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『日本人へ 国家と歴史篇』塩野七生・著 vol.2170


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【塩野七生のエッセイ、待望の続編】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607561

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本日の一冊は、「文藝春秋」で連載していた塩野七生さんのエッセイを、「国家と歴史篇」としてまとめて出版した一冊。

ローマ史研究で有名な塩野七生さんの国家論ということで、自ずと期待は高まりますが、ひとつひとつのトピックの掘り下げは浅く、正直、エッセイの寄せ集めとの印象は拭いきれませんでした。

ただ、アレクサンダー大王やカエサルなど、歴史上の偉人たちの政治に関しては、裏話も含め、興味深く読むことができます。

なぜクレオパトラは失敗したのか、アレクサンダー大王とカエサルの侵攻はなぜ侵略戦争ととられなかったのか、「美しい国」は、なぜスローガンとして有効でないのか…。

歴史に基づく人間観と、徹底した現実主義に支えられた主張は、人によって抵抗があるかもしれませんが、リーダーならぜひ読んでおくべきと思います。

マキアヴェリの『君主論』に共感できる人は、ぜひどうぞ。

※参考:『君主論』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122040124

共感できない方は、絶対に読まないことをおすすめします。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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亡国の悲劇とは、人材が欠乏するから起るのではなく、人材はいてもそれを使いこなすメカニズムが機能しなくなるから起るのだ。(「『ローマ人の物語』を書き終えて」より)

イエスは後継者に、自分とは正反対な男を選んだのであった。漁師あがりのペテロだ

自らの魅力への過信。時代の流れを読めなかったこと。二級の男に賭けてしまった誤り。私はそのクレオパトラを、同性としてその悲劇に同情するよりも、国の運命も左右しかねない統治者として裁いたのである

アレクサンダー大王やユリウス・カエサルによる侵略が他の数多の侵略戦争と区別されるのは、頭をガツンとやってもすぐその後で、ガツンとやられた当人さえも納得する戦後処理を実施したから

双方でちがう言い分を聴いて比較する作業に慣れてくると、それらの合い間に自然に浮び上ってくる真相も見えてくるようになるから面白い

一本に集中するということはそれだけを考えていればよいということだから、史料なり情報なりはことごとく、私の頭の中に泳がせておくことができる

売文業にとっての恒産は贅沢をするために必要なのではなく、きちんとした作品を書くには不可欠な、考える時間を充分に持つために必要なのである

「夢」や「ゆとり」や「美しい」とかは、個人の性格や好みによるから同一ではない。このように客観的な基準を決めることが不可能な事柄は宗教家や詩人の分野のことであって、政治家や官僚が口をはさむことではない

有能で仕事もできる人は、「清」だけでなく「濁」も合わせもつもの

屈折した精神とはしばしば、飛躍への障害になる

全員を救おうとすれば一人も救えなくなる

勝つのに最も効果的な方策は、敵が予想もしていなかった戦術を用いたとき、である

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『日本人へ 国家と歴史篇』文藝春秋 塩野七生・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607561

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◆目次◆

※多すぎるので省略します

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『胸に熱く響く経営者100の言葉』山口智司・著 vol.2169


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【87人の名経営者による名言】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883927466

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本日の一冊は、名言や偉人を扱った著作を数多く執筆している著述家の山口智司さんが、古今東西の名経営者87人の名言を選りすぐって紹介した一冊。

いわゆる名言集ではあるのですが、名言のセレクトが秀逸なのと、名経営者たちの詳しいプロフィールが載っているのが魅力です。

見開き2ページで、右ページに名言、左ページに解説と名経営者のプロフィールを掲載するフォーマットで、名言の詳しい意味と、発言した時の背景がわかるのが特長です。

名言は、それぞれ「戦いに勝つ言葉」「人を育てる言葉」「仕事を愛する言葉」「本質を見抜く言葉」「道を示す言葉」という5つに分類されていますが、土井が特に気に入ったのは、冒頭の「戦いに勝つ言葉」。

名経営者たちの現実的な目と、不可能に挑む不屈のチャレンジ精神を、名言から感じられる、もっともおすすめの章です。

「他社がまねするような商品をつくれ」──早川徳次(シャープ創業者)

「『そんな馬鹿なことはできない』と誰もが思うことならば、競争相手はほとんどいない」──ラリー・ペイジ(Google創業者)

昭和を支えた伝説の経営者や、最先端のIT企業を率いる新進気鋭の経営者まで、じつに幅広く取り上げられており、現役で活躍するビジネスパーソンに、いい刺激を与えてくれる内容です。

たかが名言、と言わずにぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「他社がまねするような商品をつくれ」──早川徳次(シャープ創業者)

「『そんな馬鹿なことはできない』と誰もが思うことならば、競争相手はほとんどいない」──ラリー・ペイジ(Google創業者)

「新事業の準備が充分にととのったら即突進すべし。一、二、三ではいけない。二は迷いである、自信のなさである」──小林一三(阪急グループ創始者)

「孤独な者は、もっとも強い」──五島慶太(東急グループ創立者)

「六〇点主義で即決せよ。決断はタイムリーになせ」──土光敏夫(経団連名誉会長)

「成功は最低の教師だ」──ビル・ゲイツ(マイクロソフト社会長)

「広告代をケチるのは節約とはいわない。売り上げを減らすだけだ」──重光武雄(ロッテ創業者)

「アタマは低く、アンテナは高く」──鈴木三郎助(味の素創業者)

「人間にはいかに円くとも、どこかに角がなければならぬ」──渋沢栄一(渋沢財閥創始者)

「情報化社会にあっては独創力こそ人間としての存在理由になる」──賀来龍三郎(キヤノン名誉会長)

「一つ上の仕事をやれ。社員は主任、主任は課長の、課長は部長の、部長は役員の、それで初めて大きな仕事ができる」──奥村綱雄(野村證券社長)

「苦しい仕事のうちにも愉快があることを発見するまでには、幾多の修養を積まねばならない」──安田善次郎(安田財閥創業者)

「志を立てた以上、迷わず一本の太い仕事をすればいい」──豊田佐吉(トヨタグループ始祖)

「いったん負けることによって、勝つための新たな戦術が見えてくることがある」──ドナルド・トランプ(不動産王)

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『胸に熱く響く経営者100の言葉』彩図社 山口智司・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883927466

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◆目次◆

第1章 戦いに勝つ言葉
第2章 人を育てる言葉
第3章 仕事を愛する言葉
第4章 本質を見抜く言葉
第5章 道を示す言葉

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『ストーリーとしての競争戦略』楠木建・著 vol.2168


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【戦略に美を感じるとは…】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492532706

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本日の一冊は、最近読んだ中でもっとも「美しい」本です。

それがプログラミングの本であれ、マーケティングの本であれ、読み手は、優れた思考に触れると美学を感じるものですが、まさか戦略本に美学を感じるとは。

著者は、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授の楠木建さん。

本書では、豊富な事例をもとに、優れた戦略の条件について、約500ページにわたり、論じています。

著者いわく、「優れた戦略とは思わず人に話したくなるような面白いストーリー」。

単なるビジネスモデルと違って、「こうすると、こうなる。そうなれば、これが可能になる……」という時間展開を含んだ因果論理は、企業活動を善循環に導き、競合の模倣を困難にし、さらにチームメンバーをワクワクさせる効果があります。

本書では、スターバックスやアマゾン、セブン-イレブン、マブチモーター、フェラーリ、サウスウエスト航空、アスクルなど、豊富な事例をもとに、このストーリーとしての戦略作りを説明。

なかでも、SP(Strategic Positioning)による差別化とOC(Organizational Capability)による差別化の話、ストーリーの強さ、太さ、長さの話は、SPによって競争優位性を築いたベンチャー企業の今後の展開を考える上で、大いに役立ちます。

厚い本ではありますが、厚い理由は、ケーススタディの豊富さによるものなので、その分バリューがあります。

ぜひ買って読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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戦略の神髄はシンセシス(綜合)にあり、アナリシス(分析)の発想と相いれない

有力選手という要素に依存した競争優位であれば、その選手が他チームに引き抜かれてしまえば失われてしまいます。一方で、ブラジルチームに固有の流れるような攻撃パターンや、イタリアチームのお家芸、「カテナチオ(鍵をかける)」と呼ばれる鉄壁の守備の方法は、チーム全体の攻め方、守り方にかかわる強みです

戦略ストーリーの絵は「こうすると、こうなる。そうなれば、これが可能になる……」という時間展開を含んだ因果論理

武術研究家の甲野善紀さんは、優れた武術家の強さの正体は何かと問われて、「一対一で向きあっていても、実際は一対一の勝負ではなく、身体のあらゆる部分を動員することによって一対一〇〇の勝負に持ち込むこと」だと答えています

会社の「実態価値」が何かといえば、それは要するに持続可能な利益を出す力なのです

企業価値を高めるためにも、経営は「市場を向い」てはいけない

意思決定者と使用者と支払者、この三者が分かれているということが買い手の交渉力を小さくし、製薬業界を儲かりやすくしている

経済学が想定する完全競争になってしまえば利益は出ない。だとすれば、利益を出すためには、経済学でいう完全競争の前提を壊せばいいわけです

他社がそう簡単にまねできない経営資源とは何でしょうか。組織に定着している「ルーティン」だというのが結論です

フェラーリは年間わずか数千台を製造して販売しています。「年間に数千台の需要しかないマーケットに、わざわざわれわれが高いオーバーヘッドを抱えてまで参入する意味はないね。放置しておくにやぶさかでない……」という合理的な判断が他社の側にあるからこそ、フェラーリは無競争を維持できる

強くて太くて長い話が「良いストーリー」

安易なベストプラクティスの導入が戦略ストーリーの基盤となる論理を殺し、その結果として戦略ストーリーの一貫性を破壊しかねない

「誰に嫌われるか」をはっきりさせる、これがコンセプトの構想にとって大切なことの二つ目です

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『ストーリーとしての競争戦略』東洋経済新報社 楠木建・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492532706

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◆目次◆

第1章 戦略は「ストーリー」
第2章 競争戦略の基本論理
第3章 静止画から動画へ
第4章 始まりはコンセプト
第5章 「キラーパス」を組み込む
第6章 戦略ストーリーを読解する
第7章 戦略ストーリーの「骨法一〇カ条」

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『デフレの正体』藻谷浩介・著 vol.2167


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【中国のせいで日本は没落する、のウソ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047102334

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大学時代、学んでおいて良かった学問のなかに、「歴史人口学」という学問があります。

これは、人口の波動と経済の連関を見ていくというもので、社会人になった今でも、この学問でさまざまな現象が説明できるので、重宝しています。

やはり、経済を正しく読もうと思ったら、「人口」は大切な要素なのです。

本日ご紹介する一冊は、この「人口」に着目し、現在の日本経済に起こっているさまざまな問題点を明らかにしたものです。

・中国にビジネスを取られているとばかり思っていたら、じつは対 中貿易黒字は伸びていた
・日本の貿易黒字は、周囲の国が金持ちになればなるほど増える
・雇用の増減の原因は景気ではなくて、生産年齢人口の増減そのものだった
・若い女性の就労率が高い県ほど出生率も高い

この箇条書きを読んでいるだけでも引き込まれますが、本書には、これまでにマスコミであまり語られてこなかった日本経済の真実が
ズバリ、書かれています。

「人口」について勉強した人間にとっては、当たり前のことも書かれているのですが、どうやって労働人口の減少を補うか、という点と、日本がこれから食べていくとしたらこのビジネス、という明快な視点が提供されているのが好感度高し、です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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〇二年以前は日本の対中貿易黒字はまだ数千億円程度でした。ところが今世紀の中国の経済成長に伴って、日本が中国から稼ぐ黒字は二兆円を超えるところまでぐんぐん伸びてきたわけです

最近国内では、「中国の繁栄は日本の敗北だ」と数字もチェックせずに思い込んで被害妄想になって、声高に「中国は早晩ダメになるぞ」とか、逆に「中国のおかげで日本が没落する」とか騒ぐ向きがあります。(中略)でも違います。現実には中国が繁栄すればするほど、日本製品が売れて日本が儲かるのです

日本人は自分のことを、「ご近所のブルーカラー」「派遣労働者」だと思い込んでいます。「賃料の安い仕事が得意だったのに、それを周辺の新興国に奪われてジリ貧になっている」と、勝手に自虐の世界にはまり、被害妄想に陥っている。ところが実際は日本は「ご近所の宝石屋」なのです。宝石屋なので、逆にご近所にお金がないと売上が増えません

実は、拡大G8の中でもフランスとイタリアは、近年一貫して対日貿易黒字なのです。G8以外では、スイスが貿易、所得、金融サービス、特許料と、すべての分野で対日黒字です

何か経済的に見て構造的な理由がなければ、こういう長期トレンドは出てこない

九〇─九八年に青森県民の個人所得が四割以上も増えている。「失われた一〇年」とか言われていた時期ですよ、その頃に青森県民は、年間五千億円以上の所得増を申告していたのです。その間も県の人口は減っていたというのに

そもそも沖縄は、就業者数(率ではなくて絶対数)が、日本の都道府県で唯一順調に増加を続けてきた県

実数で現役世代の減少が日本一なのは大阪府です。その次が北海道で、次が埼玉。それから兵庫、千葉と続きます

雇用の増減の原因は景気ではなくて、生産年齢人口の増減そのものだった

現代の先進国において絶対的に足りないもの、お金で買うこともできないのは、個人個人が消費活動をするための時間

若者を安い給料で使うことで、日本の消費者の使えるお金がどんどん減っていき、巡り巡ってあなたの売上も減っていくのです

若い女性の就労率が高い県ほど出生率も高い

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『デフレの正体』角川書店 藻谷浩介・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047102334

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◆目次◆

まえがき
第1講 思い込みの殻にヒビを入れよう
第2講 国際経済競争の勝者・日本
第3講 国際競争とは無関係に進む内需の不振
第4講 首都圏のジリ貧に気づかない「地域間格差」論の無意味
第5講 地方も大都市も等しく襲う「現役世代の減少」と「高齢者の激増」
第6講 「人口の波」が語る日本の過去半世紀、今後半世紀
第7講 「人口減少は生産性上昇で補える」という思い込みが対処を遅らせる
第8講 声高に叫ばれるピントのずれた処方箋たち
第9講 ではどうすればいいのか(1)高齢富裕層から若者への所得移転を
第10講 ではどうすればいいのか(2)女性の就労と経営参加を当たり前に
第11講 ではどうすればいいのか(3)労働者ではなく外国人観光客・短期定住客の受入を
補 講 高齢者の激増に対処するための「船中八策」
おわりに
あとがき

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『マイナス思考法講座』ココロ社・著 vol.2166


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【マイナス思考を究める!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484102196

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未来に希望が持てない経済環境のせいか、前向きな自己啓発書やスピリチュアル関連本が売れていますが、今日は、こういった風潮に真っ向から意義を唱えた本を紹介します。

厭世的でありながらほがらかな記事が人気のブログ「ココロ社」を運営する東大卒の著者が、鋭い観察眼で人間の性質を深くえぐり、現実的な生き方、考え方を指南してくれる、これまでにないテイストの自己啓発書です。

「プラス思考こそが、現実逃避の温床」と喝破し、耳が痛くなる情報を耳にしたくない、いつまでも変われない人間の真実を指摘。

どう考えることで、他人に期待せず、前向きに生きていけるかを説いた、いい意味でひねくれた人生指南書です。

こう書くと、本書をネガティブにとらえる人もいるかもしれませんが、「ネガティブ極めてポジティブに転ず」と考えると、じつは究極的にポジティブな本です。

講義ごとに用意された「絶望ワーク」を解きながら、マイナス思考を身につけると、人生はきっと建設的に変わる。

最近読んだ中では、一番ひねりの効いた自己啓発書です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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プラス思考の根本的な考え方「何事もプラスに考えよう」は、「耳が痛くなる情報を耳にしたくない」という人間誰もが持つ気持ちと合わさると、「物事のマイナス要因を忘れよう」に、ついつい翻訳されてしまう

現実を直視しないことには現実をよくしようがない

そもそも、人間の性に目を向けず、自分にとって都合のよいことをしてくれると思いこむことを「信じる」と呼んでいるだけかもしれません。それは、「信じる」というより「期待しすぎる」ことに他なりません。その期待に沿わなかっただけで、「裏切られた」と思っても、それは自業自得でしかない

自分のよいところにしか目を向けないプラス思考は、一見耳触りのよい思考法ですが、リスクに目を向けないので、よほどの才能がない限り、物事をうまく運ぶのは難しい

自分は人にとって、「どうでもいい存在」

「嫌われている」という前提で行動すると嫌われません

あなたは人の話を聞かず、自分の頭の中にあるものを再生しているにすぎないのかもしれません

先輩の話は楽しくなくても聞いてもらえる

◆「話がつまらない」と思われない方法
「1.へぇ?、○○だったのか。それは大変。2.わたしも△△ということがあったけど、3.そこまでじゃなかったなぁ」という公式に当てはめます

愚痴聞きマシーンと結婚した人はたくさんいる

嫉妬している弱者は自分の立場を正当化します。たとえば、何を言っても「上から目線」と言いますが、そんなに下から見上げられたら、上から目線に見えるのも無理はない

◆仲間意識を持ってもらえる3つの会話スタンス
1.相手の言うことはひとまず承認してみる
2.「○○さんのおっしゃるとおり」を連発する
3.主語を「わたしたちは」にする

人間の成長に期待してしまうと、時間の無駄遣いをすることになり、しばしばその無駄遣いのために、人生を棒に振ることになってしまう

「友達が増える」というのは、単純に考えて、「もめ事になる危険性が増える」ということ

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『マイナス思考法講座』阪急コミュニケーションズ ココロ社・著
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◆目次◆

はじめに 今すぐやめよう!プラス思考
徹底比較!プラス思考とマイナス思考の1日
第1講 あなたはくだらない存在です
第2講 あなたは嫌われています
第3講 誰もあなたの話を聞いていません
第4講 あなたの話は面白くありません
第5講 あなたは恨まれ、攻撃されます
第6講 あなたは空気が読めません
第7講 人はわかりあうことができません
第8講 あなたは成長できません
第9講 弱音を吐くことは許されていません
第10講 人はみな悪人です
第11講 恋愛はすべて「脈なし」です
第12講 あなたは何をやっても失敗します
第13講 本当のあなたを知る人はいません
第14講 あなたの夢は叶いません
プラス思考→マイナス思考へ 言い換えフレーズ10
おわりに

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『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』佐藤可士和・著 vol.2165


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【佐藤可士和の新刊、出た!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532490960

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本日の一冊は、国立新美術館のシンボルマークデザインやユニクロ、楽天グループのクリエイティブディレクションで知られるアートディレクター、佐藤可士和さんによる待望の新刊。

前著『佐藤可士和の超整理術』は、著者がちょうどテレビ露出していたこともあり、15万部超のベストセラーとなりましたが、今回の作品も注目です。

※参考:『佐藤可士和の超整理術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532165946

タイトルからもわかるように、テーマは「クリエイティブシンキング」で、どうすれば斬新なアイデアやデザインができるのか、その秘密を言語化しています。

前提を疑うこと、“問診力”を鍛えること、“見立て”ること、“コンテンツからコンテクストを作る”こと…。

シンプルな言葉で語られてはいますが、商品開発から販売まで、マーケティングプロセスのすべてをクリエイティブに変えるための視点が紹介されています。

著者が手掛けた作品を紹介しながら語るため、具体的にどう着想し、形にするかまでがイメージできて、じつに参考になりました。

また、「時代のキーワードは“リアリティ”」と語っているあたりも、さすがです。

クリエイティブな仕事に携わる人は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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その前提は正しいか?──疑うことがクリエイティブの出発点

まずは、相手の言わんとする本意をきちんと聞き出すスキル。いわば“問診力”を鍛えること

うまく本音を引き出そうと思ったら、“仮説をぶつけてみる”こと

極論を投げかけることで、相手の考えている前提が揺さぶられて本当に必要なことが見えてきたり、選択肢や考えの幅が広がったりする

日本ならではの伝統的な表現方法のひとつに“見立て”があります。代表的なのが茶の湯の世界。元来は和歌など文芸において使われていた、“あるものを別の何かになぞらえて見る”という手法を、千利休をはじめ多くの茶人たちが取り入れました

全く別々の事象を的確につなげることは、モノの本質をつかむ絶好のトレーニングになります

◆NTTドコモのキッズケータイをデザインした時の話
“守る”という行為を形に置き換えてみたとき、真っ先に円が思い浮かびました。ぐるりと囲むフォルムは、安全の象徴と言えます。あとは、包み込むというイメージから、繭を連想しました。そうした思いから描いたのが、製品の原形となった、円を2つ重ねたようなこの形なのです

普通なら全く関連のないようなことを、僕はしばしば結びつけて記憶しています。僕の仕事では「どんな視点を提示したら、今までにない新たな価値を創り出せるか」ということが非常に重要なため、常にさまざまな視点からものを見るようにしているからです。その視点を大きく分けるとすれば、一般の生活者の視点と、クリエイターとしての視点の2つです

僕は今、時代のキーワードは“リアリティ”だと思っています

同じサイズのボトルが並んでいる中でひとつだけ背丈が小さければ、否が応でも目立ちます。小さい「キリンレモン」、すなわち「キリンチビレモン」です

最近特に実感しているのが、“コンテンツからコンテクストを作る”ことの重要性

コラムニストの天野祐吉さんと対談した際に、「外見と中身を分けて考えている人がいるが、外見は一番外側の中身なんです」とおっしゃっていましたが、これは、デザインの本質を突いた言葉ではないでしょうか。中身の考え方を正しく表に表せているものが、デザインされたものということなのです

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『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』日本経済新聞出版社 佐藤可士和・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532490960

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◆目次◆

プロローグ クリエイティブシンキングのすすめ
I クリエイティブマインドを作る
II 試してみようクリエイティブ
III こんなところまでクリエイティブ
あとがき

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『私は変わった変わるように努力したのだ』福原義春・著 vol.2164


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【資生堂名誉会長、福原義春の言葉】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763010220

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本日の一冊は、資生堂名誉会長の福原義春さんが、経営者として生きる過程で得た考え方や言葉をまとめた一冊。

経営者として困難に直面した時、厳しい選択を迫られた時、どう考え、行動してきたのか、氏の行き方の指針が書かれており、経営の現場にいる者にとっては、じつに参考になります。

人の上に立つ者がどうやって自分を律するべきなのか、人間の器を大きくするためにどうすればいいのか、時代の変化についていくた
めにどんな働き方をすればいいのか…。

孤独な経営トップに必要な、あらゆる言葉が収められており、事あるごとにめくってみたいと思える、そんな名言集に仕上がっています。

個人的には、本書の言葉の背景となっている、生々しい経営現場の話も聞いてみたいと思いますが、名言だけを読み、状況や立場を推察するのも大人の楽しみ方だと思います。

経営をしていて迷った時にひも解きたい、そんな一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「古い私」を一度捨てて、それまで学んで来た全てを軸にして「新しい私」に入れ換えようと決心した

いつも自分の斜め上あたりから、自分を厳しく見つめる視点をもつ。

せっかく降ってきた運命も、それを受け止めるだけの器がなければ、自分のものにはならない。

運がいいと思われている人は、よく人の話を聞き、いろいろな見聞を広め、面倒がらずに人に会いに行き、よく行動するというような面をもっている

大きな仕事は、小さな人間からは生まれません。人間が大きくなれば、必ず大きな仕事が生まれてくるはずです。

昨日つくったものより、もう一ついいものをつくろうとする職人の心意気をもて。

時代が変化する。だから毎年同じ仕事を繰り返していてはいけない。

会社の仕事も忙しいでしょうが、できるだけ社外の仕事に参加しなさい。協力しなさい。そこで社会の原理を学ぶのです。

「馬鹿不平多シ」という言葉が福沢諭吉の茶掛にあることを聞いてから、愚痴と不平は言わないことにしました。

おもしろい仕事をしているとき、ただ「楽しい、やりがいがある」なんて言っていないで、楽しみながらも、きちんとその仕事の「本質」に迫っていくことです。

リーダーの「カリスマ性」は、並の人が考えていることの一歩先を読める人、人が困ったときの状況を理解して、適切なアドバイスを与えられる人であることは間違いありません。

「上司は豹変せよ」
君子は豹変して成長する。現場にいるときには現場の働き、本社にいるときには大局を見ての働きが重要になる。忘れてならないのは、戸惑う周囲への愛情である。

リーダーシップは魂のように浮遊している。いつも社長の所にあるわけではない。会議をしていたら地震がきたとする。「机の下に入れ」と叫んだ若い人の上にリーダーシップは宿っている。

「名参謀」はリーダーの力を強化し、黒子に徹することができる人をいう。リーダーの顔色をうかがいその言葉を垂れ流すのは、ただの「側近」である。

心のない「知」などありえないのです。

「価格」は見えますが、「価値」は見える人にしか見えません。

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『私は変わった変わるように努力したのだ』求龍堂 福原義春・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763010220

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◆目次◆

I 人は変われる
II 仕事の本質を変える
III リーダーは豹変せよ
IV 経営者は最初に自己革新せよ
V 学ぶと変わる

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『マネジャー13の大罪』W・スティーヴン・ブラウン・著 vol.2163


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【反省するマネジャーのための教科書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532316251

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最近は、ドラッカー本のブームをはじめ、古典を見直す動きが出ているようですが、本日ご紹介する本も、そんな一冊。

25年前に書かれ、ベストセラーとなった『13 Fatal Errors Managers Make And How You Can Avoid Them』の邦訳で、一時は絶版となっていたものを、復刊したものです。

著者のW・スティーヴン・ブラウンは、企業向け研修やセミナーを展開するフォーチュン・グループ・インターナショナルの創業者。

本書では、『マネジャー13の大罪』と題して、マネジャーが犯してしまいがちなミスをいくつも紹介しています。

目次にもなっていますが、「部下の実務能力を過信する」、「成績のよい部下だけに目をかける」、「問題点にこだわりすぎて目的を見失う」、など、いわゆる「まずい行動」が紹介されており、そこから正しい経営へのヒントをつかむことができます。

また、より良い経営のためのアドバイスも載っており、

・自分が全知全能でないことを認める
・プロらしい結果を出す
・自分のまちがいを認める

などといった教訓が随所に散りばめられています。

ハードカバーでとっつきにくい印象がありますが、意外と早く読めるのが特長です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ほんとうのマネジメントに欠かせないのはむしろ、同意を勝ちとる技術なのである

<実行>と<弁解>は正反対の姿勢であり、実行だけがマネジメントを成功に導く

自分が全知全能でないことを認めるのも責任ある態度の一つである

すぐれたリーダーの基本的資質のひとつは、自分のまちがいを認めることができ、そのまちがいがもとで破滅することはないという自信を持っていることだ(ハロルド・ジェニーン)

マネジメントとはプロらしいやり方をするスキルではなく、プロらしい結果を出すスキルである

マネジャーがどれだけ長時間、どれだけ熱心に働くかは問題ではない。マネジャー各人がどれだけ成果をあげるか、つまり部下にどれだけのものを達成させるか、ということが問題なのだ

彼女はマネジャーに仕えるためにいるのではなく、自分のニーズを満たすために来ているのだ

ある人が事業を興すと、その人が現役でいる間は事業は継続するが、後継者は一代のなかばでもう廃業に至るのだ。なぜだろう。創業者は、とかく他人になんの権限も与えないからだ

日常的にマネジャーがぶつかる大きな難問の一つは、仕事をすること、少なくとも生産性の高いレベルで仕事をすることは自分には無理だと思っているスタッフの態度を改めさせることなのである

会社は、よいマネジャーになる可能性のある人が決して沈むことのないよう、中間の段階を用意する必要がある

多くの人が売上の一割にしか影響しない問題点の処理に、九割の時間をかける

部下とマネジャーの関係では、少なくとも会社の一番大事な顧客に対してやらないことは、部下にも決してしてはならない

従業員には、考えることではなく行動を期待する

進歩や行動の変革は、長所を増やすことから生じる。そうすれば短所は薄れて見えなくなるのだ

マネジャーは、他人に好意を寄せられたくて責任の遂行をおろそかにしていると、くみしやすい存在になって許しがたい行為を許し、仕事ができなくてもその口実をみな認めてしまう

マネジメントを人気とり競争にしてはならない

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『マネジャー13の大罪』日本経済新聞出版社W・スティーヴン・ブラウン・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532316251

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◆目次◆

結果に対して責任をとらない
部下の育成を怠る
やる気を起こさせない
組織内での立場を忘れる
部下と一対一で接しない
利益の重要性を忘れる
問題点にこだわりすぎて目的を見失う
部下との間に一線を引かない
目標達成基準を設けない
部下の実務能力を過信する
部下のたるみに目をつむる
成績のよい部下だけに目をかける
アメとムチで部下を操ろうとする

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『0円で8割をリピーターにする集客術』一圓克彦・著 vol.2162


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【安売りせずに集客力アップ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860633962

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マーケティングの定石では、新規顧客から売り上げるのに必要なコストは、既存客から売り上げる場合と比べ、5?6倍かかると言われています。

では、既存客のリピートを獲得し、これまで以上に買っていただくには一体どうすればいいのでしょうか?

本日の一冊は、このリピート戦略について、プロのコンサルタントが教える実践テキスト。

小さな飲食業から売上数百億円規模の業界No.1企業まで、さまざまな企業の経営を経験し、その後リピーター創出コンサルタントとして活躍している著者が、その独自のメソッドを公開した、注目の一冊です。

多くの企業がやりがちなDMの文面や、アンケート内容を一刀両断し、前向き・建設的なマーケティング活動のヒントを述べています。

・「誰かに紹介したい」店がリピートする店
・DMのメインは、商品やサービスの周辺情報とパーソナルな情報
・接客の際は、「お客様を名前で呼ぶ」「目を見て話す」

など、具体的なマーケティングのヒントが満載で、とくに飲食店経営者には役立つ内容だと思います。

欲を言えば、もう少し一次情報が欲しかったところですが、それでもリピーター戦略を学ぶ、いいきっかけになる本です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆お店にリピーターが必要な3つの理由
1.集客コストが下がり、利益が増える
2.売上の見込みが立ちやすくなり、経営が安定する
3.従業員の離職率が下がる

従業員満足が上がることで、自然と顧客満足は向上する

「こういう条件を満たすお客様をリピーターとさせていただきます」とお店のほうで宣言すれば、欲しいリピーターが手に入る

お店の方が思うほど、お客様はお店を覚えていない

「おいしい」「安い」は絶対に広めてはいけない!

売りが安さではいいリピーターを獲得できません。お客様は「お店」ではなく「安さ」のリピーターになっているだけ。無理して安くしている価格についているのが、本当に必要なリピーターでしょうか

「大切なお知らせです」「今回限り」「今すぐ開けてください」「あなただけにお知らせです」「バーゲン開催中!」あなたがDMを受け取る側だったら、こんなコピーを見て、どう思いますか?「今回限りなのか、そりゃ早く開けないと!」そう思う人はほとんどいないでしょう。「『今回限り』は、何回もあるんだろ。『あなただけに』は何人いるんだか」そう思うのではないでしょうか

値下げに共通しているのは「下げる理由を正直に言えること」

リピーターを獲得するとは、お客様を絞り込むことから始まる

◆お客様が「あの店に行きたいな」と思う回路の設計
1.店名(企業名)とサービスやコンセプトをマッチさせ、そのお
店の強みを明確にする
2.信用できる人やメディアからの口コミを発生させる
3.お店(企業)の思いやメニューなどに関する情報を豊富に発信する

「リピーター獲得のためには、『誰かに紹介したい』と思ってもらうことがいちばん大切」

アンケートを取ると、従わなくていいお客様の声もたくさん拾うことになる

集まったアンケートがお店の前向きな検討材料になる設問にする

私が考えるDMは、1.商品やサービスの周辺情報 2.パーソナルな情報 この2つをメインコンテンツにし、割引情報やセールストークはごくわずかにとどめます

◆リピーター獲得接客マニュアル
メソッド1.「お客様を名前で呼ぶ」
メソッド2.「招かれざる客を遠ざける」
メソッド3.「目を見て話す」
メソッド4.「サービスをしない」

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『0円で8割をリピーターにする集客術』あさ出版 一圓克彦・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860633962

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◆目次◆

第1章 リピーターがいれば商売繁盛!
第2章 だからあなたのお店にリピーターがいない!
第3章 脳内SEO5つのポイント
第4章 あなたのお店に脳内SEOを定着させよう
第5章 顧客情報はこうして使え!
第6章 「それでも出したい」と言う人のための、ダイレクトメール発信方法
第7章 10秒で効果が出る! リピーター獲得接客マニュアル
第8章 最高のリピーターは「感動」演出の重要な担い手

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『68点を確実に取る勉強法』横溝慎一郎・著 vol.2161


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【資格試験の直前対策に】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513986

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6月、7月は資格試験のシーズンということで、全国各地でさまざまな資格試験が実施されます。

受験される方は、みなさん直前の対策に追われていることと思いますが、そんな時に役立つのが本日の一冊。

LECの専任講師であり、月間21万アクセスを誇る「資格試験」対策ブログの著者でもある横溝慎一郎さんが、その受験ノウハウを惜しみなく公開した試験対策本です。

「68点を確実に取る」とタイトルにあることからもわかるように、100点を狙わず、確実に合格ラインを狙っていく、じつに戦略的な勉強法、試験対策を述べています。

インパクトのある表紙とは裏腹に、内容はオーソドックスなものが多く、やや食い足りない印象。

ただ、録音学習やヒンドゥーメソッドなど、記憶を高める一連のメソッドは興味深く、また、合格する人の「模擬試験の受け方」なども、参考になりました。

試験直前の対策本として、また学習のヒントとして、以前紹介した『9割受かる勉強法』と併せて読んでおきたい一冊です。

※参考:『9割受かる勉強法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012857

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「合格するタイプ=素直な人、です」(中略)「素直でない」受験生は間違いなく、合格に到達するまでに、かなりの回り道をすることになります

衝撃的な数字があります。実はアドバイスをされた段階で、それを「実行できる人は全体の10%くらい」だと言われています。残りの90%の人は、アドバイスは聞いたものの、さまざまな理由で実行しないままになってしまう…

努力は必ずしも成果につながりませんが、成果を出した人は必ず努力をしています

未来の自分が書くであろう合格体験記を先に書くと、それだけでも「絶対合格しよう!」という気持ちを強く持つことができます

(学習計画を)積み上げ方式で立ててしまうと、先に手をつけた科目についてはそれなりに学習をすることができますが、最後の方に回した科目については時間切れアウトになってしまうことがある

予定はあくまでも現在形で書くことが重要です。未来形で書くよりも達成可能性が高まります

自分の声で覚えたい用語をまず録音します。その用語の内容や定義を言うのに適当な時間をあけて、正解を録音するのです。それを通勤時間に聞けば、本を開くことなく用語の定義を覚えるための学習ができます

ともかく「寝る前」に学習したことを「起床後」に復習する

◆ヒンドゥーメソッド
【1日目】
最初の10個を覚える
【2日目】
1日目に覚えた10個をきちんと覚えているかどうかを確認すること
からはじめてください。その上で、新たな10個を覚える
【3日目】
1日目の10個と2日目の10個をまとめてきちんと覚えているかどう
か確認することから始めてください。その上で新たな10個を覚える
ようにしましょう。最後に1日目から覚えてきた計30個の単語をも
う1度覚えているかどうか確認してください

「一生懸命思い出す」ことをしないと、この連絡経路(前頭葉─側頭葉の間)はどんどん細くなってしまう危険性があります

◆合格する人の「模擬試験の受け方」
・わからない問題にいつまでも拘泥してはいけない
・選択肢はわかるものから解いていく
・穴埋め問題はわかる空欄から埋めていく
・組み合わせ問題は選択肢を120%活用する
・個数問題は確実にわかる選択肢だけ判断して、不明なものがあっ
た場合はいったん飛ばす

得意分野を伸ばせばいいという発想は、苦手分野を克服してこそ意味を持つもの

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『68点を確実に取る勉強法』フォレスト出版 横溝慎一郎・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894513986

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◆目次◆

プロローグ 最短で「合格する人」になる方法
第1章 この「学習計画」で合格できる!
第2章 一発合格する人の「時間」の使い方
第3章 忘れない記憶法
第4章 最短で結果を出す人の「問題集」の使い方
第5章 明日からできる合格のマル秘テクニック

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