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『メディアと広報』


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【取材する側とされる側】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488335184X

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本日の一冊は、読売新聞で20年間記者を務め、その後ヴェルディ川崎、プランタン銀座の広報を歴任したという異色の経歴の持ち主が、取材する側とされる側、両方の立場からPRを論じた一冊。

新聞、テレビ、雑誌の露出件数が年に3千件を超すというプランタン銀座の広報の裏側や、記者として体験したまずい企業広報の例、危機対応の際のポイントなど、広報の実際を知るのに有効な具体例がいくつも載っています。

ヴェルディ川崎時代、フランスワールドカップに出場できなかった
カズを成田空港で出迎え、記者会見の司会をした話や、山一證券廃
業の際の幻のスクープなど、エピソードも興味深く読むことができます。

網羅的な本ではないので、広報マニュアルを望む人には不適ですが、
新聞記者の考え方や広報に求められる心構えなど、PRにおいても
っとも大切な要素が含まれた一冊です。

企業のPR担当はもちろん、経営者、記者にもぜひ読んでいただき
たい一冊です。

やはり何事も相手の立場に立ってみると、本質が見えてくるものですね。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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スポーツ新聞は新聞というより、テレビカメラの取材と同じだと心がける

お菓子売り場を紹介する番組の企画は、テレビ局の社員や番組を請
け負ったプロダクションがするが、どれを選ぶかのデータは、専門
の調査会社があるという。いつも売り場をうろうろし、面白い食材、
変わったお菓子があるか、調べているのだという

リークとわかった特ダネでは、記者はまったく評価されない。相手
はその会社に対して、リークするのであって、記者個人ではないからだ

一社に対して、「リーク」(売り込み)が成功しても、それ以外の
ライバル関係にある媒体には、それ以後「売り込みで媒体を選んで
いる会社」と先入観で見られることになる

こうしたネタもとはそれぞれの担当局面で存在し、すでにふたケタ
になっている。最初は取材や情報交換が目的でも、やがて、会って
話すだけが目的になることが長続きの理由である

人間誰しも立場で会うのだが、立場を超えたところに、本当の付き
合いが始まる

新製品だけではなく、自社の経営方針の変遷や業界の見通しなどを
話していれば、今度はどんな話が出るか、と期待して記者はやって
くる。取材するネタがないと思ってもだ。そのためには業界展望や
他業界も含め、日本経済全体や世界経済まで、自社から見た分析や
見通しをいつも勉強するべきであろう

02年7月、プランタン銀座取締役広報担当として着任して驚いた。
女性広報が、テレビや新聞の担当者から電話を受ける。取材申し込
みと確認すると、電話を保留したまま、すぐ内線で売り場に連絡。
空いている日を見つけ、取材日を決めて保留を解除、相手側に取材
日を伝える。取材側は、一本の電話で取材が決定できるのだ。どん
なことでも、まずプランタン銀座に電話したくなる。なるほど、新
聞、テレビ、雑誌の露出件数が年に3000件の秘密はこれかと感心した

広報が日常的に巡回しようとしても、どうしても売り込もうという
ニュースネタが多いところに集中する。しかし、思わぬ不祥事や事
件事故などは、目立たないところが発生元になる

夜遅く取材に訪れた記者を追い返すのは、広報チャンスを失うとと
もに、感情的には反感さえ持たれる

会社が大事か、社長が大事か 勇気ある広報は会社をとる

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『メディアと広報』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488335184X
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 第一章 メディアによってこんなに違う 取材のしかた
┃ 第二章 誰も教えてくれない 広報パーソンの心得
┃ 第三章 インターネット時代の広報の仕事
┃ 第四章 次は我が身! 危機管理はできてますか
┃ 第五章 トップ広報と夜回り取材
┃ 第六章 まだまだあります 広報の仕事
┃ 第七章 大学・役所・メディアの広報はちょっと特殊
┃ おわりに
┃ 
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『ワインバーグの文章読本』


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【あのワインバーグが文章指南?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798111228

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本日の一冊は、ソフトウェア開発の権威として、また『ライト、ついてますか』『コンサルタントの秘密』などの名著で知られる著者、ジェラルド・M・ワインバーグが、その文章の書き方を公開した一冊。

※参考:『ライト、ついてますか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320023684/

※参考:『コンサルタントの秘密』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320025377/

ワインバーグの名前は、ビジネスの世界ではあまり知られていませ
んが、著書のなかにはビジネスに役立つ要素が満載です。

特に、コンサルタントとして生計を立てている人にとっては、上記
の2冊はアイデアの宝庫です。

ワインバーグはあくまでコンサルタントですが、そのユーモラスで
本質を突いた文章は一定のファンの心を確実につかまえています。

本書は、これまでに執筆した論文が400本、著作が40冊という著者
の書き方のエッセンスを、余すところなく収めた一冊。

ユーモラスなエピソードと書き方の原則、適宜登場するエクササイ
ズが、読者の書く力を高めてくれる、そんな一冊です。なかでも、
まずい文章をセルフチェックするためのチェックリストは参考にな
りました。

書き方の本はそれこそ星の数ほどありますが、本書はどちらかとい
うとコンサルタントやビジネス書著者におすすめの本。

コンサルタントとして生計を立てていきたい方には必読の一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ビル・ガフニー先生は文章を書くことについて一番大切なことを教
えてくれたのだった。
「興味のないことについて書こうと思うな」
それまでの学校は、違うことを教えようとしていた。
「知っていることについて書きなさい」
これまでの人生の中で何度となくこのルールを破ってきた。それど
ころか、たいてい文章を書こうと思うのは、自分の知らない何かが
あるからだ。わたしにとって、ある題材について書くことは、それ
について知る最良の手段である。だいいち興味がなければ、知りた
いと思うはずもない

頭のいい人が幸せになる方法のひとつは、自己を表現することであ
る。頭の中の広大な空間に雑然と渦巻いている思考や感情を世界に
向かって吐きだすことである

誰かの指示に従って文章を書くときは、与えられた課題を受け入れ、
知性と創造力を使ってそれを変えることだ

自然石の壁は、コンクリートブロックやレンガのような単一の素材
ではできていない。自然石、すなわち野山にあるような大きさも色
も手ざわりも形も密度もばらばらな石でできている。本当によくで
きたフィクション作品とはそのようなものではないだろうか?

問題はアイデアの数ではない。アイデアの数に対する書き手の反応である

すぐれた文章を書くためのカギは、石に対する人間の感情的反応である

相手のことを知っていれば、引き金を仕掛けるのはたやすい

読者のあたりまえの体験を侮っている作家はかならず失敗する

多くの人に届かせたいなら、万人に共通の引き金を使わなければ
ならない

自分の書いたもののせいで愛されなくなるのではないかとおそれ
るなら、自分の文章は誰にも見せる必要がないことを思い出すといい

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『ワインバーグの文章読本』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798111228
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┃▼目次▼
┃ 
┃ 日本語版によせて
┃ 第1章 文章を書くために一番大切なこと
┃ 第2章 自然石構築法の概要
┃ 第3章 スランプをなくす
┃ 第4章 自然石を集める
┃ 第5章 文献の石を再利用する
┃ 第6章 安全に石を盗む
┃ 第7章 収集に役立つ道具
┃ 第8章 記憶から自然石を集める
┃ 第9章 使えない石を捨てる
┃ 第10章 捨てる石の選び方
┃ 第11章 文章を一割けずる
┃ 第12章 石を並べ始める
┃ 第13章 自然石ソリティアでアウトラインを作る
┃ 第14章 作業空間をととのえる
┃ 第15章 気がすむまで動き続ける
┃ 第16章 潜在意識をはたらかせる
┃ 第17章 石を成形する
┃ 第18章 すきまを埋める
┃ 第19章 いつ終えるべきか
┃ 第20章 完成したあとは?
┃ 参考文献
┃ 訳者あとがき
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『労働法のキモが2時間でわかる本』


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【労働法のキモ?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534043090

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本日の一冊は、社会保険労務士の石井孝治さんが、新人OLナナと労基法無視社長のやり取りを通じて、労働法のキモとなる部分をわかりやすく解説した一冊。

先日ご紹介した萩原京二さんの『職場の法律知識を学ぶ!』がマネジメント全般向けだとすれば、こちらは完全に経営者を意識して作られています。

※参考:『職場の法律知識を学ぶ!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595913/

内容的には、募集・採用のルールから、労働契約のルール、労働時
間、休憩、有給休暇、解雇まで、経営者が知っておくべき労働法の
エッセンスが、過不足なく盛り込まれており、なかなか便利。

「2時間でわかる本」と言うだけあり、とても読みやすい本で、手
っ取り早くエッセンスを知りたい人にはおすすめの一冊です。

職場で大切なのは、あくまで人間関係や労働環境ですが、最低限の
権利・義務を明確にするために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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使用者は、労働契約を結ぶ際に、労働者に対して賃金や労働時間等
の労働条件を明示しなければならない

求人票や就職情報誌に掲載されている求人情報は、あくまで目安に
過ぎない

試用期間中といっても、労働保険や社会保険に加入しないのは違法

◆休憩時間の3つのルール
1.休憩時間は、自由に利用させなければならない
2.休憩時間は、労働時間の途中に与えなければならない
3.休憩時間は、一斉に与えなければならない

就業規則に『拘束時間中のギャンブルは禁止』と定めていれば、服
務規定に違反することになるから、パチンコはNGだね。実際にそ
ういう規則のある会社もあるし、なかには、休憩時間中に怪しい団
体への勧誘やビラ配りを規制しているところもあるな

お昼休みの電話当番や来客当番は、『手待ち時間』に当たるね。
「手待ち時間」っていうのは、実際に業務を行なっていなくても、
いつでも使用者の指示に従って労働に従事できる状態にある時間の
こと。だから、休憩時間ではなく、労働時間とみなされるんだ

使用者は労働者に対して毎週少なくとも1回の休日を与えなければ
ならない

接待ゴルフが休日出勤と認められることは少ない

◆労働時間に関する規定が適用されない人
1.農業・水産業に従事する者
2.監督もしくは管理の地位にある者、機密の事務を取り扱う者
3.監視・断続的労働に従事する者で労働基準監督署長の許可を受けた者

入社して6か月の間、その8割以上出勤した人は10日間の有給休暇
を取得できる

いくら出来高制だといっても、労働基準法では、労働時間に応じた
保障給は支払わなければならない

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『労働法のキモが2時間でわかる本』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534043090
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 第1章 「ウチは”美人”を採用します」そんなのアリですか?
┃ 第2章 その給料、最初の話と違うじゃん…
┃ 第3章 サービス残業と持帰り残業はどちらがお得?
┃ 第4章 休憩時間にパチンコはマズイのか?
┃ 第5章 接待ゴルフや社員旅行は休日出勤になるのか?
┃ 第6章 残業が多いヤツは管理職にしてしまえ!?
┃ 第7章 釣り三昧のハマちゃんがクビにならない理由
┃ 第8章 ウチの会社は「完全歩合給」ですけど何か?
┃ 第9章 労働基準法は女性の味方!?
┃ 第10章 社長が金庫にしまう秘密のモノ
┃ 第11章 「クビだ!」と言ったら負けのルール
┃ 第12章 労働Gメンは、窓の灯をチェックする
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『文章のみがき方』


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【「天声人語」著者の注目作】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004310954

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本日の一冊は、かつて朝日新聞の人気コーナー「天声人語」の執筆を担当し、多くの読者を魅了した辰濃和男さんが、文章の磨き方を指南した注目の一冊です。

ロングセラーとなっている『文章の書き方』の姉妹編にあたる本のようですが、個人的にはこちらの方がずっと気に入りました。

※参考:『文章の書き方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004303281/

夏目漱石から向田邦子、村上春樹まで、日本の名立たる作家たちの
名文を紐解き、そこから書き手の哲学や知恵を抜き出しています。

紋切型の言葉を使わない、細密なところをおろそかにしない、抑え
ることによって文章にはかえって力が加わるなど、貴重な教訓がい
くつも散りばめられています。

なかでも参考になったのは、比喩力の磨き方と、五感をはたらかせ
ながら表現することの大切さ。

普段ビジネス書にどっぷり浸かっていると、描写や比喩が疎かにな
りがちなので、じつにいい教訓となりました。

本書を読んで、作家たちがいかに表現に腐心しているかを知ると、
それだけで読書の楽しみが増します。

文章力をアップしたい方はもちろん、読書を愛するすべての方に読
んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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紋切型の言葉を使わないということは、紋切型の発想を戒める、と
いうことでもあり、これは、いい文章を書くための基本中の基本

◆現場を書くうえで大切なこと
1.視覚だけではなく、嗅覚、聴覚、触覚、味覚など全感覚を鋭く
  はたらかせて書く
2.現場での「驚き」が伝わってくるような文章を書きたい。ただ、
  その思いが強すぎて、過大な表現になってはいけない
3.細密な描写を心がける
4.現場では、人の見ないものを見る努力をすること

「文章を学ばうとする人々は、文章を稽古すると同時に、先づ思想
を養ふことが大切である。では、その思想を養ふには何うしたら好
いかと言へば、実際に触れることゝ、読書することである」(夏目漱石)

「作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれに
でもわかる文章で書くということだけなんですね」(井上ひさし)

「気のきいた文章を書くてっとり早い秘訣は『自分がピエロになる。
自分の欠点を情容赦なく書く』である。逆に読み手の強い反感を買
うのは『自分の欠点を書いたようでいて、実は自慢話になっている』
である」(姫野カオルコ)

単純化された言葉は強く人の胸に響きます。それだけに、単純化は、
間違った方向へ人びとの思いを導くものであってはならず、また、
それを受け取る側はその言葉のもつ力を十二分に吟味する力を持た
なければなりません

説得力のある文章を書くには、細密なところをおろそかにしてはい
けない。細密なこと、些細なことをいきいきと書いた文章からは作
者の意気ごみが伝わってきます

抑えることによって文章の力は失せるのではなく、かえって力が加
わるのです

「長い間、ものを書くことを職とした体験から、確信をもっていえ
る。形容詞の多すぎる言葉は信用しないほうがいい」(むのたけじ)

だれかが使った比喩をそのまままねしてはいけない。とくにそれが
すぐれた比喩であればあるほど、まねをしてはいけない

対象を突き放す厳しさと、包み込む温かさと、なんとしてもその現
実を後世の人に伝えたいという志と、その三つの思いの深さが溶け
あったとき、人の心に響く言葉が生まれる

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『文章のみがき方』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004310954
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ まえがき
┃ I 基本的なことを、いくつか
┃ II さあ、書こう
┃ III 推敲する
┃ IV 文章修業のために
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『人生が変わる習慣』


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【心に喝!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595883

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本日の一冊は、西洋哲学、東洋哲学に詳しい著述家のアンソニー・バーグランドが、人生を豊かにする考え方を示した自己啓発書。

トーマス・エジソン、ベンジャミン・ディズレーリ、ウィンストン・チャーチルなどの有名人の言葉や、中国古典からの引用をもとに、自己を戒め、人生で成功するための考え方を説いています。

およそ人間の悩みのすべては、人間関係や自己管理の問題である、と言っても過言ではないと思いますが、本書はまさにそこの問題にメスを入れています。

心に情熱の火を灯すための考え方、嫉妬や傲慢を戒めるための考え
方、困難にくじけず、全身を続けるための言葉…。

いずれも、いわゆる名言と言われるものばかりで、読んでいるだけ
で前向きな気持ちに変わってきます。

年末の忙しさもこれからが本番。困難を乗り切るためにも、ぜひ読
んで元気になってください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「私は何も発明していない。私の夢が発明をしてくれたのだ」
(トーマス・エジソン)

他人の活躍を見て一夜で成功したものと錯覚し、自分もそうなりた
いと思うかもしれません。しかし、その人が誰も見ていないところ
で地道な基礎固めをしてきたことに思いをはせてください

「人間は自分の思考より高いところに到達することはできない」
(ベンジャミン・ディズレーリ)

成功者はどんなに拒絶されてもくじけず、成功するまで何度でも挑
戦をつづけます。「拒絶を拒絶する」が彼らの信条です

世の中は批評家で満ちあふれています。だから、もし成功したいな
ら、何を言われても動じないタフな精神力が必要です。要は、批評
に対してどれだけ鈍感になれるかということです

「成功とは、情熱をなくすことなく失敗から次の失敗へと移行する
ことである」(ウィンストン・チャーチル)

「人生は小さいままでいるにはあまりにも短い」
(ベンジャミン・ディズレーリ)

「本当に幸せな人とは、奉仕する方法を探し求め、ついにそれを見
つけた人のことである」(アルベルト・シュバイツアー)

種まきと収穫の法則を知らない人は、恵まれている人をうらやみ、
「世の中は不公平だ」と文句を言います。しかし、文句を言っても
何も解決しません。恵まれている人は、あなたの知らないところで
それだけの種をまいてきたのです

嫉妬が人間を不幸にするものであるなら、それを建設的に解消する
方法を考える必要があります。ひとつの方法は、嫉妬を賞賛に変え
ることです

「愚かなまでに一貫性を保とうとするのは小人物の証しである」
(ラルフ・ウォルド・エマーソン)

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『人生が変わる習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595883
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 挑戦をつづける
┃ はじめに
┃ 第1章 夢を持つ
┃ 第2章 成功をめざす
┃ 第3章 社会に貢献する
┃ 第4章 ベストを尽くす
┃ 第5章 いい人間関係を築く
┃ 第6章 成長しつづける
┃ 第7章 あきらめない
┃ おわりに
┃ 参考文献
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『その1人が30万人を動かす!』


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【ブロガー活用の技術?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555951

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本日の一冊は、世界最大級のPR会社、フライシュマン・ヒラードのバイスプレジデントを経て、現在ブルーカレント・ジャパンの代表を務める著者が、インフルエンサー活用のノウハウを語った一冊。

これまでにこういった切り口でまとめられた本はあまりなかったため、本書は貴重な情報源と言えると思います。

著者によると、「現在、全世界で書かれているブログのうち、3分の1が日本語で書かれている」そうで、そういう意味では日本はインフルエンサーを使ったマーケティングが有効な国のように思われます。

ただ、本書で掲げられている数字を見る限り、インフルエンサーが
まだまだ既存メディアを揺るがすほどの影響力を持てていないのは事実。

カリスマブロガーの月のアクセス数十万というのも、日割にすれば
通常のメルマガレベルですし、そういう意味ではまだまだ発展途上
のPR手法だとは思います。

ただ本書は、かつてメディアPRの世界で活躍していた著者が書い
ているだけに、既存メディアのアプローチ方法やオピニオンリーダ
ーの活用方法など、参考になる部分が数多く見受けられます。

とくに、インフルエンサー・マーケティングの「7つのステップ」
や各企業の事例は、いざ実践する際には、貴重な情報です。

どんなマーケティング手法も、実践できなければ絵に描いたモチ。
そういう意味では、ノウハウ・事例ともに豊富な本書は、ためにな
る一冊だと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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消費者が商品購入の際、頼りにしている情報源は、「インターネッ
ト上の評価情報」が40%、次いで「知人・友人のクチコミ」が18%。
広告は9%にすぎない(宣伝会議調べ)

◆3つのインフルエンサー
1.マスメディア
2.プロフェッショナル・インフルエンサー
3.個人インフルエンサー

単に知名度が高いというだけではなく、その領域での活動を生業に
している、すなわち、「食べていけている」ことも大切だ。十分な
収入が得られているということは、専門性の高さを周囲から認めら
れていることの裏づけでもある

プロフェショナル・インフルエンサーの場合は、お金でこちらの意
のままに動かそうという発想は、絶対に捨て去るべきだ

◆プロフェッショナル・インフルエンサーを巻き込む方法 ※一部紹介
1.調査の監修
3.セミナーでの講演
4.イベントへの出演

インフルエンサー層の7割近くが「クチコミする」と答えたのに対
し、それ以外の層で「クチコミする」と答えたのはわずか4割

◆個人インフルエンサーを巻き込む方法 ※一部紹介
2.商品提供
3.ブログパーツ
4.ブロガー会議

◆インフルエンサーを動かす際に留意すべきポイント
1.「やらせ」VS.「共感」
2.「商品情報」VS.「関心事」
3.「押し付け」VS.「参画」

issue=関心テーマは、人を動かそうとする場合に、非常に大きな役
割を果たすコンセプト

◆インフルエンサー・マーケティングの「7つのステップ」 ※一部紹介
1.戦略立案のための情報整理
2.「関心テーマ」の設定
3.プログラムの策定
4.「キー・インフルエンサー」へのアプローチと交渉
5.マスメディアや個人インフルエンサーへの働きかけ
6.メディア露出やクチコミの広がりによる世の中への情報発信
7.広告や店頭などの施策との連動

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『その1人が30万人を動かす!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555951
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ まえがき
┃ 序章 インフルエンサーが動き出した
┃ 第1章 3つのインフルエンサーの特性と活用法
┃ 第2章 インフルエンサーを動かすポイントと「関心テーマ」
┃ 第3章 実践のための「7つのステップ」と「4つのねらい」
┃ 第4章 インフルエンサー・マーケティングの3つの課題
┃ 終 章 インフルエンサー・マーケティングの未来
┃ あとがき
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『大前研一戦略論』


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【戦略家の視点】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800126X

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本日の一冊は、かつてマッキンゼーの日本支社長を務めた大前研一さんが、1982年から95年にかけて「バーバード・ビジネスレビュー」「ウォールストリート・ジャーナル」に寄稿した論文を初翻訳したもの。

80年代、90年代の論文だけに、今となっては主張・事例ともに古くなったものも散見されますが、そのベースとなる考え方は、今でも参考になります。

氏いわく、「可能な限り競争を回避する戦略こそ望ましい。二五〇
〇年前の『孫子』に書かれているように、戦争における最善策は
『戦わずして勝つ』ことだ」。

では、「戦わずして勝つ」ためにはどうすればいいのか。そのため
の方策として著者は、「顧客価値を創出するために、戦略を考え抜
くこと」を説いています。

もちろん、顧客の視点で考えるだけでは戦略として不十分。経営者
たるもの、自社の経営資源をどう活用するか、競合とどう戦うかま
で考えていなければ失格です。

本書では、その辺も踏まえ、この3つの要素(戦略の3C)をどう
考えればいいのか、具体的なヒントを提示しています。

なかでも、今日その重要性が高まっているアライアンスについては、
「ICLの掟」として詳しい記述があり、参考になります。

自社のさらなる発展のために戦略を再構築したいという経営者、こ
れから他社とコラボレーションしたいと考えている経営者は、ぜひ
読んでみてください。

きっと重要な教訓が得られるはずです。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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稀少な経営資源を分散させすぎないためには、集中的に投資する事
業ドメインを定め、手を広げすぎないことが必須要件となる

よく考えてみれば、洗剤そのものを買いたいと思っている人はいな
い。買いたいのは、衣服の汚れを取り除く効用である

生活の質と女性の独立意識が高まるにつれて、働く主婦の数は確実
に増加している。食品メーカーにとって、これは家庭で調理済み食
品や食材セットなどが好まれることを意味する

かなり高い水準の市場シェアや利益率の達成には、むしろ企業の持
つブランドや製品イメージを改善し、流通システムを拡充するとい
う戦略のほうが成功する可能性は高い

消費者に最終製品を売るのに何が必要かを理解していない部品メー
カーは、かつては自社の顧客であり、すでに万全の地位を築いてい
るセット・メーカーを敵に回してしまう。その結果、自力で最終製
品メーカーになろうという野望を達成するどころか、コア事業を危
険にさらすことになる

◆優れた事業戦略の3つの特徴
1.市場が明確に定義されている
2.企業の得意分野と市場のニーズが一致している
3.カギとなる成功要素において、競合に比べ優れた実績を発揮している

ほとんどの市場には価格弾力性が存在するため、顧客グループの規
模そのものが、価格設定次第で変動することになる

私の経験によれば、基礎となるマーケティングの副次的機能を一つ
あるいは複数組み合わせて共有資源とするほうが有効な場合が多い。
同じことが、サービス、ファイナンス、販売促進、広告宣伝、物流
についても言える。唯一の例外が、製品企画である

製品が競争にさらされ、事実上のコモディティになり、どの参入企
業にもコスト削減の機会が同等にある状況では、優れた販売ネット
ワークこそが生き残りのカギとなる

もしあなたがアメリカで製薬会社を経営していて、日本で売れそう
なよい薬を持っているのに日本に販売チャネルがない場合、やはり
よい薬を持っているのにあなたの国に販売チャネルがないという日
本の製薬会社を探せばよい。そうすれば、あなたの会社の固定費で
ある販売チャネルを通じて、二つのよい薬を売ることができて二倍
の利益を上げられる

支配権を持つことは、必ずしもよりよい経営に結びつくとは限らない

何を評価し、どのように測定するかは、私たちの考え方や行動に強
力な影響を与える

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『大前研一戦略論』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800126X
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 第1章 競争は戦略の目的ではない◎1988年
┃ 第2章 戦略計画と先見性◎1982年
┃ 第3章 事業戦略の本質◎1983年
┃ 第4章 ボーダレス・ワールドの経営◎1989年
┃ 第5章 トライアド戦略◎1985年
┃ 第6章 グローバル・アライアンス戦略◎1989年
┃ 第7章 会社第一主義と「ドゥ・モア・ベター」◎1989年
┃ 第8章 事業文化ユニットの構築◎1989年
┃ 第9章 リージョン・ステート・システムの経済学◎1995年
┃ 第10章 日本からの手紙◎1995年
┃ 第11章 ウォールストリート・ジャーナル[ザ・ベストコラム]
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『スティグリッツ教授の経済教室』


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【豊かさと貧困をつくるもの】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000840

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本日の一冊は、2000年まで世銀の上級副総裁兼チーフエコノミストを務め、2001年には「情報の経済学」を築きあげた功績により、ノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・E・スティグリッツ教授による一冊。

以前、「週刊ダイヤモンド」に掲載されていたコラムを加筆修正したもので、今回の書籍化に際し、新たに序文と第1章「21世紀初めの日本と世界」を書き下ろしています。

この1章だけでも、今後の中国、アメリカ、日本の経済を考える上
で、じつに興味深い論考となっています。

その他の章は、グローバリゼーションに関する幅広いトピックを扱
っており、ブッシュ政権の問題点、グリーンスパンの負の遺産、発
展途上国が直面する問題、環境問題などについて、著者の意見と関
連の学説、研究成果がまとめられています。

一冊通して得られるのは、豊かさを実現するためには市場の力だけ
では不十分、ということ。

一例を挙げると、リスクに挑む気風を育て、成長を促進するには、
雇用の安定とセーフティネットが不可欠ですが、それを実現するの
はやはり政府の役目だということなのです。

豊かさとは、正しい政策とそれによって育まれる人々のやる気によ
って生まれるもの。目先のことばかりに捉われていては真に豊かな
人間社会は構築できないということを、本書から教えてもらいました。

リーダーに求められる広い視野と深い教養。その必要性を感じても
らうためにも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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資本主義の自由化は途上国では概して成長を促進せず、往々にして
ボラティリティの増大を伴う

通貨というものは、それ自体が目的ではない。より強力で安定した
成長を実現するための手段なのだ

どう控えめにいっても、市場は独力では、求職者全員に職が行き渡
るよう迅速に調整することはできないのだ。完全雇用を実現するに
は、政府の果たすべき重要な役割がある

資源景気の結果、通貨価値が上昇すると、その国の工業製品や農産
物は輸出しにくくなり、おまけに輸入品がどっと押し寄せて、その
国の生産者は大打撃を受けるのだ。そのため、豊かな天然資源は往
々にして豊かな国と貧しい国民を生み出すことになる

知的財産権には高い代償が伴うことを忘れてはならない。アイディ
アは研究の最も重要な投入要素であり、知的財産権のために他人の
アイディアを使いにくくなったら、科学技術の進歩は阻まれることになる

危機の際に市場は機能しない

ノーベル賞経済学者のアマルティア・センは、ほとんどの飢饉は食
糧不足のためではなく、食糧を必要としている人に――主として彼
らに購買力がないゆえに――食糧を届けられないために起きるのだ
と断言している

三〇億ドルほどの投資で、現在二五〇〇億ドル相当と推定されてい
るボリビアの膨大なガス資源の八二%を手にする権利がなぜ外国企
業のものにならなくてはいけないのか

経済理論が示唆しているのは、グローバリゼーションによって皆が
勝者になるということではなく、経済全体としては利得はプラスに
なり、したがって勝者は敗者の損失を補填してもなお余りある利益
を手にすることができる、ということだ

強力なセーフティネットと完全雇用に近い経済は、すべての利害関
係者に――労働者にも投資家にも企業家にも――リスクをとりやす
い環境、つまり新しい投資や新しい企業活動に乗り出しやすい環境
を与えてくれるのだ

グリーンスパンは、こうした変動金利住宅ローンを推奨することに
よって、借り手がリスクを増加するのをあおった

「人間の誤りはその人が舞台を去ってからも長く影響を残す」とい
う古い金言があるが、それはグリーンスパンについては間違いなく
当てはまる。ブッシュの場合は、彼が去る前から我々は彼の誤りの
結果を背負わされ始めているのである

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『スティグリッツ教授の経済教室』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478000840
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ 日本の読者への序文
┃ 第1章 21世紀初めの日本と世界
┃ 第2章 グローバル経済の通説を疑え
┃ 第3章 ブッシュ大統領の深刻な誤り
┃ 第4章 地球を守るための処方箋
┃ 第5章 経済格差をいかに解消するか
┃ 第6章 いま直面する課題に立ち向かう
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『決定力を鍛える』


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【チェス世界王者の勝負哲学】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812621

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本日の一冊は、22歳でチェスの世界チャンピオンになり、15年にわたってタイトルを保持、あのIBMのスーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」と対戦したことでも知られる史上最強の棋士、ガルリ・カスパロフによる一冊です。

内容はおおむね、著者の勝負哲学に関するものですが、サブタイトルに「チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣」とあるように、人生全般、あるいはビジネスについても触れています。

現役を引退してからは、ロシア大統領選の候補者に選ばれたり、企
業向けの講演をしたりなど、かなり幅広く活躍しているようで、本
書の内容も、汎用性のあるものに仕上がっています。

勝負を左右する人間心理の話、確率の話、戦略・戦術の話、苦手を
克服する必要性…。勝つために必要な要素はほぼすべて網羅されて
おり、読み応えがあると同時に、じつに示唆に富んだ内容です。

本書で書かれていることは、単に勝つ・負けるといった問題を通り
越して、いかに生きるか、というところにまで通じているのではな
いでしょうか。

約400ページに及ぶボリュームの本ですが、刺激的でスピード感が
あるため、一気に読めてしまいました。

勝負哲学モノが好きな人には、特におすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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どんな速さであれ、大きな成功を収めている棋士は、読みの根拠を
あくまで戦略プランに置く

人は敵に難題を突きつけられると、敵の発想を論破したい、抵抗し
たい、挑戦に応じたいという強い誘惑に駆られる。もちろん、まさ
しくそれが敵のねらいであり、だからこそ挑発に乗ってはならない

世界チャンピオンになるには、必要に応じて異なるスタイルでプレ
ーできなければならない(中略)成功には適応能力が不可欠だ

先日、二十五人ほどが集まるディナーパーティに出席したときのこ
とだ。会話の途中でゲストのなかに同じ誕生日の人が二組いるとわ
かり、当人たちはこのめずらしい偶然の一致に喜んだ。だが、そう
したことはどのくらいの確率で起きるのか?

デ・フロートはプレーヤーたちにゲーム中の一組の局面を記憶させ、
それをどこまで再現できるか記録した。結果は予想どおりで、強い
プレーヤーほど数値が高かった

長所を活用したほうがいいのはたしかだが、偏りすぎれば伸びしろ
は限られる。全体を改善するもっとも手っ取り早い方法は、自分の
弱点に取り組むことだ

私たちは特定の資産に対し、その客観的な価値とは無関係に個人的
な愛着をいだくことが多い。こうした感傷的な愛着はかならずしも
有害ではないが、評価能力を著しくゆがめることがある

時間というものは、単にマテリアルをふやすためではなく、マテリ
アルを改善するために利用すべきなのだ

相手をチェックメイトするためならマテリアルをいくらでも差し出
していいし、逆に自分のキングの終焉を回避するためにいくらでも
差し出してかまわない

多くの人は、自分が精通している分野への過信から失敗する

競争上の優位を最大化するのは意外性である(中略)未知のものが
あたえる恐怖自体が強力な武器となる

オープニングの目的は、ただその段階を切り抜けることではない。
望みどおりのタイプのミドルゲームにもっていけるよう準備を整え
ることだ

人は競争するから繁栄するのである

小さな優位をリスクにさらさなければ、大きな優位は得られない

得意な分野がひとつかふたつしかないのに一流の仲間入りをした棋
士のリストは、驚くほど長い

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『決定力を鍛える』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812621
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ はじめに
┃ 1.教訓
┃ 2.人生がチェスを模倣する
┃ 3.戦略
┃ 4.戦略と戦術
┃ 5.読み
┃ 6.才能
┃ 7.準備
┃ 8.マテリアル、時間、質
┃ 9.交換と不均衡 
┃ 10.革新
┃ 11.ゲームの段階
┃ 12.意思決定プロセス
┃ 13.アタッカーの強み
┃ 14.成功を疑う
┃ 15.心のゲーム
┃ 16.男、女、コンピュータ
┃ 17.全体像
┃ 18.直観
┃ 19.危機的状況
┃ エピローグ
┃ もうひとつのエピローグ
┃ 訳者あとがき
┃ 巻末 用語解説
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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『100Inc.』


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【豪州No.1ベストセラー】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4767806011

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本日の一冊は、オーストラリアの代表的なビジネス誌「BRW」のシニア・ライターと日刊紙「The Age」のシニア・ライターが、世界企業100社の創業物語やターニングポイントなどをまとめた一冊。

3Mのポストイットをはじめ、有名企業や商品には、ドラマチックな誕生秘話があるものですが、本書はまさにその誕生秘話を集めた一冊。

朝食用のパン生地作りが中断され、生地が乾燥したおかげで生まれたケロッグのコーンフレーク、創業者の娘の好みから生まれたバービー人形、動物を全く使わず、大人向けの知的なアクロバット・ショーを展開したシルク・ドゥ・ソレイユなど、各企業のドラマが、いいとこどりでビビッドに描かれています。

登場する企業は、マイクロソフト、アマゾン、コカ・コーラのよう
な大企業から、シャネル、ポルシェ、プラダなどのブランド企業ま
でじつにさまざま。なかにはオプラ・ウィンフリーやウォーレン・
バフェットなど、有名人にフォーカスした内容も収められています。

海外の書籍なので、若干馴染みのない企業がピックアップされてい
ますが、おおむね有名どころが並んでいます。

本書を読んでいると、大ヒット商品には、必ずヒットする理由があ
り、ヒット商品開発には王道のアプローチがある、ということがわ
かります。

そういう意味では、人の心をとらえる商品・ビジネスの作り方を学
ぶうえで、実に参考になる一冊です。

朝礼や執筆のネタに、また起業・ビジネスのヒントに、ぜひ読んで
みてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ベイビー・アインシュタインの誕生は、時間に追われてはいるが家
計に余裕のある、わりと年齢層の高い親たちが起こした大きなうね
りに見事に乗った。つまり、自分の子どもが人生で幸先のよいスタ
ートが切れると思うような製品にならためらうことなく資金をつぎ
込む、そんなうねりだ

「業界の人たちは、豊かな胸をした子ども向けの人形が一般大衆受
けするとは考えてもいなかった。私はその業界の考えは間違ってい
ると思っていた」とバービー人形の生みの親、故ルース・ハンドラ
ーは言っていた

1894年のある日、ジョンとウィリアムは小麦粉を加工し、ローラー
をかけて朝食用のパン生地づくりをしようとしていた。ジョンが患
者の診察に呼び出され作業が中断されてしまったおかげで、つくり
かけの生地がそのままになり、2日間ですっかり乾燥してしまう。
それでもと2人がこの乾燥した生地をローラーにかけてみると、平
たく伸びるどころか、粉々に砕けてしまった。そこで、その砕けた
破片をパリパリになるまで焼いて、ミルクを添えて患者に食べても
らった。患者はこの穀物、つまりシリアルが大いに気に入った

3Mの経営者はこのアート・フライの言葉を忘れてはならないだろ
う。「もしわれわれが何かを思いついたら、われわれにはそれを冷
静に検討するだけの余裕がなければならない。これは非常に重要な
ことだ、なぜなら、せっかくの発明が、忙しいという理由から手を
着けられずに終わる例は枚挙にいとまがないからだ」

任天堂のもうひとつの強みは、社長の岩田聡に言わせれば、ハード
ウェアのエンジニアとゲームの開発者が同じビルの中で働いている
ことだ。「ハードウェアの開発者が何かアイデアを思いつくと、そ
れをソフトウェアの開発陣に示しながらこう言うんだ。『これ、何
とかなりそうかな?』」

自分自身になろう。自分がなれるものになりきろう。もし経営の秘
訣をオプラ・ウィンフリーに聞いたなら、こうしたセリフに触発さ
れて何かが得られるだろう

「プレイボーイ」誌が成功したのは、男性受けを狙ってヌード写真
を掲載したからではない。成功したのは、ジャズ、高級ワイン、文
学、そして上品な立ち居振る舞いなどとともに、都会に住む独身男
性のライフスタイルに溶け込ませることによって、ポルノに市民権
を与えようと骨を折ったからだ

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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 第1章 大衆受けの達人
┃ 第2章 そのアイデアいただき!
┃ 第3章 ロング・アンド・ワインディング・ロード
┃ 第4章 本当にしたいことをしよう
┃ 第5章 億万長者になり損ねた創業者
┃ 第6章 究極の大変身
┃ 第7章 革命者たち
┃ 第8章 それは一夜にして起こったわけではない。しかし起こったのは事実だ。
┃ 第9章 そうそう、これが欲しかった!
┃ 第10章 適者生存
┃ 第11章 根っからの商売人
┃ 第12章 突きつめれば「私」
┃ 第13章 ひとりでいたい:ビジネス界のグレタ・ガルボたち
┃ 第14章 なるほど、それがあなたの流儀なのか
┃ 第15章 イメージがすべて
┃ 第16章 ビジネスは猪突猛進
┃ 第17章 絶妙なコンビネーション
┃ 第18章 ”ファンキー”株式会社
┃ 第19章 ヒッピーからヒップへ
┃ 第20章 低価格の模倣品に要注意
┃ 第21章 経験不問
┃ 第22章 最後に、まったく毛色の違うものを
┃ 訳者あとがき
┃ 索引
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