2006年3月31日

『楽天でNo.1になれた幸せなお金の儲け方』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872576411
本日の一冊は、2年連続で楽天市場のショップ・オブ・ザ・イヤー「ベスト店長賞」を受賞した著者が、ネットで稼ぐための集客と、クリエイティブについて述べた一冊です。

楽天市場の話に偏ってしまっているのが玉に瑕ですが、自身の体験に基づいたさまざまな取り組みと考え方は、ネットショップに限らず、商売の参考になります。

「牧場のアイスクリーム」では一切売れなかったものが、ネーミングを「超濃厚アイスクリーム」にしただけで大ヒット商品に化けた。同時に販売したヨーグルトも「超原乳ヨーグルト」にして同様に大ブレイク。

商売人にとって必要な「創意工夫」と、そのヒントが示されている点だけでも、読む価値は十分にあると思われます。

インターネットマーケティングの世界においても、プラットフォームや媒体の新奇性だけで勝負できた時代はもう終わり。

今後は、おそらくクリエイティブ能力で差がつく時代になると思います。

これからの商品企画、集客、セールスはどうあるべきか。どこにチャンスが転がっているのか。本書を読んで、じっくりと考えてみたいものです。
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■ 本日の赤ペンチェック
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いくら素晴らしい内容を告知文に記載しても、イベントタイトルに興味を持たなければ、読むことすらしません

「伝達力」と「集客力」という二つのノウハウの力をつければ、どんな商売だって成功するはず

「どこにでも売られている商品」など、インターネットでわざわざ探してまで買うお客様はいません

◆世の中に売れる商品は2種類しかない
1.必要と思われる商品
2.欲しいと思われる商品

商品を開発する前から「売り方」を決めておくのが賢い商売

お客様に対してその商品の機能性を紹介して買ってもらうよりも、その商品を得ることによる人間の「欲望」の部分を揺さぶったほうが、商品は売りやすい

オンリーワンの強い商品力さえあれば、広告費をほとんど使わず集客することができる

ブログが読まれる条件は、有名人・アダルト・お金儲け・裏情報・匿名の5種類

「お客様の声」はクレームを聞いたり、数を集めたりするのが重要なのではなく、実際に売上に直結することのために「使う」ことが重要

◆インターネットで売れるもの
・買うのが恥ずかしいもの
・そこのお店でしか買えないもの
・悩みを解決してくれるもの

結局は、商売など常連の優良顧客の数で決まってしまう

お客様に「ありがとう」という言葉をもらえるために、なにをすればよいのかを意識していれば、お客様に対してプラスαのサービスができる
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『楽天でNo.1になれた幸せなお金の儲け方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872576411
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■目次■
第一章 楽天市場には幸せな「お金儲けの法則」が詰まっている
第二章 楽天市場で学んだドカンと商品が売れる「幸せな企画術」
第三章 楽天市場で学んだお客がザクザクと集まる「幸せな集客術」
第四章 楽天市場で学んだ飛ぶように商品が売れる「幸せなセールス術」
第五章 楽天市場で学んだお客様を一瞬のうちに優良顧客にする
   「幸せな接客術」
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