2006年10月17日

『言葉と声の磨き方』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512408

本日の一冊は、俳優から政治家、ビジネスマンにいたるまで、あり
とあらゆる職業人に指導を行ってきたというヴォイストレーニング
の達人が、声の磨き方の基本を指南した一冊です。

仕事がら、さまざまな業界のリーダー、トップランナーにお会いし
ますが、なかには「声」で損をしている人も数多く見受けられます。

ちょっとトレーニングを受けるだけで、講演で受け取る報酬も大き
く変わるだろうに、と思うことも少なくありません。

もちろん、ヴォイストレーニングはお金もかかりますし、トレーニ
ングに費やされる時間もばかになりません。

そこで、おすすめしたいのが、本日ご紹介する一冊です。

この本には、声がわれわれの心理にどう影響するか、そしてその影
響力を使いこなすためにどんなトレーニングをすればいいかが解説
されています。

自宅で手軽にヴォイストレーニングができるCDもついており、こ
れ一冊で発生の基本はバッチリ押さえられるはずです。

本を読むだけでも参考になりますが、できればCDを聴いた方がベター。

CDには、本では紹介されていない「滑舌を良くするためのトレー
ニング」が収録されているため、併用すればさらに充実したトレー
ニングを体験することができるからです。

経営者や営業マン、その他、話し方が仕事の成果に直結する、とい
う人は、ぜひ読んでみてください。

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■ 本日の赤ペンチェック
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「人に好かれる話し方」は、声や態度を工夫することであり「何を
話すか」ではない

欧米では「コミュニケーションにおける声の重要性」が重視されて
おり、仕事やプライベートでの成功者は「話す声のトレーニング」
を受けている

◆専門家が考える5つの「良い声」
1.声量のある声
2.明るい声
3.よく通る声
4.響く声
5.やわらかい声

どんな緻密な論理より、「安定した声量のある声」の方が相手に伝
わります。それを相手は「熱意」と受け取ります

◆「声を生む姿勢」を作る6つのポイント
1.両足を骨盤から肩幅くらいの広さに開く
2.背骨がまっすぐになるように保つ
3.頸椎がまっすぐになるように保つ
4.顔は真正面を向き、目線はやや上向きくらいの高さを向く
5.両腕は身体に沿って「ゆるめて」垂らす
6.体重は「足裏の前方」にかけ、ひざはリラックス

呼吸は息を吐くことが重要なのです。これからは「息は先に吐く」
ようにしましょう

◆効果的な発生の技術
1.チェストヴォイス
目の前にいる人に対して、自分の発言の説得力を増したい時に特に効果
2.ミドルヴォイス
少し距離の離れた人に対して、「自分の言いたいことをはっきり伝
えたい」そんな時に使えたら特に効果
3.ヘッドヴォイス
遠くにいる人に向かって自分の声をはっきり伝えたい、そんな時に
とても効果的

◆空気を変える明るい声の作り方
1.「明るい声を出す」という気持ちを高める
2.唇の拡張トレーニングを行う
3.ミドルヴォイスを基本意識においたトレーニング

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『言葉と声の磨き方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894512408
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■目次■

プロローグ 日本にはコミュニケーションがなかった!
第1章 人間関係を劇的に変えるには?
第2章 あなたの印象を決めている声のこと
第3章 「好印象」を作るための基本トレーニング
第4章 印象が変わる!「五つの声」
第5章 声のプロが教える!シチュエーション別「声の出し方」

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