが、それを最初からあてにしてはいけない。まずは、彼らの「公
平な」寛大さを受けたら、何を見返りとして提供できるのかを示すのだ

帝国を築こうと決める前に、まずはその分野について詳しく勉強し、
少なくとも小さなビジネスくらいは始めておかなければならない

ほとんど例外なく、私たちの周囲には、似たような収入の人間が集まるものだ

世間や家族、配偶者があなたに期待している生き方よりも、自分の
心に従うことだ

忍耐力とは、あなたが本当に好きなことをやっているかどうかの判
定テストである

よい借金とは、資産を生み出すための、あるいは、価値が上がるも
のを購入するための借金である

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『お金持ちになる人の心の法則』
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 第1の法則 お金に心を開く
┃ 第2の法則 障害などないかのように行動する
┃ 第3の法則 「魔法の棚卸し」をする
┃ 第4の法則 目標を高く持つ
┃ 第5の法則 長い目でキャリアを選ぶ
┃ 第6の法則 才能を埋もれさせない
┃ 第7の法則 賢く辛抱する
┃ 第8の法則 自己暗示をかける
┃ 第9の法則 金銭的に独立する
┃ 第10の法則 節約する
┃ 第11の法則 人を助ける
┃ 第12の法則 問題にとらわれない
┃ 解説
┃ 
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