2006年3月26日

『33歳で資産3億円をつくった私の方法』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837921825
本日の一冊は、かつてアーサー・D・リトルに勤務していたという米国公認会計士が、自ら資産3億円を築いたノウハウを明かしたものです。

著者はサラリーマン時代、年収1千万円以上あったにもかかわらず、貯金はたったの70万円。そこから何と1年以内に資産3億円を築いたということです。

内容的には、資産運用の心構えと、節約術、保険、不動産・株式投資、起業など。およそサラリーマンが興味を示すと思われるお金の話は、ほとんどすべてカバーしています。

内容的には必ずしも安全とは言えない投資方法も入っていますが、かつて有名コンサルティング会社に務めていた著者だけに、決して自身の体験談に偏ったものではなく、理論と実践のバランスが取れています。

いわゆる自慢話ではないため、気持ちよく読み進めることができるでしょう。

現在の経済状況に満足していない方、思い切って起業・投資したい方は、ぜひ読んでみてください。
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■ 本日の赤ペンチェック
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「本当は自分はこんなもんじゃない」と思いながら、結局やらないで人生を後悔すること――これこそが最大のリスク

商売の基本は安く仕入れて高く売ること(中略)投資で利益を出すことをバカにする人は、ビジネスでも無能だと宣言しているようなもの

情報を自分で分析したら、実際に行動を起こし、リスクをとって素早く決断するという勇気が必要

気づきが得られるかどうかは、学歴や頭のよさなどではなく、いかに問題意識を持って生きているか

周囲の協力を仰げる人は、そうでない人に比べて一日を何倍にも使うことができます

普通のサラリーマンがお金持ちになるには、会社の仕事は効率的にこなし(いいかげんにではありません)、自分のために考える時間を確保する必要がある

お金は”消費”ではなく「投資」に使え

税金の知識があるのとないのとでは、将来にわたって手元に残るキャッシュの額が全く違ってきます

マンション販売業者は「資産になりますから」と言いますが、本当にあなたの資産になるのは、ローンの返済が終わった三十年後

◆投資に必要な「戦略思考」
1.時流を読む
2.投資対象がキャッシュを生むメカニズムを理解する
3.自分の性格を知る
4.投資の原則を疑う
5.仮説検証を繰り返す

暴落株を買うのは、まさに株式投資の王道、「皆が売っている時に買う」の実践

オフショア投資の最大の魅力は「大きなリターンと節税スキーム」

”金融資産一億円以上を持つ人”の七割が起業家・経営者
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『33歳で資産3億円をつくった私の方法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837921825
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■目次■
1章 サラリーマンの僕が「金持ちになる!」と決意した日
2章 これが金持ちの「常識」だ!
3章 “節約・節税・レバレッジ”こそ、金持ちへの近道
4章 不動産投資でアーリーリタイアも夢ではない!
5章 株、投信、為替…この「儲けの絶対法則」に学べ
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