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『「意識の量」を増やせ!』齋藤孝・著 Vol.2566


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【「意識の量」を増やせば、すべてうまく行く】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334036252
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「なぜ世の中にはよく気がつく人とそうでない人がいるんだろう?」

ホテルや飲食店などで、気が利かない従業員を見る度に、こんな疑問を持ってしまいます。

しかしながら、本書を読んだところ、どうやらこれは適性の問題ではなく、意識の量の問題のようです。

著者の言葉を借りれば、<意識の量が多い人イコール「優れたビジネスマン」>であり、さまざまな改善や工夫ができる。

意識をしているから、いろんなことに気づく。気づくから対応できる。

だから、仕事で成果を出そうと思ったら、まずは意識を高めること。

そうすれば、結果は勝手についてくるはずです。

お客様にお茶ひとつお出しする際にも、今日の天候を考えて、熱いお茶か冷たいお茶か決める。

席次から上下関係を読み取って、飲み物を出す順番を決める。

意識の量を増やせば、誰でも自ずと「気が利く」人になれるのです。

本書にはほかにも、意識の量を増やす方法がいくつか書かれています。

・自動化する作業をどんどん増やす(他の作業に意識を集中できる)
・目は前を見ながら、心の眼は自分の背後に置く(客観視できる)
・リスクを取る

どうすれば、意識の量が増えるのか。本書には、そのヒントがたくさん書かれています。

新書にありがちな軽い読み物ですが、仕事改善のヒントとして、読んでみてはいかがでしょうか。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ミスの原因を作ったのも、問題がなかなか解決しないのも、多くは自分の意識の量が足りなかったからだ

失敗の経験=意識量を増やす機会

意識の量を増やして他人への配慮ができるようになると、自己客観性もついてくる

チェーン店のアルバイトであろうと、商品でなく人に顧客がつくようになったら、その人は一人前だ

上司や先輩に頼まれてお茶をもっていくことになったとき、その場に入ってまず誰からお茶をお出しするのがいいのか。これも意識の張り巡らし方だ。すわっている席の位置関係から判断する手もあれば、その場の会話の様子から上下関係を察する手もある

ゴルフの宮里藍選手は、数年前から「太極拳スイング」と名づけたトレーニング方法でスイングの調整をしている。通常、スイングは三秒間くらいで最後まで振り切るわけだが、それをわざとゆっくりと、恐ろしいほどスピードを落として、一分ぐらいかけて振り切る

自動化している作業が多くなるほど、意識の量を他のことに割くことができる

FCバルセロナには、カンテラと呼ばれている少年たちをトレーニングする下部組織がある(中略)カンテラでは、子どもの頃から、極端に狭い場所でミニゲームをする。狭いスペースで、速い速度のパスを回す練習をし、そこから徐々に、目を配る対象の幅を広げていくという

世阿弥は、舞の心得として「目前心後」ということを言っている。目は前を見ながら、心の眼は自分の背後に置かなくてはならないという訓えだ

見ようと意識を働かせない限り、見えない人には一生見えない世界がある

苦手意識のある相手こそ、避けるのではなく近づいていく。苦手を克服するにはこのやり方が一番有効だ

師のもとで上達するということは、自分のやり方にこだわる気持ちを捨てて師の教えを受け入れていくことだ。そうした中で他者を受容していくことの意味を知り、自尊心と自己肯定感のバランスを身につけた

意識の量がどれだけ増えるかは、どれだけリスクを取ったかによって決まってくる

天才たるよりもグループ・ジーニアスのよき一員たれ!

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『「意識の量」を増やせ!』齋藤孝・著 光文社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334036252

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◆目次◆

I章 社会力は「意識の量」で決まる
II章 仕事をするとはどういうことか
III章 求められる人になる「意識増量」レッスン
IV章 他者を受け入れるレッスン
V章 自意識の罠から逃れよ
VI章 「チーム・ジーニアス」の一員になる

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『自分を超える法』ピーター・セージ・著 Vol.2565


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【起業家のための自己啓発書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016534
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本日の一冊は、世界No.1コーチ、アンソニー・ロビンズの史上最年少トレーナーで、イギリスの若手起業家、ピーター・セージによる自己啓発書。

500ページを超える大著ですが、文字が大きく、セミナーをまとめた感じの語り口調なので、すらすらと読み進めることができます。

起業を考える人なら誰でも、恐怖を乗り越えるために自己啓発書を読んだ経験があると思いますが、本書はまさにそんなニーズにピッタリの一冊。

具体的なノウハウは薄く、後半のコピーライティングの部分が一部、実用的なだけですが、前向きな心構えを持てる内容だと思います。

・人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、不安定の量に正比例する
・行動のさなかでは、恐怖は消える
・真の「重要感」とは、人々が誇りを持てることを目指すこと

など、いくつも名言が登場しますが、土井が気に入ったのは、「ビジネスで成功する確率は「5%も」ある」というフレーズ。

復興をかけ、イノベーションが注目されている今、もっと起業しようと思う若手が増えても構わないはず。

本書は、そんな若者たちの背中を押してくれる一冊です。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆人間の6つの欲求(シックス・ヒューマン・ニーズ)
1.安定感
2.不安定感
3.重要感
4.愛とつながり
5.成長
6.貢献

人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、不安定の量に正比例する

行動のさなかでは、恐怖は消える

真の「重要感」とは、人々が誇りを持てることを目指すこと

自分自身を十分に愛せていないから、相手に何かを求めてしまう

成長するためには負荷をかける必要がある

ビジネスで成功する確率は「5%も」ある

「全員が勝者となる方法を考える」ことが、大切なポイント

「提案を受けたほうが、断るよりも価値が高い」と感じるような提案をする
※税務の専門家が無料でベンツを手に入れる提案
「もし、私が御社の過去3年の帳簿を2日間チェックして、すでに納税した分から500万円相当の還付請求ができる方法をお教えできたら、あの車を私にあげてもいいと思いますか?」

常に「決定権のある人」と交渉する

利益を増やすためには、顧客を増やすことより、それぞれの顧客により多くの製品を売ることにフォーカスすべきだ

リーダーシップがあるかないかは、「リーダーを育てた数」で決まる

「達成する方法がわかる目標」は、目標として小さすぎる

新しいことに挑戦するときは「メンター」を探す

リーダーは、100人中99人に反対されても構わないと考える人たち

焦点を「自分」から「外側」に向ける

◆コピーをワクワクさせる「6つの方法」
1.「迷信」を解明してあげる
2.「あまり知られていない事実」を暴露する
3.「顧客が付加価値として認識するようなもの」を与える
4.「すばらしいストーリー」を話す
5.「誤った認識」を修正する
6.「秘密」をばらす

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『自分を超える法』ピーター・セージ・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016534

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◆目次◆

はじめに 自分を超える「5つの法則」
法則1 成功の心理学
法則2 お金のつくり方
法則3 リーダーシップを高める
法則4 世界観をつくる
法則5 10倍強くなる文章術
ピーターからの“格言”
ピーター・セージがおすすめする「良書」
あとがき
訳者あとがき

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『おいしいから売れるのではない売れているのがおいしい料理だ』正垣泰彦・著 Vol.2564


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【名著】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822233480
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本日の一冊は、サイゼリヤの創業者、正垣泰彦さんによる初の著書。

最初タイトルを見た時には、正直反発したのですが、この言葉には、じつは深い意味がありました。

著者自身の言葉を借りると、この言葉には「目の前の現実を謙虚に受け入れて、本当にお客様が満足されることは何かを見極めようという私の思いを込めている」のだとか。

自己欺瞞に陥り、現実が見えなくなる経営者が多いなか、この姿勢は見習うべきだと思います。

学生時代の仲間に誘われて千葉で開店した「サイゼリヤ」が不振で、深夜まで営業時間を延ばしたところ、ならず者のたまり場に。

「しまいには客同士のけんかで石油ストーブが倒れ、店が燃えてしまった」という強烈な体験をした著者。

それでもめげずに店を継続し、5割引きにしても売れないから7割引にしたら、「客数が1日20人から一挙に600~800人まで増えた」そうです。

「恐怖」をものともせず、あくまで数字をベースに仮説を淡々と検証していく著者の姿勢には、驚くばかり。

飲食業を極めた著者の「仮説」は、一読の価値ありです。

給料を削ってでも核商品を作ること、メニューを売るのではなく食材を売ることを考える、商品間の価格差を広げすぎない、原材料費は絶対にケチらない、仕入れは価格より品質を重視すること…。

飲食経営をする方にとっては、まさにドル箱の金言。

業種が違う方でも、不況を乗り切るヒントが満載の一冊です。

今すぐ買って読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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不況下で、大切なのは売り上げの確保ではなく、無駄を無くすことだ。周囲の店が値下げに走っているから、売り上げが欲しいからといって安易な値下げによる販促をすべきではない

どうすれば無駄を無くせるか? 一番効果があるのは、何かを改善しようと考えるのではなく、今までやっていたことをやめることだ。飲食店ならメニュー数を絞ることが一番無駄を減らせる。同時に、自分の店にしか出せないぞ、という強いメニューを作ることだ

個人経営・中小の店には「核商品」をゼロから作るとっておきの方法があるので紹介しよう。これは私も経験したことなのだが、店主が自分の給料を削ってお客様に還元するというものだ。店主の給料を削って、その分だけ、原価を上げる

お客様がその店の料理をおいしいと感じて、また店に来てくれるかどうかは、料理の品質と店の用途が合っているかどうかで決まる

世の中が豊かになればなるほど、消費者は用途で店を選ぶ。それは飲食店も同じで、今後も用途は多様化し、細分化していくだろう

ほとんどの人はメニューそれぞれをもっと売るにはどうするか、という視点から考える。しかし、どんな食材をお客様が口に入れているのか、というデータに変換してみると、店の料理をもっと売るには、最もお客様に食べられている食材から順番に品質を良くしていく方が効果的かもしれない、という仮説に気づく

いくら掛かるか分からないという状態は、消費者に強いストレスを与える。しかし、こうした苦痛は、商品の値付けを工夫することで取り除ける。ポイントは商品間の価格差を広げすぎないことだ

「おいしい」=「客数」と考えるようにしている

お客様が怒って再来店しなくなるのはクレンリネスに問題があるときだ

仕入れは価格より、品質を重視せよ

何が一番大切かといえば、仕入れ業者との間で、納品してもらう食材の品質について下限を決めることだ

品質の良い食材を安定して調達するには、良い仕入れ業者を選ばなければならない。これは至ってシンプルで、繁盛店に卸しているところから仕入れるようにすること

個人経営の店が繁盛店であり続けるためには、原価率は40%以上であるべきだ

人口の少ない「地方」では、ターゲットを絞る店は成り立ちにくい

人が頑張れるのは誰かの役に立つからだ

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『おいしいから売れるのではない売れているのがおいしい料理だ』正垣泰彦・著 日経BP社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822233480

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◆目次◆

第1章 「客数増」がすべて お客様本位の物の見方とは
付録1 サイゼリヤ流のカイゼンを徹底解剖
第2章 十分な利益を確保するには 大切なのは儲かる仕組みづくり
付録2 サイゼリヤ農場が被災でも絶望などしていられない
第3章 リーダーと組織の在り方 人が頑張れるのは誰かの役に立つからだ
あとがきにかえて 有力経営者が語る「正垣泰彦」
ニトリホールディングス社長 似鳥昭雄

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『ぶっちぎり理論38』後田良輔・著 ダイヤモンド社 vol.2563


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【代理店マンの究極気配り術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447801566X
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本日の一冊は、著名人や大企業クライアントの接待など、絶妙な気配りを求められる大手広告代理店にあって、ダントツの成績を誇るスーパー営業マンが、その気配り理論をまとめた一冊です。

受注100万円(雑誌1ページ)でも上々といわれるなか、一発で10億円、15億円の受注を実現する人たらしの術とは何か。

おバカなテイストの本ですが、その内容には、目を見張るものがあります。

土井はかつてサラリーマンの頃、『ユダヤ人大富豪の教え』の本田健さんと一緒に喫茶店に行ったことがありますが、その際、本田さんが「ちょっと失礼」といってお手洗いに立ったことがありました。

未熟な土井は、「ああ、トイレに行きたくなったんだな」と単純に思っていたのですが、その間に本田さんは、土井の分も支払いを済ませていたのです。

以来、土井は接待の際には、必ずこの「ちょっと失礼」を実践するようになりました。

本日ご紹介する『ぶっちぎり理論38』には、この「トイレ奉行理論」をはじめ、計38の気配り理論が紹介されています。

電話を切る時の「赤ちゃん肌理論」、訪問先の20メートル手前でタクシーを降りる「20メートル手前理論」、キーマンを電話で捕まえるための8時50分理論、メール返信の際の「拝む理論」など、テイストはおバカながら、いずれも思わずうならされる内容。

ある程度ビジネス経験を積んだ方でも、思い至らない気配りのポイントが、必ずいくつか見つかると思います。

営業マン、新入社員は必読。部下を育てたいマネジャーにとっても重宝する一冊。

なお本書の巻末には、本文で説明した「ぶっちぎり理論38」のダイジェスト版が長財布に入るカード1枚でまとめられており、この本作りの気配りにも驚かされます。

このカード1枚あれば、誰でも気配りの達人になれること請け合い。

ぜひ買って読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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営業マンの価値とは、いったい何でしょう? いまの私にはわかります。それは、「居心地のよさ」を提供することです

◆W先輩が教えてくれた「3つの金言」
金言1「上下関係をわきまえろ」
金言2「だれからお金をいただいているのかを意識しろ」
金言3「成功することよりも、失敗しないことを考えろ」

ひと手間かけて、汗をかく! だから思いが伝わる

最も効率的な仕事のやり方は、汗をかくこと

◆赤ちゃん肌理論
・相手が切るまで、受話器から耳を離さない
・受話器を置く前に、フックをやさしく押す

◆郷ひろみ理論
接待カラオケのトップバッターを務め、郷ひろみの『2億4千万の瞳』を熱唱

タクシーを使ってお客様のところを訪問するときは、タクシーを玄関前に横づけしてはいけません。あえて「20メートル手前」で降りるようにしましょう。20メートル手前で降りて、身だしなみを整え、自分の足で“わざわざ歩いていく”という演出が必要です。私はこれを「20メートル手前理論」と名づけました

事前にわかっていることは、先回りして対応しないと大失敗する

◆新幹線で「車両の後方」から順に、「2人席」を人数分確保する理由
1.東京から名古屋に向かう場合、2人席側の窓から「富士山」がよく見える
2.3人席の「真ん中」に座ると、落ち着かない人がいる
3.最後列とデッキの間のスペースに大きな荷物を置くことができる

キーマン(お客様や上司)をカッコよく歩かせる

時間を確認する際、「相手の腕時計」を見る

新規開拓の時期は、「予算期の2~3か月前」にしかチャンスはありません

官製ハガキを、常に「3枚」持ち歩く

ビジネスで、八方美人は信用されません。「自己保身が強い人」と思われるからです

傘の先を前向きに持つ人=デキる人

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『ぶっちぎり理論38』後田良輔・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447801566X

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◆目次◆

はじめに
プロローグ ぶっちぎり理論で、「見えない気配り」を見える化しよう
第1章 絶対「失敗しない力」がつく! ぶっちぎり理論16
第2章 至高の「えこひいき力」がつく! ぶっちぎり理論13
第3章 究極の「生き様力」がつく! ぶっちぎり理論9
第4章 落ちこぼれでも3秒で社内エースに変わる!
「ぶっちぎり理論」最強コラボ技14
BUCCHIGIRI Special Presents
女性に喜んでもらうことを追求する理論 KHA理論
(こんなの はじめて ありがとう理論)
おわりに
【巻末特典】出先でも、長財布の中で使える! ぶっちぎり理論38

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『「器が小さい人」にならないための50の行動』西多昌規・著 vol.2562


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【器の小さい人にならないために】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479421846X
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「器」。

経営者にとって、指導者にとって、これほど気になる言葉もありません。

古くは、童門冬二さんの『将の器・参謀の器』がベストセラーになったように、いつの時代も「器」は、リーダーたちのキーワードになっています。

※参考:『将の器・参謀の器』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413092147

指導者たちは、いつの時代も「自分はどれぐらいの組織を率いる器なのだろうか?」「いくら稼げる器なのだろうか?」と悩んでいます。

では、この「器」が鍛えられるとしたらどうでしょうか?

本日ご紹介する一冊は、脳科学の見地から、「器は脳のキャパシティで決まる」「器は大きくできる」と主張した、かつてない一冊。

精神科医の西多昌規さんが、最新の脳科学研究の成果をもとに、器を大きくする行動、小さくする行動を指南。

さらに、食習慣や睡眠が「器」に影響することを指摘しています。

驚いたのは、夜中のラーメンや睡眠不足、整理整頓の不足が「キレ」やすくなる原因となるという指摘。

ほかにも、器を大きくするための生活上のちょっとした工夫などが書かれており、仕事のやり方や暮らし方の面で、大きなヒントをいただきました。

最近は、『怒らないこと』や『怒らない技術』などがベストセラーとなっていますが、心構えだけで変われないという人間には、こちらの方が即効性がありそうです。

※参考:『怒らないこと』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901679201

※参考:『怒らない技術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489451818X

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人の「器」とは脳のキャパシティで決まるのです。ですから、脳の処理能力と、感情の処理能力を高めることで、いくらでも「器」を広げることができる

器の大きい人の怒りは、「計画された」「内に秘めた」「コントロール可能」な怒りです。ですから、怒りにまかせて職場の雰囲気を壊したり、社員を萎縮させることはありません。だから、組織が大きくなれるのです

ワーキングメモリの低下はなにを意味するのでしょうか。短期記憶の容量が低下するのではなく、注意の制御ができなくなるのです。注意力散漫で、あれこれやっても頭に入ってこないというときには、ワーキングメモリが低下しています

現実的なワーキングメモリ管理策としては、当たり前のように思われるかもしれませんが、一度にあれこれやり過ぎないことが大切です。習い事をいくつもやらせている親は、子どもの才能の芽をつんでしまう可能性もあるのです

脳トレにせっせと励むよりは、文房具やモバイル機器による仕事環境の効率化、そして充分な睡眠が、ワーキングメモリにはいい

行き詰まったときは、他人の脳で考えてみる

イヤなことをダラダラやり続けない

タバコ、お酒、コーヒーをきっぱり断つ

セロトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸から合成されます。トリプトファンは、大豆に多く含まれています(中略)現代人の偏食で思いつくのは、ラーメンです。わたしは“ラーメン好き”ですが、毎日ラーメンばかり食べているとトリプトファン不足になるかもしれません(中略)小さなことにイライラしているのは、セロトニン神経の活性不足の可能性もあるのです

どんな人格者をも、イライラさせてしまう手段があります。それは、睡眠不足です

「捨てられない人」はワーキングメモリが低下する

オキシトシンを吸入したグループでは、吸入しないグループに比べ、人の顔を見たときに視覚により注意力を払い、仮想ゲームにおいても社会的な手掛かりにより留意することが明らかになった

空間認知と遂行能力が向上するような趣味を持つ

イライラが爆発しそうなときは鏡を見る

朝の光には、不安な気分を鎮め、気分を安定させ、睡眠を深くする効能もある

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『「器が小さい人」にならないための50の行動』西多昌規・著 草思社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479421846X

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◆目次◆

STEP1 自分の「器」の大きさを知る
STEP2 脳の処理能力がアップする環境をつくろう
STEP3 脳の可塑性を使って「器」を大きくする
STEP4 客観力を鍛えて、小さいことにこだわらない脳をつくる
STEP5 それでも「いっぱいいっぱい」になったときの応急処置
STEP6 睡眠中に脳内にたまった感情をリセットする
STEP7 自分をコントロールして対人関係にも強くなる

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『なかづか日報』中司祉岐・著 Vol.2561


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【脱・手帳の成功術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766785037
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本日の一冊は、山口県の零細企業専門コンサルタントながら、クライアントにカテゴリー売上日本一が数社名を連ねるという著者が、その業績アップの秘密を明らかにした一冊。

著者が力を入れているのは、何と「日報」。

営業経験者であれば、毎日のように書かされている、あの退屈な「日報」で業績が上がるというのです。

では、一体どこに秘密があるのか?

じつは著者が提唱している日報は、「ファクト」(事実)を発見するための日報なのです。

著者が提唱する、日報に書くべき3要素は、以下の3つ。

1.時間軸による自分の行動 [スケジュール]
2.行動する中で得た発見 [気づき]
3.発見に対してどう実践(行動)を起こすか [実践予定]

これを書くだけで、自ずと行動が修正され、成果につながる行動を習慣化できるというのです。

レコーディングダイエットにも似た手法で、本書に書かれた実践例を読む限り、確かに成果が出そうです。

ビジネスの基本は、やはり営業だと思いますが、その営業活動において、とくに成果が出そうな手法です。

営業マン、営業マネジャーはもちろん、あと一歩のところでなかなか成果が出ないビジネスパーソンに、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ビジネスの基本は「間違い」に早く気づくこと。「事実」の積み重ねからは間違いは起こらない

◆日報に書くべき3要素
1.時間軸による自分の行動 [スケジュール]
2.行動する中で得た発見 [気づき]
3.発見に対してどう実践(行動)を起こすか [実践予定]

成果をあげる近道は「自分分析」でしかない。行動・思考のクセはすべて、日報にあらわれる

ささいなメモから「小さな事実」が見つかり、小さな事実から「大きな成果」が生まれる

二度、三度、この2つの短い事実を読んで、心の中で手を打ちました。(そうだ、アパートだ)市内にも郊外にも、アパートなどの集合住宅はたくさんあります。入居しているのは単身者にせよ、夫婦にせよ、ほとんどが若い人です。彼らは、できるだけ小ぎれいなアパートに住みたがっています。(中略)解答は日報のお客様の言葉にありました。オーナーは管理を不動産屋に一任しているのです。(中略)効率の悪い一般家庭から、不動産屋さん営業への転換。それに思い至った瞬間でした(著者がリフォーム専門の工務店の営業時代に経験した日報の威力)

商品販売数や売上高、利益率、顧客数などの数字を、日報に克明に記録し続けるだけで、結果が変わります。なぜなら、数字を書くことで、その数字を意識するからです

意識する数字によって、選択する行動はまったく変わる

「月半ばに少し増えているな。25日の給料日過ぎに増えるのはわかっているが」数字を確かめると、確かに月半ばの15日、16日に、数字がわずかながらそれ以前の日より多いのです。「なぜかな?」考えているうちに、店主さんが「そうか」と手を打ちました。「年金の支払日だ。増えているのはお年寄りの来店だよ。それで来店数も売上げも多くなっているんだ」

日報に商品分類をしたのは、「何が売れるか」をつねに意識することが重要だったから

結果が出た商品に、もっと力を入れよう

ビジネスは「マネ」ても役には立たない。「自分だけの教科書」が一番役に立つ

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『なかづか日報』中司祉岐・著 経済界
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766785037

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◆目次◆

序章 [日報の威力]A4 1枚の日報から
成果に直結する「やるべきこと」がわかる
第1章 [数字]日報の数字を読み解けば見る見る業績が上がる
第2章 [行動]山ほどのムダと非効率な日常
日報がみごとにそれを指摘してくれる
第3章 [お客様]「分かっているつもり」「思い込み」
阻害要因をぶち破る日報のすごさ
第4章 [商品]日報を毎日検証すれば、
魅力ある商品の正体が分かってくる
第5章 [モチベーション]理性型か感性型か、
タイプ別に日報で自己管理ができる

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『下町ロケット』池井戸潤・著 Vol.2560


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【今、もっとも読むべきビジネス書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093862923
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本日の一冊は、先日発表された第145回直木賞受賞作、池井戸潤さんの『下町ロケット』。

BBMでは原則、フィクションを扱わない方針ですが、一読して、これは「今、もっとも読むべきビジネス書」だと感じましたので、ご紹介いたします。

資金繰りや社員の反発、協力者の離反、競合の嫌がらせ、取引先の横暴、さらには家庭事情まで…。

ビジネスをしていれば、経営者の夢をしぼませる要因は、いくらだって出てきます。

しかし、経営の目的がカネだけだとしたら、それはあまりに寂しすぎる。

カネを稼ぐのは当然のことながら、情熱を持って続けるためには、やはり社長に夢が、社員に誇りがなければいけない。

では、どうすれば社長が夢を持ち、社員が誇りを持って働けるようになるのか。

『下町ロケット』は、そのヒントを与えてくれる一冊です。

―大田区にある佃製作所は、資本金3000万円、売り上げ100億円弱、従業員200名。かつて宇宙科学開発機構の研究者だった職人気質の経営者、佃社長率いる、地味ながら技術力に優れた企業です。

ストーリーは、この佃製作所が、裁判を商売道具にする悪徳競合企業、ナカシマ工業が特許侵害の訴えを起こすことから始まります。

悪評による売り上げダウン、大手取引先との取引終了、銀行の貸し渋り…。

窮地に追い込まれた佃製作所に、ロケット開発の大手、帝国重工から、特許を20億で売るよう打診が入る。

長年かけて開発した夢の特許を手放したくはないが、資金繰りは逼迫する一方。

そんななか、佃社長が下した、意外な決断とは……!

一度は、夢をあきらめた人間が、再び夢に向かって進んでゆく。

この小説は、ベンチャー起業家、後継者、親の跡を継がずに後悔している方、銀行家、経理マン、開発担当者、営業マン、メディア関係者…さまざまな人間の想いを乗せて飛ぶ夢のロケットだと思います。

現実はどうあれ、信じたいビジネスのカタチがある。夢がある。経営者は、それを曲げてはいけないのだと思います。

経営を始めて7年。これほどまでに励まされた一冊はありません。

文句なしに「買い」の一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「自分の都合のいいときだけすり寄ってくるような商売はよしてくれ。いいときも悪いときも、信じ合っていくのが本当のビジネスなんじゃないのか」

「カネの問題じゃない」佃は断言した。
「これはエンジン・メーカーとしての、夢とプライドの問題だ」

「どっちの選択が十年先の佃製作所にとってメリットがありますか」

「リスクのないところにビジネスがありますか」

「ここからが、本社の生産部門です」
エアシャワーを浴びて塵芥を落とし、白衣に着替えた。きかなくてもクリーンルームのクラスはかなりのものだろうと推測できる。この規模の会社としては最先端の設備だ。こうした環境面への設備投資にも配慮されているのは、研究員だった佃の目配りに違いなかった

工員から受け取った鉄板をしげしげと眺めた財前は、思わず唸り声を上げた。その穴は、まるで精密な機械でも使ったかのように、垂直に穿たれていたからだ

「穴を開ける、削る、研磨する―技術がいくら進歩しても、それがモノ作りの基本だと思う」

「もしウチが帝国重工に部品供給したら、少なくとも“ロケット品質”っていえるんだぜ。そうしたらビジネスだって広がる。オレは役員連中がいってることはそう間違ってないと思うな」

「何事にも勝負所ってあるじゃないのさ。いまは大変だけど、一生懸命やればきっとうまくいく―そう信じることが大事なのよ」

「長く会社を経営していれば、業績のいいときも悪いときもあります。ですが、これだけはいえる。どんなときも、ウチの財務諸表に記載されている数字は正しい。よければよいなりに、悪ければ悪いなりに、会社の姿を正確に映し出す。そういう財務を目指してきました。資料の数字、どこか間違っていましたか」

「俺たちは後になってなんであんな評価をしたんだといわれるようなことはしたくない。いわせてもらえば、それが帝国重工マンとしてのプライドってやつだ」

「俺はな、仕事っていうのは、二階建ての家みたいなもんだと思う。一階部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う」

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『下町ロケット』池井戸潤・著 小学館
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093862923

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◆目次◆

プロローグ
第一章 カウントダウン
第二章 迷走スターダスト計画
第三章 下町ドリーム
第四章 揺れる心
第五章 佃プライド
第六章 品質の砦
第七章 リフト・オフ
エピローグ

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『「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!』 池田千恵・著  Vol.2559


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【「朝4時起き」の著者、最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838722761
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本日の一冊は、ベストセラー『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』の著者であり、「朝活」ブームの火付け役、池田千恵さんによる新刊。

※参考:『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838719930

著者は「朝4時起き」のヒット以降も何冊か本を出していますが、今回の本は、「朝4時起き」の続編にあたる一冊ということで、とくに注目です。

さっそく、内容をご紹介しましょう。

今回のテーマは、ズバリ「ひとり時間」。

いつも人と群れてばかりで時間を浪費するのではなく、「ひとり時間」をきちんと確保することによって、人生を思い通りにデザインしていこうというコンセプトです。

現在、講演や執筆、メディア露出などで多忙を極める著者が、どんな風に仕事やプライベートをやり繰りしているのか、その実際と工夫を学ぶことができます。

著者の手帳の使い方や、勉強するための情報源、自分をモチベートするためのコツなど、知的生産のためのさまざまなヒントが盛り込まれています。

前作同様、モチベーションが上がる一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分の人生がなかなかうまくいかないからといって、頑張ることが格好悪いことだとか、どうせ頑張ってもムダだと言って、頑張ること自体を諦めてほしくない

情報は、それ自体は何の意味も持ちません。得た情報をどのように受け止め、判断し、行動していくかが大事なのです。あなたの行動基準までが、洪水のように流れてくる情報に流されてはいけないのです

一人での準備期間があるからこそ、外に向かって効果的に自分の考えを発信し、仲間を募って行動することができる

「調整コスト」「つながりコスト」があなたの時間を奪う

◆家族の反発を避けるシンプルなコツ
一見楽しそうじゃないことをすること

仮説を考える時間が「ひとり時間」、そして仮説を検証していく時間が「みんな時間」

30分前行動を習慣にすれば、相手にも優しくなれる

頑張ってもうまくいかない―そう思ってしまう時は、頑張る前の「考える」時間が足りないのです

私が心がけている工夫の一つに、「作業ブロック」というものがあります。これは、一切の連絡をシャットアウトして、作業に集中する時間を作るもの

毎日の「予実管理」を習慣化するためにおすすめなのは、バーチカル式(ウィークリー欄が一週間で見開きになっていて、30分~1時間ごとに縦にメモリが刻まれているタイプ)の手帳を使うことです

1日のうち、何にどのくらい時間をかけていて、どこで「ひとり時間」を確保できるかを「見える化」するのにおすすめなのが、円グラフ

◆著者が実践する、4色ToDoマトリクス
・仕事に関わることは、「食いぶち」の緑
・家族や親友、メンターなど、自分にとって大事な人との予定は 「種まき」の赤
・美容院、ネイル、家の掃除など、環境を整えるために日々必要なルーチン作業は「日課」の青
・自分でなくてもできることや、やりたくないけど業務を遂行するために仕方なくやらなければならないことは、「思いつき」の黒

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『「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!』池田千恵・著 マガジンハウス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838722761

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◆目次◆

第1章 なぜ、「ひとり時間」が大切なのか?
第2章 「ひとり時間」の作り方
第3章 「ひとり時間」の使い方

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『新ビジネスミーティングの英語表現』 ロッシェル・カップ・著 Vol.2558


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【ビジネスミーティングで使える英語表現】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789014541
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外資系企業に勤めていた頃は、外国人上司とのミーティングの度に、「ああ、今日も英語で会議か…」と憂鬱になっていた記憶があります。

ノン・ネイティブにとって何が難しいかというと、ネイティブの同僚がミーティングでバンバン発言している最中に、割り込んで意見を言うこと。

仮に注目を引くひと言を発したとして、その後、注目が集まれば、気の利いたセリフのひとつも言わなくてはなりません。

そんな時に役立つのが、この『新ビジネスミーティングの英語表現』です。

この本は、かつてベストセラーとなった『ビジネスミーティングの英語表現』の改訂版。

著者のロッシェル・カップさんは、シカゴ大学でMBAを取得し、日本の金融会社に務めた経験のある人物で、現在はソニーや東芝、トヨタ自動車、富士通、本田技研工業などにも指導する、異文化コミュニケーションのプロフェッショナルです。

本書は、そんな著者がまとめた、ビジネスミーティングで使える英語表現集。

ミーティングで効果的に発言するための英語表現から、プレゼンでの質問の受け答え、ミーティングを準備する人のための英語表現まで、ミーティングにかかわる、ありとあらゆる表現を網羅しています。

会議で英語を使う機会のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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In order to get this idea approved, it’s necessary to obtain buy-in from the key decision-makers.
このアイデアを承認してもらうために、重要な決定権を持つ人たちの賛同を得る必要があります。

I envision this meeting as focusing on XX. How about you?
私の考えでは、このミーティングはXXに絞ったほうがよいと思います。あなたはどう思いますか。

We will meet to talk about the recent rise in defects and generate ideas for improvements.
最近の不用品発生率の増加について話し合い、改善策を講じるためにミーティングをします。

Would it be okay if I stopped by your office at 2:00 tomorrow to discuss this?
この件について話し合うために、明日2時、オフィスにお邪魔してもよろしいですか。

<備品チェックリスト> ※一部紹介
projector for use with laptop(ラップトップ用プロジェクター)
markers for whiteboard(ホワイトボード用のマーカー)
lectern(講演者用の机)

Today I’ll be sharing some information about our recent sales activities.
今日は最近の営業活動に関する情報を報告したいと思います。

Well, that’s one way to look at it. Any other thoughts?
まあ、それは1つの見方ですね。ほかには(何かありますか)?

Please refrain from making judgmental comments.
批判的なコメントはご遠慮ください。

I’d like to point something out.
指摘したいことがあります。

I’ve got a different take on this.
私は、これについては別の見方を持っています。

As you may be aware, I’ve been in this industry for my entire career, and am quite familiar with the ins and outs of this market.
ご存じかもしれませんが、私はずっとこの業界で過ごして来ているので、この市場の至るところまで熟知しています。

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『新ビジネスミーティングの英語表現』ロッシェル・カップ・著 ジャパンタイムズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789014541

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◆目次◆

序論 ここが違う日本人の会議と外国人のミーティング
Chapter1 ミーティングを成功させるための準備
Chapter2 ビジネスミーティングを開く段取りと適切な表現
Chapter3 ミーティングを円滑に進める方法と英語表現
Chapter4 ミーティングでどう効果的に発言するか
Chapter5 外国人が嫌うミーティングでの日本人の行動
Chapter6 ミーティングでの言葉の壁の乗り越え方
Chapter7 プレゼンテーションでの質問の受け方・答え方
Chapter8 ハイテク会議の実際と必要な英語表現
Chapter9 ミーティングのまとめとフォローアップ

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『承認とモチベーション』太田肇・著 Vol.2557


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【調査でわかった「ほめ方」の秘訣】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4495380214
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最近は、「エチカの鏡」に登場した「ほめ達」こと西村貴好さんや、谷口祥子さんはじめ、さまざまな方の影響で、「ほめる」ことがブームになっています。

しかし一方で、「ほめたら社員が辞めた」なんて報告も周りから受けており、ほめることと社員のモチベーションに一体どういう関係があるのか、一度学術的に知りたいと思っていました。

そんな時に見つけたのが、本日ご紹介する『承認とモチベーション』。

組織論や人的資源管理論を専門とする同志社大学政策学部教授の太田肇氏が、最新の研究成果をもとに「承認」と個人のモチベーションの関係を探った一冊です。

2008年以来、3年にわたって行ってきた、大企業の正社員、中小企業の正社員、派遣社員、私立病院の看護師、公立病院の看護師への研究結果をもとに、ほめることの効果と、効果的なほめ方について、独自の見解を示しています。

面白かったのは、35歳未満と35歳以上でほめることの結果に明らかに違いがあること、男女差があること、派遣社員には金銭的インセンティブが効くこと、プロフェッショナルはプロフェッショナルにほめられないと動機づけられないこと、など。

そして予想通りではありますが、上司の役割が非常に重要だということがわかりました。

部下がやる気をなくしたエピソードなども具体的に載っているので、管理職の方は、目を通しておくと良いと思います。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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楽しさや面白さは本人の心理状態のほか、仕事内容や職場環境といった状況に依存する。したがって、常に楽しさや面白さで動機づけることはできないという点に限界がある

長期的な成長や大きな目標の達成には、楽しさや面白さとは別の種類のモチベーションが必要

野村総合研究所が行った「生活者一万人アンケート調査」(二〇〇〇年)によると、七四%の人が「自分の能力や専門性を高めることで社会的に認められたい」と答えている。さらに二〇〇三年の同調査では、二〇代の五二%、三〇代の四四%が「出世や昇進のためには、多少つらいことでも我慢したい」と回答している

◆公益企業A社での研究
「仕事コミットメント」「昇進意欲」は女性より男性のほうが、また年齢・職歴が浅い人のほうが高い傾向がみられる

「自己効力感」や「職場における影響力の知覚」は三五歳未満でのみ効果がみられる

◆サービス業B社での研究
働くのが嫌になったことや、やる気がなくなったこととしては、上司との人間関係にまつわる体験談やエピソードが多数あげられている。とりわけその多くが、つぎのような上司からの「負の承認」、あるいは「不正確な承認」である。「時間内に仕事を終わらせるより、仕事が遅くて残業する人のほうががんばっているように上司が発言するので、集中して働くのがばからしくなった。」「周囲の人は認めていないのに、一部の力のある人に認められた人が昇進するのを目にしたとき。」「上司の気分によって評価基準が変わるので、だまされている気がする。」

◆派遣社員を対象にした研究
分析の結果、派遣社員が派遣元で承認された場合にかぎり、「評価への満足」が高まることが明らかになった

◆派遣社員の自己効力感が高まった話 ※一部紹介
「社員が困って相談してきて、それを解決できたとき。」
「社員にしか開示されていない情報を教えてもらった。」
「VIPのお客様にも自分が対応させてもらったこと。」
「職場で社員と派遣との分け隔てなく接してくれる。」

◆看護師を対象にした研究
プロフェッショナルは一般に、その能力を専門家仲間によって評価される。そのため彼らは、専門家仲間による承認を重視する

一般にプロフェッショナルの場合、サービスをする側と受ける側との間には経済学でいう「情報の非対称性」が存在する。仕事の内容が専門的であるため、サービスの受け手であるクライアントはサービスの中身を評価できないのである。そのため、患者に受けの良い看護(看護師)が患者自身に利益をもたらしているとはかぎらない

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『承認とモチベーション』太田肇・著 同文舘出版
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◆目次◆

第1章 「経済人」か、「承認人」か
第2章 日本人と承認
第3章 承認の効果
第4章 実証のための研究プロジェクト
第5章 公益企業A社での研究
第6章 サービス業B社での研究
第7章 派遣社員を対象にした研究
第8章 看護師を対象にした研究
第9章 承認の効果─研究結果のまとめ
第10章 今後のマネジメントにおける承認

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