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『世界に通用する子供の育て方』中嶋嶺雄・著 Vol.2375


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【就職率100%のすごい教育とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894518295
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本日の一冊は、1年間の留学義務、就職率100%など、斬新な教育と目覚しい成果で注目を浴びる、国際教養大学学長による教育論。

土井は同大学がある秋田の出身ですが、本書を読むまで、この大学がここまですごいとは知りませんでした。

著者の中嶋嶺雄さんは、国際社会学者で、オーストラリア国立大学、パリ政治学院、カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院の客員教授を歴任した人物。

本書では、著者が考える、グローバル人材を輩出するための学校教育、そして家庭教育について、持論が展開されています。

ユニクロにしろ、トヨタにしろ、任天堂にしろ、稼いでいる日本企業は、海外市場で売っているから稼いでいるわけで、将来的に人口が減少する日本で、大きく稼ぐことは期待できません。

そういう意味で、英語のできるグローバル人材の育成は日本にとって急務なわけですが、その割には、教育が立ち遅れていました。

この国際教養大学の試みは、そういう意味で、注目に値すると思います。

本書のなかで著者は、「リベラル・アーツ(教養)教育の素養がなければ、世界では通用しない」と説いていますが、本書では、教養を身につけるための著者おすすめの書も紹介されており、リベラル・アーツへの入口として、重宝する一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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私は日本の教育の考え方には、根本的な間違いがあると思っています。それは「学校教育」を優先的に考えすぎていることです

グローバル時代を生き抜く子供を育てるためには、幼児期から音楽や絵を描くことなどを通して、きちんとした「感性教育」をしていくことが大切です

本当の意味での「自由でクリエイティブな創造性」とは、一度できあがった「型」から解放された時に生まれてくるものです。自由奔放にやらせたからといって育つものではありません。そのようにして子供が発展していくためには、まず「型」を教えることが大切

本人が誉めてほしいと思っている時に誉めてあげる。そうしてあげると、子供は自然と「人の話を静かに聞く」「ルールを守る」といった「型」を身につけていきます

先に進むよりも今できていることを繰り返し練習することで、それが本物になり、次の進歩がスムーズになる。いわば、これが「型」を作っていく教育のプロセスにあたります。こうして覚えたものは、生涯忘れません

スズキ・メソードの教育五訓
■より早き時期
■より良き環境
■より多き訓練
■より優れたる指導者
■より正しき指導法

変化を含めて基本語として4000語くらいの語彙を持っていないと、ニュースひとつ聞きとれないことも報告されています(中略)しかし、現状では「ゆとり教育」によって、中学校の基本必修単語はわずか100語にまで減ってしまっていました

たとえ民族や文化は違っても、芸術は万人に通じます

家族に心のつながりがあれば、子供の情緒は安定します。そして、情緒が安定しているからこそ、子供は勉学に励むことができます

今、企業が求めているのは、国内志向の学生ではなく、世界で活躍できる可能性を秘めた学生

リベラル・アーツ(教養)教育の素養がなければ、世界では通用しない

カリキュラムは「できる人」に合わせる!

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『世界に通用する子供の育て方』中嶋嶺雄・著 フォレスト出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894518295

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◆目次◆

第1章 世界レベルの子供を育てる「親の考え方」
第2章 子供をやる気にさせる「環境の作り方」
第3章 子供の才能を育てる「習慣の作り方」
第4章 世界に通用する「学力の伸ばし方」
第5章 子供の学力を伸ばす「大学の選び方」

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『儲けすぎた男 小説安田善次郎』渡辺房男・著 vol.2374


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【儲けまくった人生】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163293507
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本日ご紹介する一冊は、ひさびさに読者の方のリクエストにより手に取った一冊。

幕政時代の富山藩に生まれ育ち、裸一貫から財閥をつくった男、安田善次郎の生涯を描いた小説です。

両替商として評判を高め、強盗に襲われるリスクを冒しながら看板を出し、包み金で一財産を築く。

さらに、一世一代の大勝負、太政官札の買い占めで大きく財産を増やした。

その後は、三野村の口利きで本両替商になり、司法省の公金を一手に引き受け、日本一の銀行家へと登りつめる…。

その過程には、数多くの苦労と、彼を見守り続けた支援者たちの存在がありました。

善次郎をわが子のように可愛がり、妻房子まで世話した相模屋の徳兵衛、ライバルながら善次郎に親近感を覚え、本両替商に推してくれた三野村、そしてかつての恩を忘れず、善次郎に公金を預けてくれた山路…。

なかでも、相模屋徳兵衛が亡くなる直前のエピソードは、涙なくして読むことはできませんでした。

「商売は信用である」という基本原則の大切さ、そして人を大切にすることの意味を、痛感させてくれる一冊です。

小手先のノウハウよりも、心意気。
知識よりも行動する勇気。

ビジネスマンにとって最も重要な「何か」を学べる一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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善次郎が大講堂の建設に寄付した百万円という金額は、当時の白米の小売り価格から類推すると、約四億円に値する大金である

死の前年の大正九年、善次郎率いる安田家の勢力範囲にあった銀行は、主力の安田銀行(戦後富士銀行を経て現在みずほ銀行)を始め二十行、その預金総額は六億六千九百万円あまりであった
※当時の一円は現在の四千円弱

「いいかい。世の中の動きにただ身を任せていては駄目だ。世の中を先取りするような商いを見つけることだ」(徳兵衛の言葉)

「何が起きても不思議はない。でもね。金だけはどんな時でも大事なもんだ。金さえあれば、すべてを乗り切れるのがこの世だよ」(徳兵衛の言葉)

「一方だけに肩入れしてはいけない。商いというものはまつりごとに深入りしてはいけないんだ。いいね」(徳兵衛の言葉)

(老人は)一文を届けた善次郎の行為に報いるためか、自分の店の近くに大きな両替屋があるにもかかわらず、わざわざ善次郎の店で両替をしてくれるようになった

―もし、よろしかったら、こちらから両替に出向きますよ。
善次郎が愛想良く言うと、風呂屋の主人は喜んだ。
―来てくれるなら、うちだけではすまないから、近所の店にも声をかけてみるよ

「鰹節や卵の売れ行きがいいと、本業である両替屋のことを忘れる輩が多い」(徳兵衛の言葉)

「いいか、多少は損だと思っても、いい海苔を勧めるんだ。ひとつひとつの品で商いの損得を考えるのは愚かなことだよ。いつも言っているが、馴染みの客をどれだけ増やすかが商いだ」(善次郎)

一時の不安や戸惑いで、商いの本筋から逸れてはならない

力を持った者は、必ずその力で人をねじ伏せるものだ(父・善悦の言葉)

「長吉、しばらく時期を待て。いずれ、この札を買いまくる時が来る」
―時には流れに逆らってでも、商いの勝機をつかめ

―商いは世の動きでどうにでも変わる。時期を待つのも商いの道だ

「いいか。安田屋。わしは何も求めぬ。あの慶応三年という物騒な年に、お前は身の危うさを顧みず、わしの用を果たしてくれた。わしも、それ相応の礼をしたとは思う。だが、あの頃、勇気を持って御用を務めてくれたのはお前だけだ。今度のことは、その豪胆な気構えに対するわしの礼だと思ってくれ」(山路の言葉)

「こちらが欲しがっていることを素直にさらけだすのはまずいのだ」(善次郎)
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『儲けすぎた男 小説安田善次郎』渡辺房男・著 文藝春秋
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163293507

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◆目次◆

序 章 東大安田講堂
第一章 鰹節と一文銭
第二章 金貨銀貨を集めねば
第三章 維新の嵐
第四章 太政官札を買い占めろ
第五章 円が生まれる
第六章 公金を手に入れろ
第七章 公債を買い占めろ
第八章 わが安田銀行
終 章 栄光、そして不慮の死

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『P&G式伝える技術 徹底する力』高田誠・著 vol.2373


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【P&Gのノウハウが一冊に】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022733748
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ビジネス書の世界では、企業名で売れる本というものが存在します。

なかでも価値が高いのは、マッキンゼーやグーグル、P&G、リクルート、トヨタなど。

本日はそのなかの一つ、P&Gのノウハウを取り上げた一冊です。

P&Gは現在、世界全体で売り上げ800億ドル(1ドル100円なら8兆円)を誇る、世界最大級の企業。

世界80カ国以上に事業拠点を持ち、42億人に製品が使われているという、超巨大グローバル企業なのです。

そこで気になるのは、そんなに巨大な組織を、どうやってコントロールしているのか、という視点。

本書では、その気になるP&Gのマネジメントやコミュニケーションについて、元P&Gジャパン広報渉外担当部長の高田誠さんが、内側を教えてくれます。

「3つにまとめる」コミュニケーションや「イシューシート」、消費者とのコミュニケーションを徹底するしくみ、全世界13万人の社員に目的を浸透させるマネジメント、大企業病を防ぐ秘訣など、気になるノウハウがてんこもり。

消費者調査の実際や、広告表現のスタンダード、「学会」のように知識を集積するやり方など、目からウロコのトピックがいくつも見つかりました。

170年成長を続けるP&Gの秘密のノウハウ、知りたい方はぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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P&Gでは多くの女性が活躍しています。課長以上の職位で女性が占める割合は、日本の平均値7%を大きく上回り27%です。また、毎年100人ほどの女性が出産・育児休暇を取得し、そのほとんどが職場に復帰します

「どんな時でも、話は3つのポイントにまとめなさい」

◆結論を伝えて合意を得たい時は、
1.背景 2.結論 3.理由

◆状況を報告したり、自分の意見を上司に伝えたい時などは、
1.結論 2.理由 3.今後のプラン

◆組織の中で何らかの問題が起こった時
1.問題の本質は何か
2.ビジネスへのインパクトはどれだけのものか
3.これからやるべきことは何か

すべての書類は目的を明確にする1行から始まる、ということです。企画書であれば、企画のタイトルのあと、すぐに「目的」があります

◆無駄な活動をなくすための2つの質問
「この活動の目的は何か?」
「その目的は正しいのか?」

P&Gでは 商品の機能、色、香り、パッケージデザイン、広告のアイデア、ウェブサイトの情報など、消費者に接するすべての項目において、常に消費者が何を求めているかを基準に、どうするかを決めます。上司の私見ではなく、消費者のデータによる判断。それがP&Gの成功を支えているのです

年間の消費者調査への投資は3億5000万ドル

社会的価値のある情報の提供活動は、社外の多くの協力者を呼び込みます

P&G社内のイントラネットを見れば、常に「目的」がまず初めにでてきます。CEOが定期的に送る社員へのメッセージは、常に「暮らしをより良いものにする」ことがP&Gの目的であると、確認することから始まります。社内の通路や会議室の壁にはそれがポスターとって掲げられています。社員に配られる手帳にも、もちろんそのことが記述されています

広告表現に関してもP&Gは、世界中のとくに厳しいスタンダードに合わせて独自の社内基準を設定していることがあります。たとえば、「新発売」という言葉をどんな時に使っていいかという判断基準です

「良い上司になるためには、部下に対してDemandとCareができることが必要だ」

他国の成功モデルを活かすということは、イノベーションを重んじる組織であればこそ、とくに強調する必要があります

P&Gはまるで「学会」のように知識を集積する

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『P&G式伝える技術 徹底する力』高田誠・著 朝日新聞出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022733748

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◆目次◆

第1章 「伝える技術」で、「考える技術」を学ぶ
第2章 上司ではなく消費者がボス
第3章 全世界13万人の社員に「目的」を浸透させる
第4章 グローバルなコミュニケーションノウハウ
第5章 なぜ170年以上も成長を続けられたのか

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『図解工場のしくみが面白いほどわかる本』石川和幸・著 vol.2372


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【これは優れモノ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806139106
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みなさんご存知のように、日本は世界に誇るモノ作り大国。

でも、メーカーにお勤めの方でない限り、工場の生産の実態はなかなか知る機会がないもの。

仮に工場で働いていたとしても、作るモノが異なれば、その工程についてはわからないことが多いのではないでしょうか。

本日ご紹介する一冊は、工場現場改善コンサルタントの石川和幸さんが、さまざまな製品を作る工場の工程とそれぞれの工程で必要となるノウハウやうんちくをまとめた一冊。

メーカー以外で働く方にとっては、メーカーの仕事の実際を知る、じつにいい入門書だと思います。

営業やマーケティング、購買、経理などに携わる方は、自分たちの仕事の責任を感じるうえでも、読んでおくといいでしょう。

図や写真入りで、じつに丁寧に解説しているので、じつにわかりやすい。

また、トピックについても、「マヨネーズができるまで」「電子ピアノができるまで」「カップめんができるまで」といったわかりやすいトピックから始まり、「鋼板・バンパー」「薬(錠剤)」などのトピックに展開していくので入りやすい。

さらには、需要予測と販売計画、原価計画などの基本もカバーしているので、教養として、ぜひ押さえておくといいでしょう。

入門レベルの本ではありますが、これはおすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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マヨネーズを充填したら、口部に残った空気を窒素に置き換えます。これは、原材料の植物油が空気に触れると酸化し風味が落ちるので、それを防ぐためです。フタにも、酸素を通さないアルミシールを使用します

キユーピーグループでは、年に23万トンも卵を使っています(日本で生産される卵の約1割)。それだけ大量に使うため、毎分約600個もの卵を割る専用の機械を開発しました。早いだけでなく、自動で卵黄だけを取り出す優れものです

1分間に最大660個のカップヌードルが作られる

◆鋼板を作る工程
1.精錬:鉄を取り出す
2.製鋼:不純物を取り除く
3.鋳造:利用しやすい形にする
4.圧延:用途に応じた形にする
5.巻き取り:コイルにする

◆ボディを作る工程
1.材料切断
2.プレス加工
3.ボディ溶接
4.塗装

◆薬(錠剤)ができるまで
1.秤量工程
2.混合・造粒工程
3.乾燥・篩過工程
4.打錠工程

工場は、計画と実行と評価業務でPDCAが一回りする

ノックダウン工場は、完成品の輸入関税が高い国に対する対応策としてとられる手法でもあります。製品で輸出(現地にとっては輸入)すると高額な関税が取られますが、部品で輸出して関税を安くし、かつ現地組み立てにより現地に雇用を生み出せば、お互いにハッピ
ーです

測定できないものは改善できない

標準原価と実際原価の原価差額を把握し、その内訳となる単価差異・数量差異や賃率差異・時間差異を分析し、原因を解明して対策を練る

多品種少量生産の現在、単能工ばかりでは、効率が悪い生産形態になってしまう

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『図解工場のしくみが面白いほどわかる本』石川和幸・著 中経出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806139106

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◆目次◆

1章 工場のしくみ
2章 工場とは何か
3章 見込生産の仕事の流れ
4章 個別受注生産の仕事の流れ
5章 新製品開発の仕事の流れ
6章 お金の流れを見る原価計算
7章 工場を支える情報の流れと情報システム
8章 効率化するいろいろな手法
9章 これからの工場

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『フェイスブック 若き天才の野望』 デビッド・カークパトリック・著 vol.2371


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【祝・映画公開】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248372
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フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグを取り上げた映画、「ソーシャルネットワーク」がいよいよ公開されましたね。

興行成績は、なんと公開2日間で初登場1位。現地時間16日には、作品賞、監督賞を含むゴールデングローブ賞4部門を受賞したそうです。(新宿ピカデリーにも、急遽作ったと思しき張り紙がしてありました)

土井は既に試写会で観ていますが、起業家の「狂気」を描いた、じつに刺激的な作品だと思います。ぜひ観てみてください。

さて、本日ご紹介するのは、この「フェイスブック」の思想や動向を、フォーチュン誌のテクノロジー担当主任、デビッド・カークパトリックが取材してまとめた一冊。

以前ご紹介した『facebookフェイスブック』と比べると、『facebookフェイスブック』は、どちらかというと起業物語中心、こちらは起業物語+ビジネスのヒント。

※参考:『facebookフェイスブック』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903853853

優れたノンフィクションであると同時に、取材者の冷静な分析と、ビジネスにおける同サービスの意味・意義が説かれた、読み応えある一冊だと思います。

2011年は、昨年までの閉塞感を乗り越え、新たなアクションを取る時期だと思いますが、このザッカーバーグの成長物語を読むことで、事業への意欲が湧くこと、間違いなしです。

お金ではなく、自らの夢や使命に生きること。

前向きな生き方を志向する人に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「われわれの会社はガスや水道と同様の公益事業です」

「ぼくは会社を経営したいわけじゃないんです。ぼくにとってビジネスというのは、ぼくの考える目標を達成するための手段に過ぎません」

フェイスブックの独立を維持するために、ザッカーバーグは会社を彼の理想、人格、価値観で染め上げた

ザッカーバーグの3人のルームメイトのひとり、ダスティン・モスコヴィッツは回想する。「彼はあのホワイトボードが大好きだったね。彼はどんなアイデアでも―わかり切ったことでもいちいち図に描いてみないと気がすまないんだ」

彼はある意味、非常に頑固で騒ぎを起こすのが好きな気質だ。何かをする前にいちいち許可を取ることを嫌った

「つくると約束しながら当局がいつまでも『電子版フェイスブック』がつくれなかった理由は、情報の内容に関して法的トラブルが起きるのが心配だったからだ。マークはそれならユーザー自身に自分の情報をアップロードさせればいいじゃないかと思いついたわけだ」(同級生のひとりの回想)

「非常に優れたリーダーというものは、特にスタートアップの場合、どこでノーと言うべきかを知っている。明確なビジョンを描いて全員をそれに向けて鼓舞していくことも重要だ。しかし限界を知っていなければならない。特にプロダクトについては、無謀に手を広げ過ぎないようにすることが、重要だ」(パーカー)

オーカットが行った草の根、クチコミによるキャンペーンは、アメリカよりも、なぜかブラジルの若者の想像力に強く訴えるものがあったようだ。この成功のためにオーカットは、ブラジルあるいはポルトガル語のサービスであるという雰囲気を帯びることになった。逆にアメリカのユーザーは次第に離れていった

「辞めるなんてとんでもない間違いだ。一生後悔するぞ。ザ・フェイスブックはすぐにものすごい会社になるんだ! ビデオサイトなんて掃いて捨てるほどあるじゃないか。しかし、言うことを聞かずにチェンはザ・フェイスブックを去ってビデオ・サービスを立ち上げた。それがユーチューブだった

アンドリーセンはザッカーバーグを「働かない人間がいたら、ためらわず更迭するのはCEOの仕事だ」と励ました

フェイスブックがつくったのは、実質的に友人の情報を「定期購読」する手段だった

プラットフォームをつくることで、一介のソフトウェア会社が自社製品に依存するパートナー群からなるエコシステムの中核となれる

情報共有の手段を改良するだけで人々の人生を変えることができる

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『フェイスブック 若き天才の野望』デビッド・カークパトリック・著 日経BP社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248372

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◆目次◆

プロローグ
第1章 すべての始まり
第2章 パロアルト
第3章 フェイスブック以前
第4章 2004年、秋
第5章 投資家
第6章 本物の企業へ
第7章 2005年、秋
第8章 CEOの試練
第9章 2006年
第10章 プライバシー
第11章 プラットフォーム
第12章 150億ドル
第13章 金を稼ぐ
第14章 フェイスブックと世界
第15章 世界の仕組みを変える
第16章 フェイスブックの進化
第17章 未来へ
あとがき
謝辞
本書の取材について
訳者あとがき 滑川海彦
解説 小林弘人
参考書籍
参考文献

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『ツキを呼ぶ言葉』桜井章一・著  vol.2370


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【人生の見方が変わる名言集】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048850865
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かつて、ジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』という本がベストセラーになりましたが、この「原因と結果」において大事なのは、「結果」ではなく、「原因」に目を向けること。

※参考:『「原因」と「結果」の法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763195093

われわれは、調子のいい時も悪い時も、「結果」ばかりに目を向けがちですが、実際に人間が影響を与えられるのは「原因」の方。

つまり、たとえ調子が良くても「原因」をいじっていない時は、将来もたらされる「結果」は危ない。

逆に、今は悪くても、着実に「原因」を積み重ねていれば、未来の「結果」は明るいものになるのです。

やはり、勝負で勝とうと思ったら、物事の本質、つまり光の当たらない真実に目を向けること。

そういう意味で役立つのが、本日の一冊。

伝説の雀鬼、桜井章一さんによる『ツキを呼ぶ言葉』です。

20年間無敗の著者が、数多くの勝負から培った教訓がコンパクトにまとめられており、じつに重宝する内容です。

・複雑化した知識が持つ価値を疑うこと
・善を教える道徳より、「卑怯」という悪を教えたほうが、よほど効果がある
・敗北の99%は自滅である

物事の本質をとらえた著者の言葉は、読者の物事の見方、考え方に、きっと強烈な影響を与えるはず。

とがった言葉が多く、読んでいてじつに刺激的な内容です。

ぜひ、読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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登山においては、上るときだけがプラスの意味を持っているのだろうか。下りも上りと同じように山を楽しむことに変わりない

生きる姿勢としては上りのときこそ身を屈め、下りのときこそ胸を張ったほうがいい

力の入った努力はどこかで必ず壊れる。「力が入っているな」と思ったときは自分を疑ったほうがいいのである

今度、はない

複雑化した知識が持つ価値を疑うこと

定まったものを追求するのが知識であり、定まらないものをつかむのが智恵である

得ることの裏には必ず失うものがある。得ることに気持ちが囚われていると、そのことに気づかない

つくられたものは壊れやすく、またそれに囲まれた生活は豊かなようでじつは味気がない。だからこそ、人間らしい深い呼吸をしようと思えば、そこに「生む」という感覚を滑り込ませることが必要になってくるのである

人の本心は知ろうとしなくてもいい

嫉妬や怒り、憎しみといったマイナスの感情が愛する相手に起こるのも、愛が所有欲であることの証だろう

学校の授業なんかでは、善を教える道徳より、「卑怯」という悪を教えたほうが、よほど効果がある

根は光が当たらない部分。根に暗い部分があるのは当たり前だ

人は生きていることがすでに誰かに迷惑をかけているのである

いっぱいいっぱいに入れないで、せめて半分くらいは空けておきたい。十分空いていれば、風通しもいいだろうし、いろいろなものが自由に出入りできて気分も清々しい。そんな空っぽ感覚を大事にしたい

社交辞令を言われて喜ぶ豚になるな

デキる人は、取引先や客から頼まれたことをそう言われる前に済ませている

敗北の99%は自滅である

間違った悪い流れのときにそれに合わせて悪い手を打ってしまうと、そのときはよくても、その次に正しい流れが来たときに合わせられなくなってしまう

不調こそ、我が実力なり

すべてを始まりにすれば、終わったことはチャラになる

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『ツキを呼ぶ言葉』桜井章一・著 角川書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048850865

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◆目次◆

東の章 放つ
南の章 回す
西の章 抜く
北の章 射る

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『「口説く」人は必ず心を開く』つんく♂ vol.2369


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【つんく♂流 口説く技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4905042070
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本日の一冊は、「シャ乱Q」のヴォーカリストとして4曲のミリオンセラーを記録、「モーニング娘。」の大ヒットにより、プロデューサーとしても成功を収めたつんく♂氏が、「口説く」技術を指南した一冊。

ベストセラーとなった前著『一番になる人』でも述べられていたように、氏はデビュー当初、自ら自分たちの音楽を売り込み、集客にも奔走していた人物。

※参考:『一番になる人』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763198203

現在は、エンターテインメントプロデューサーということで、仕事がら人を口説くのは日常茶飯事だと思います。

本書は、そんな口説きの達人、つんく♂氏が、口説くための心構えから手順、トークまでを語った一冊。

自信を持つための自分の口説き方にはじまり、作品パワーを高めるためのトーク、大物を動かす方法など、実践的かつ具体的な話が紹介されています。

自分が試していないものをどうやって売るか、イメージが共有できていないとき、どうやって説明するかといった細かい話も入っており、ビジネスの現場でも役立つ話が満載です。

何のビジネスをするにしろ、大きな仕事をしようと思ったら、人の協力が必要不可欠。

だからこそ「口説く技術」は、すべてのビジネスパーソンに必須のスキルなのです。

編集が粗いのが少々残念ですが、カリスマプロデューサーの「口説く技術」、ぜひこの一冊で学んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分の音楽をたくさんの人に聴いてもらいたいと思ったら、ファンになってくれそうな人を見つけて、自分から口説いていく努力が必要

結構有名な男優や女優でも、「今回の映画の役柄には始めてチャレンジしたんで、最初自信なかったんですよね。案の定リハーサルから難しい事ばかりで、最後まで監督の言われるままに動いただけなので、もう、本当監督さまさまなんです」とか、なんちゅうか日本的な謙虚ってやつなんでしょうが、作品パワーが弱るようなそんなプロモーショントークな人が多い

口説くときに必要なものは「信念」です。相手を口説き落としたいと思ったら、自分が迷ったらいけません。そして商品を愛してなければなりません

だってその店で働くって決めたのは絶対に自分だからです。たとえ誰かに頼まれて入った店であっても、最終的に入社を決めたのは自分のはずです(中略)そのときの自分の決心を、その後にまた誰かのせいにするのはズルいと思います。自分を口説けていない証拠です

人を口説くときには、損得の“損”を前提にするくらいの覚悟がちょうどいいと思います。見返りを求めてはいけません

相手は自分の時間を損して会ってくれるわけですから、すでに借りた状態で始まっている

ガードを固めることよりも、危険な相手が近寄ってこないように、自分を高め同じように志の高い仲間に囲まれて楽しく生きていくのが一番!

「うちの商品はいいものだ」と従業員に思い込ませることも、経営者として大事なこと

お客さんはみんな気持ちよく口説かれたいと思っている

お客さんは、ほしいと思っているものを見ているものです。お客さんの視線の先を見れば、お客さんが必要としているものがわかるんです

食べていないものは正直に、「まだ食べてへんねん。初物にはまだ手がでませんわ」と答えます。そして、「でも毎年信用出来る仕入れ先のとこのやから、絶対間違いないで」と、ちゃんと他に理由があることを説明すればいいのです

面倒なタイプは避けたくなってしまうものなのですが、それでも受け入れないといけないのが人生

実績がなければ、いくら言葉で説得しようとしても、重みがありません。実績を作り、説得力を持たせることもひとつの「口説き」

イメージを共有できないのであれば、手本を見せる

大物を動かすには「メリット」と「情熱」

「反省はするけれど、後悔はしない」これは僕の哲学でもあります

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『「口説く」人は必ず心を開く』つんく♂ 青志社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4905042070

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◆目次◆

序章 「口説く」人になれ!
第1章 「口説き」とは対面コミュニケーションの最大の武器!
第2章 コミュニケーションを円滑にする「口説き」術
第3章 仲間や顧客を増やす「口説き」術
第4章 自信と勇気を与える「口説き」術
第5章 部下やパートナーを動かす「口説き」術
第6章 自分のモチベーションを高める「口説き」術
終章 この本も口説かれて作られた

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『あの社員はなぜNo.1なのか』井上健二 vol.2368


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【この5人、すごすぎる。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838721382
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「伝説の社員」と言えば、どの会社にも、必ずバケモノ級の「伝説の社員」がいるもの。マインドもスキルも半端じゃなく、常人では想像もつかない大きな成果をあげてくる、そんな社員です。

本日ご紹介する一冊は、そんな「伝説の社員」を5名、まとめて紹介した一冊。

1日で4900万円売ったという、高島屋MD本部呉服ディビジョンディビジョン長の池田喜政さん、1200万円のネックレスを2回も売ったユナイテッドアローズクロムハーツトーキョー・武井法香さん、国内外のVIPから絶大な信頼を集めるハイヤードライバーの岩楯幸男さん…。

いずれも常識では考えられないほどの努力と創意工夫で、とてつもないパフォーマンスを出していることが、よくわかります。

インタビューされた人によって内容の濃さには違いがありますが、池田喜政さん、武井法香さん、岩楯幸男さんあたりは、ぜひ読んでいただきたいと思います。

詳しくは、以下の赤ペンチェックをチェック!です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「結局110組いらして、そのうち105組に買っていただいた。この1日で売り上げは4900万円。それまで夏に行っていた早期受注会の売り上げは毎年700万円程度でしたから、一気に7倍近い売り上げを達成してしまった。それからは他社も含めて、振袖の早期受注会は半年前倒しで冬に行うようになりました」

「高卒の自分と大卒の先輩を比べると社会常識の点でも差があるし、着物に対する情報量でも差がありました。それを埋めるために、長期の休みのたびに京都に通い、この目で着物がどうやって生まれるかを確かめようと思ったのです」思い切って呉服部長に事情を話すと「これを持っていけ」と数枚の名刺を渡してくれた

歴史的意義のある文化財だから、万一のことがあったら取り返しがつかない。担当者は渋って首を縦に振らない。そこで池田は横浜高島屋の部長に事情を話して、次の部内旅行を大磯プリンスホテルでやってもらう算段をつけた。総勢200人からの予約が入るとなると、向こうもさすがに断れない。旧吉田邸で行われた大脇の展示会は盛況のうちに無事終わった

雪の日は焦ってインターフォンを押すな。傘を畳め。そして30秒待て。頭の上に雪がうっすら積もったら、それからインターフォンを押すんだ。若いセールスに、池田はそう教えた

<株式会社高島屋MD本部呉服ディビジョン ディビジョン長・池田喜政>

武井は、顧客第一主義だからこそ、ときに「ノー」と言うことを恐れない。お客がほしいと望んだものを、あえて売らないこともある。3万円と10万円のリングがある。デザインも質感も大好きだから、本当は10万円のリングを買いたい。けれど、予算的に辛いので、今回は3万円のリングにする。そういうお客には、会話から何を本当に望んでいるのかを探り出し、いまは我慢して10万円のリングが買えるまで待ちましょう、と提案する場合もある

<株式会社ユナイテッドアローズクロムハーツトーキョー・武井法香>

技を磨くために、岩楯は一案を講じた。茶托にピンポン球を乗せ、ダッシュボードの平らな場所に置く。そのピンポン球が茶托から落ちないようなアクセルワーク、ブレーキングを身につけたのだ

(乗客が)経済紙を読み始めたら、パサッ、パサッと紙面をめくる音をカウントし、手を止めて熟読したページを記憶する。降車後、残された新聞で当該のページを開いて、顧客が仕事柄興味を持ちそうなテーマをピックアップ。翌日の乗車時までに、関連する記事が載っている経済専門誌を用意したこともある

「経営者にいちばん大事なのは時間である」
「ハイヤーは時間を作る車でなくてはならない」

<日本交通株式会社総合営業部マネージャー・岩楯幸男>

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『あの社員はなぜNo.1なのか』井上健二 マガジンハウス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838721382

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◆目次◆

Chapter1 20年で市場規模5分の1。危機に瀕する着物業界で売り
場を拡大させる男。
Chapter2 53歳で販売員の道へ。2200人の頂点に立つ、セールスマスター。
Chapter3 リーマン・ショックの最中、販売最高記録を樹立。日本
一アウディを売る男。
Chapter4 15坪の小さな街の本屋を日本一に変えた顧客の心を掴む書店員。
Chapter5 国内外のVIPたちから絶大な信頼を集めるハイヤードライバー。

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『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』岡田充弘 vol.2367


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【これなら社長がいなくても回る!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756914276
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本日、紀伊國屋書店新宿店を訪れた際、思わず目に留まって衝動的に買ってしまったのがこの一冊。

『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756914276

たくさんビジネス書を読んだ方であれば、一度は、「社長がいなくても回る組織がいい組織」「自分がいなくても経営が回る状態を作るのが社長の仕事である」などといった言葉を目にしたことがあるはず。

中小企業の歴史は、おそらく多くの場合、権限委譲と闘い、敗れ去っていく歴史だと思いますが、この一冊があれば大丈夫、と信じたい。

なぜなら本書は、権限委譲したい社長が、何をすればいいのか、詳細に書いてくれているから。

「役割」と「権限」を明らかにすること、チームメンバーの仕事量を把握することといった基本から、KPI(業績評価指標)情報を担当メンバーからリーダーへメールで送らせる、マルチロールシステムで役割をときどき入れ替えるなどといった応用編、さらには、「ITインフラ」に思い切って投資する、評価をガラス張りにするなどといった高等技術まで、じつに丁寧に説明しています。

著者の会社で実際に行っているやり方を実例として紹介しているので、実際にチーム運営されている方であれば、ピンと来るに違いありません。

土井もいくつか、早速やってみたいことがありました。

中小企業の経営者や、マネジメント職の方は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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チームをさらに高い次元に引き上げるためにも、リーダーはより多くの時間を対外的な「関係構築」や「交渉」といった付加価値の高い領域に投じるべきなのです

特に重要な資材や役務については「今お付き合いしているところがあるからもういいや」と思わず、いろいろな会社と接点を持つことによって、条件面などの交渉を有利に進めることができるようになります

リーダーが現場の仕事に入り込み過ぎると、その仕事に慣れるにつれて、現状のやり方を疑わなくなり、課題を見失ってしまう

「役割」と「権限」を明らかにすることによって、メンバーは自分が何を期待されていて、どこまでが自分の裁量で許されるのかを具体的につかむことができます

「権限」が本人の能力と比べてあまりに小さ過ぎると、その人の器をも小さくしてしまう恐れがある

あなたは自分のチーム全体の仕事量を把握していますか? よほどタフな人でない限り、人は長時間働くと集中力やモチベーションが落ちてくるものです

「管理一覧」や「KPI(業績評価指標)」の情報を担当メンバーからリーダーへ、メールで送ってもらう

マニュアル整備と判断基準の共有でリーダー不在時のトラブルに備える

マルチロールシステムで役割をときどき入れ替える

結局のところ、チーム最適を求めるということは、目の前の小さな個人最適をあきらめること

「時間を奪う要素」をオフィスから徹底排除

業務上の「人それぞれ」と「その時々」をなくせば、生産性が高まり、より大きな課題と向き合える

費用対効果の高い「ITインフラ」に思い切って投資する

強み以外の仕事をなるべく標準化し、それでも残る部分はさらにアウトソースすることによって、チームを身軽にしていく

評価をガラス張りにするだけで、メンバーは自ら成長するようになる

メンバーの報告作業が過度に膨れ上がらないように配慮

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『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』岡田充弘 明日香出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756914276

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◆目次◆

1章 「あなたがいなくても勝手に稼ぐチーム」を作る
2章 変化に負けない仕組みを作る【チーム・マネジメント】
3章 チームの生産性を高める【パフォーマンス・マネジメント】
4章 メンバーのやる気を高める【モチベーション・マネジメント】
5章 伝達効率を高める【コミュニケーション・マネジメント】
6章 会議の生産性を高める【ミーティング・マネジメント】
7章 次世代リーダーの【セルフ・マネジメント】

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『集合知の力、衆愚の罠』アラン・ブリスキン、シェリル・エリクソン、 ジョン・オット、トム・キャラナン・著 vol.2366


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【創造的集団をつくるために】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760988
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昔、土井が中学校のテニス部でキャプテンをやっていた時のこと。

3年生最後の大会、団体戦の順番をどうしようか悩んでいた時のことでした。

通常、団体戦だと「2?1?3」とか「2?3?1」とか、「1?3?2」といった並びを考えるものですが(最初と最後に強い者を置きたい心理)、どうもその日は、違う気がしていたのです。

そこで、近くにいたR君という、テニスは弱いけれど真面目な後輩に意見を求めたところ、出てきた答えが「1?2?3」。

「それは面白い!」と思って周りのレギュラーメンバーに相談したところ、「あんな下手なやつの意見を採用するんですか!」と猛反対。

結局、ベーシックなところで「2?1?3」を採用したのですが、相手は、予想もしないオーダー「1?3?2」で応戦。

驚いたことに、「1?2?3」を採用したら、おそらく勝っていたであろう並びだったのです。

結局、この大会の団体戦はボロ負け。土井は周囲の意見に惑わされたことを、深く後悔したのでした。

人間が集まるところ、知あり。しかし反対に、人間が集まるところには衆愚もまた存在しているのです。

本日ご紹介する一冊は、集団知をいかにして導くか、衆愚をいかにして防ぐかを、組織変革のプロフェッショナルたちが論じた一冊。

学術的な体裁を取りつつ、概念的、啓発的な部分が目立ちますが、組織を率いるリーダーにとっては、一読に値する書物です。

本書を読んで、いかに多くの知が衆愚のために葬り去られて来たかを知れば、懸命な組織作りを目指さずにはいられません。

集団が建設的な意見を言えるよう、リーダーに何ができるのか、本書を読んで、勉強したいところです。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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昔、年長者がコミュニティ内で尊敬を受けていた時代には、「お手本を通じて知を理解する」という方法があった

未来へのまなざしが欠落している昨今、知は機能的な価値をほぼ失っているらしい。知とは、短期と長期のバランスをとる作業、すなわち私たちの今の行動が未来にどうつながり、どんな影響をもたらすか、長期的に見通す目を持つことにほかならない

「知らない」ということこそが強みであり、表面的な答えを出す力よりも問う力のほうが大切であり、想像力とコミットメント、忍耐力、そして心を開き互いに信頼する力のほうが、長い目で見れば単なる「頭の良さ」に勝るのだ

ものごとを部分や部品に分解するのがあまりにも一般的になっているので、自分たちを結びつけているのは何なのか、考えるのを忘れてしまっている

シェイクスピアが言ったように、人は単独ではただの役者にすぎず、登場したり退場したりするだけなのだが、何か大きな存在の構成員としてであれば、重要な意味を持つ

きわめて深い意味を持つ状況で、新たな視点と高い志が生じるとき、集合知は生まれる

集団が進んでリスクを負い、「わからない」という事実を認めるとき、深い洞察力が生じやすい

皆で何かを生み出せるかどうかは、個人または小集団の「自分(自分たち)はつねに正しい」という意識を保留できるかどうかにかかっているのだ。確信を意識的に保留することで、その集団から新しいもの、たいていは予想外のものが出現する

リーダーは何らかの活動をデザインしつつ、大きなシステムの一部として他者を受け入れ、多様性を理解し、予定外の事象を受け止めることができる

人にもっとも大きな影響を与えるのは、大きなことをなす人物ではなく、私には大きなことができると思わせてくれる人物だ

◆衆愚を呼ぶふたつの動き
1.分断と細分化:「身内ではない」「私には関係ない」
2.いつわりの合意、見せかけの団結

衆愚は、多くの場合、何らかの形での不安に根ざしている

創発はエネルギーだ。何かを作り出し、変化させ、生み出し、具体化する力だ。そのエネルギーが世界の「弱さ」や「苦しみ」に寄り添ったとき、創造は愛という形をとる

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『集合知の力、衆愚の罠』アラン・ブリスキン、シェリル・エリクソン、ジョン・オット、トム・キャラナン・著 英治出版
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◆目次◆

序 章 集合と知が変化を生む
第1章 集合知とは何か
第2章 集合知の出現を促すには
第3章 異なる世界観を生きる
第4章 集団を愚かにするもの
第5章 極性化した集団の悲劇
第6章 合意の幻想
第7章 無限の共創力
第8章 集合知を呼ぶ意識
終 章 誰もが必要とされている

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