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『これからのリーダーに知っておいてほしいこと』 中村邦夫・著 Vol.2597


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【中村邦夫が実践した幸之助の教え】
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本日の一冊は、松下電器の「破壊と創造」に挑み、奇跡のV字回復を実現した、現パナソニックの代表取締役会長、中村邦夫氏による一冊。

すでに形骸化していた幸之助の思想を、中村氏がどう解釈し、現場で実践していったか、そのプロセスがわかる、じつに興味深い一冊です。

氏が薫陶を受けた山下俊彦元社長の座右の銘、影響を受けたという豊田佐吉翁の生家の床の間の掛け軸の言葉、松下幸之助に学んだ人心掌握術、さらにはリーダーとしての心構えまで。

いずれも基本的な事柄ながら、いざ人の上に立つと忘れてしまいがちなことばかりが書かれています。

実務のヒントとしても、仕事における忍耐、公平な人事、スピードとアジリティを考えた経営、自らを戒める態度、さらには困難な仕事こそリーダーが出ていく原則など、いちいち参考になります。

たるんでいる時に読むと、思わずドキッとしてしまう内容ではないでしょうか。

あとがきによると、著者の中村氏は、「最初で最後」とのことで、本書を書かれたそうです。

とかく松下を破壊した的なことを言われがちな方ではありますが、本書を読むと、幸之助に私淑していたことがよくわかります。

最後の一文、<僕の心の中では、いまなお「松下幸之助創業者と同行二人」です>には、思わず胸が一杯になってしまいました。

貴重な一冊ですので、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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(豊田佐吉の生家にあった)母屋の床の間の掛け軸の言葉「百忍千鍛事遂全」(忍びに忍び鍛錬に鍛錬を重ねれば、できないことはない)を見て、“ああ”と思ったのです(中略)僕はこの言葉を、それ以来ずっと座右の銘として大切にしているのです

得意のときにおごらず、淡々として、失意のときにもあせらず、うろたえず(山下俊彦元社長)

私情を絶対にはさまないということが、やはりリーダーには必要です

社員というのはだいたい、トップの発言など残念ながらほとんど聞いていないものと思っていたほうがいいでしょう。ではなにで会社や経営者の姿勢を判断しているかというと、人事なのです。人事がほんとうに公平か、それに尽きるわけです

やりたいものがたくさんあっても、みずからの力なり、自分の立場、会社の立場というものを考えて、やってはならないものはやらないし、やめるものは断固としてやめる。そういうことが適時適切にできてはじめて、一人前の経営者といえるのではなかろうか(『松下幸之助 経営語録』)

経営のスピードには、大きく二種類があると僕は認識しています。一つは、ある目的を達成するための時間的な速度です。それがスピードです。それからもう一つ、アジリティというものがある。変化対応の速さ、俊敏性とでもいえるものです

謙虚な心持ちでいれば、他人の偉さが分かります。そうすると、自分の部下はたいてい自分より偉いなという気持ちになります(『経営心得帖』より)

結局、人間には“欲と二人連れ”で、利によって働くという面と、使命に殉ずるというといささか語弊があるが、世のため人のために尽くすところに喜びを感ずるといった面とがあるわけである。だから人を使うにしても、給料だけを高くすればいいというのでなく、やはり使命感というものも持たせるようにしなくてはほんとうに人は動かない(『人事万華鏡』より)

松下幸之助創業者も「こわさ」を大切にしないといけないと言われていますね。経営者やリーダーは、こわい人を必ず何人かは持っていないと、道を間違えてしまう

若いときによく言われたことで、「酒も公事なり」というのがあります。酒のうえの席で、暴言、失言がありますが、それを「酒のうえのことだから、お許しください」というのも、ありえない話だと思います

(松下幸之助は)一番困難な仕事は、自分がやらないといけないと考えられた

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『これからのリーダーに知っておいてほしいこと』中村邦夫・著 PHP研究所
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◆目次◆

第一部 より楽しく仕事をするために
第二部 よく学び、よく考え、よく伝えるために
第三部 “日に新た”であり続けるために
おわりに 国難と対峙するこれからのリーダーたちへ

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『世界を変えた10冊の本』池上彰・著 Vol.2596


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【池上彰の解説であの難解な古典がわかる!】
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本日の一冊は、わかりやすい解説で有名な池上彰さんが、世界を変えた名著を10冊セレクトし、解説した一冊。

紹介されている本を順番に挙げると、『アンネの日記』『聖書』『コーラン』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『資本論』『イスラーム原理主義の「道しるべ」』『沈黙の春』『種の起源』『雇用、利子および貨幣の一般理論』『資本主義と自由』。

これらを順番に読むことで、世界の宗教問題の争点や、資本主義、共産主義の考え方、さらにはケインズ主義とフリードマンのリバタリアニズム(自由至上主義)まで、ビジネスマンに必要な一通りの教養・一般常識を学ぶことができます。

オサマ・ビンラディンの教本となった『イスラーム原理主義の「道しるべ」』をピックアップしたり、環境問題をいち早く取り上げたレイチェル・カーソンの『沈黙の春』を原発問題の最中にさり気なく混ぜていたりするあたり、心憎い。

しかも、さすがは池上彰さん。解説がじつにわかりやすく、これまで理解できなかった古典も、バッチリそのエッセンスを理解することができます。

現在の世界の政治、経済を読み解くヒントとして、また現代人に必須の教養として、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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わたしは世間の大多数の人たちのように、ただ無目的に、惰性で生きたくはありません。周囲のみんなの役に立つ、あるいはみんなに喜びを与える存在でありたいのです。わたしの周囲にいながら、実際にはわたしを知らない人たちにたいしても、わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!(『アンネの日記』一九四四年四月五日の日記より)

もし汝ら(自分だけでは)孤児に公正にしてやれそうもないと思ったら、誰か気に入った女をめとるがよい、二人なり、三人なり、四人なり(『コーラン』四章三節)

『ハディース』は、ムハンマドの言行をまとめているのです。時代が移り、『コーラン』には記されていなかったような問題が起きるようになると、イスラム教の学者たちは、『コーラン』と『ハディース』の内容から推測して、現代のイスラム教徒の正しい生き方を決めるようになります

実は『コーラン』は、利子をとることを禁じているのです

こうしてプロテスタント(カルヴァン派)の人々は、仕事に全力を尽くすようになります。労働に夢中になれることが、来世で自分が救われる確証を得ることになる。夢中で働けば働くほど、お金が貯まる。つまり資本が蓄積されていきます

時間を浪費することは、すべての罪のうちでも第一の罪であり、原則としてもっとも重い罪でもある(『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』)

労働の生産力を高めて、商品を安くし、商品を安くすることで労働者自身をも安くすることこそ、資本の内的な衝動であり、かつ、常なる傾向なのである(『資本論』)

一九七二年、遂にアメリカ政府は、DDTの使用を禁止しました。『沈黙の春』が出版されてから一〇年後、レイチェル・カーソンが乳癌で亡くなってから八年後のことでした

殺虫剤は、鳥には影響がないはずだと宣伝されていたのですが、殺虫剤はミミズにかかり、ミミズを餌にしていたコマドリの体内に殺虫剤が蓄積。コマドリが犠牲になったのです

われわれが生活している経済社会の際立った欠陥は、それが完全雇用を与えることができないこと、そして富と所得の分配が恣意的で不公平なことである(『雇用、利子および貨幣の一般理論』第24章)

フリードマンは、こう考えます。累進課税だと、毎年の所得税にかかるから、すでに財産を持っている裕福な人には関係がない。毎年の所得にかかるから、「これから富を築こうとする人」に重荷になる。経済は、「これから富を築こうとする人」が大勢いることによって活性化し、発展する。つまり、累進課税は経済発展に水を差す

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『世界を変えた10冊の本』池上彰・著 文藝春秋
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163743901

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◆目次◆

第1章 アンネの日記
第2章 聖書
第3章 コーラン
第4章 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
第5章 資本論
第6章 イスラーム原理主義の「道しるべ」
第7章 沈黙の春
第8章 種の起源
第9章 雇用、利子および貨幣の一般理論
第10章 資本主義と自由

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『日本にいながら中国ビジネスで儲ける法』陳海騰・著 Vol.2595


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【日本にいながら中国ビジネスで儲ける法?】
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最近、ビジネス書を読んでいて正直、閉塞感を感じていました。

何冊読んでも似たようなことが書いてある自己啓発書、昔儲けた人の自慢話、コンサルタントのフレームワーク本、儲けてはいるけれど、限られたビジネスのパイを取り合っているだけの経営者の本…。

ビジネス書は、成果につながってこそ価値があるものなのに、成果につながる感じがしない。つまり、読んでいて未来への希望が感じられないのです。

そんな閉塞感のなか読んだのが、この『日本にいながら中国ビジネスで儲ける法』。

中国での検索シェアの80%以上を握っているというNo.1検索エンジン企業、百度(バイドゥ)の日本駐在主席代表、陳海騰さんによる一冊です。

『日本にいながら中国ビジネスで儲ける法』とは、いかにも夢のような話ですが、読み進めて行くと、あまりに巨大なビジネスチャンスが埋もれているのに気づき、ワクワクしてきます。

メーカーや小売、飲食、物販、観光関連などのビジネスを手掛ける方には、もはや必読と言って差し支えないと思います。

本書では、中国ビジネスを大きく3つに分けて紹介しています。

3つというのは、

1.インバウンド(日本を訪れる中国人富裕層に買ってもらう方法)
2.アウトバウンド(インターネットなどを利用して、日本国内から中国本土の富裕層に通信販売する方法)
3.現地進出

の3つですが、本書の特徴は、もちろん最初の2つにあります。

どうすれば中国人観光客をホテルや旅館、飲食店、ショップに引き込めるか、彼らが求めていることとは何か、店内表示はどうすればいいか…。

中国語でインターネットが使えるようにする方法や、銀聯カードへの対応、ネット決済のアリペイ、ペイパルの話など、かなり細かく書かれているので、中国進出を手掛けるコンサルタントに高額な報酬を払う前に、ぜひ読んでおくことをおすすめします。

本書では、中国ビジネスをするのに必要なサービス、ツールを企業名、URLも含めて紹介しているので、まさにこの一冊があれば、今すぐ中国ビジネスを始めることができます。

これまで読んだ中国ビジネス本のなかで、ベストの一冊です。

9800円と、決して値段は安くありませんが、それ以上の価値はあります。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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年間の訪日観光客数では韓国の150万人が1位ですが、中国は前年比5割増で、すでに年間100万人以上が来日

ヘアカットの美容師などの場合、日本で働くよりも上海で働く方が給料がいいということがあります。「月に50万円払うから上海に来ないか。もちろん寮で食事付き」という話もあります

味千ラーメンを食べた中国人の女性が、この未知なる食べ物に魅了され、中国に広めたいと合弁会社を設立して香港に出店したのが1996年。翌年2号店を出した後はまさに破竹の勢いとなり、現在、香港・中国全土に450店以上を展開しています

北京で大繁盛している日系美容室の「ASAKURA」も、大成功

やった分だけ「成果に応じて給料が増える」という成果報酬型でないと、中国の若い人はやる気を出しません

私も北京で経験があるのですが、真夜中に洗濯をしていたら、ハイアール製の洗濯機が動かなくなって困ったことがあります。サービスセンターに電話したら、真夜中にも関わらず30分ですぐにサービスマンが飛んで来てくれました

土地と為替という、バブルの引き金になる2大要素を政府が完全に握っている

恐らく今後30年かけて成都や重慶などの内陸都市は、北京や上海を凌ぐほどの目覚しい経済発展を遂げることになる

中小企業の数は、中国には1億以上あります。「社長」だけで日本の人口と同じくらいいるのです。日本最大のECモールである「楽天」の出店数は3万ほどですが、中国最大のECモールの淘宝網(タオバオ)の出店数は実に200万を越えています

◆旅館やホテルで用意しておくべき3大設備
1.中国語でインターネットが使えるパソコン
2.中国中央テレビCCTV(中央電視台)が映るテレビ
3.銀聯カードへの対応

ネット決済手段を考える場合、日本では主にクレジットカード決済が主流ですが、中国人対象のビジネスでは、「Alipay(アリペイ)」や、アメリカを中心にネット決済の手法として広まっている「PayPal(ペイパル)」に対応しておくことをおすすめします

中国の場合、「チャット」を使って問い合わせてくることが一般的

中国でモールと言えば「タオバオ」

アドチャイナでは、日本国内で発行されているファッション誌や不動産情報誌、旅行雑誌、子育て雑誌、経済誌…など、多彩な中国語の媒体28誌への広告を取り扱っています

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『日本にいながら中国ビジネスで儲ける法』陳海騰・著 日本経営合理化協会
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891012978

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◆目次◆

第一章 好機をもたらす紅船の到来
第二章 中国を知る10のキーワード
第三章 「いながら中国ビジネス」の大基本
第四章 インバウンド販促の実践法
第五章 アウトバウンドの実務と繁盛法
第六章 中国ビジネス成功10か条
資料編

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『人生で最も大切な101のこと』野村克也・著 Vol.2594


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【名監督が教える101の教訓】
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本日の一冊は、選手として通算試合出場数歴代1位、通算安打数および通算本塁打数歴代2位の実績を持ち、監督としても実績を重ねた野村克也氏が、その野球人生から得られた教訓をまとめた一冊。

「プロフェッショナル論」「リーダー論」「チーム・組織論」「勝負論」「人生論」の5つで章を構成しており、それぞれに含蓄のある言葉がしたためられています。

<「思想」のない者は、決して大成しない>
<プロの世界で「妥協」「限定」「満足」は禁句である>
<ちょっとした体調不良やケガで休むのは、プロとしての自覚のなさの表れである>

さらに、マネジメントにおける教訓も満載。

<地味な役回りの存在に気づけるかどうかも、リーダーに求められる資質のひとつ>
<「ツボ」、「コツ」、「注意点」の3点で指導する。指導とはつねに個別、具体的でなくてはいけない>

プレイヤーとして成功し、かつマネジャーとしても成功する人はごく少数ですが、野村氏はそれを実現した人物。

どうすれば自分の能力を伸ばせるか、どうすれば部下やチームの力を伸ばせるか。本書には、そのヒントが書かれています。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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野球選手が「野球バカ」でいいというのは嘘。「思想」のない者は、決して大成しない

エリートたちの集まりだからこそ、そこで生き抜いていくためには、一芸に秀でていなくてはならない

「限界」と「未熟」をはき違えてはいけない

プロの世界で「妥協」「限定」「満足」は禁句である

これ以上、技術では無理だとわかれば、あとは頭を使うしかない。それに気づくかどうかである

どんなピッチャーが敗戦処理を担うべきなのか。その仕事は、若くて、これからの成長が期待できるピッチャーに与えられるべきだと思う

ちょっとした体調不良やケガで休むのは、プロとしての自覚のなさの表れである

何が、本当の貢献なのか、改めて考える必要がある。たとえ評価に結びつかなくても、無理をしてでも、組織のために目立たない仕事をきちんとこなしている人間が少なからずいるものである。そんな地味な役回りの存在に気づけるかどうかも、リーダーに求められる資質のひとつである

信頼とは何か。端的に言ってしまえば、「この監督についていけば大丈夫だ」、「この監督の言う通りにやれば勝てる」と思わせることである

「ツボ」、「コツ」、「注意点」の3点で指導する。指導とはつねに個別、具体的でなくてはいけない

個人技というものは継承されにくい。組織としての強さを志向せよ

組織の継続に欠かせない新陳代謝。ベテランの“肩たたき”が必要なときもある

小事が大事を生む。だから小さな失敗ほど厳しくチェックする

どんなに親しい人でも、極秘事項をしゃべってはいけない。自分の口から出たことは必ず洩れる

他人の評価こそが、人生を導いていく指針である

人間にとって最大の悪は鈍感である。感じる力を持っている人間は絶対に伸びる

年齢を重ねたから老いるのではない。理想をなくしたときに老いるのである

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『人生で最も大切な101のこと』野村克也・著 海竜社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4759311912

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◆目次◆

第1章 超二流への道<プロフェッショナル論>
確実に成長し、社会で生き延びるために
第2章 人を育てる<リーダー論>
人をつくり、素質を見つけ、能力を活かす
第3章 上昇し続ける組織づくり<チーム・組織論>
組織が組織として機能するために
第4章 勝利の法則<勝負論>
弱者でも勝てる道、生き残る道は必ずある
第5章 さらなる飛躍を求めて<人生論>
人生は自己との戦いである

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『スパークする思考』内田和成・著 Vol.2593


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【玄人好みの隠れた名著】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047101672
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先日行われたセミナーで、元ボストン・コンサルティング・グループ日本代表の内田和成さん、ベストセラー『ビジネスプロフェッショナルの教科書』著者の斎藤広達さんとお話をしました。

※参考:『ビジネスプロフェッショナルの教科書』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822230597

セミナー前に、いろいろと雑談をしたのですが、そのなかで最も興味を惹かれたのが、内田和成さんの一連の著書のなかで、「最も売れなかった一冊」。

ご存じのように、最も売れたのは名著として知られる『仮説思考』ですが、じつはプロの戦略コンサルタントにもっとも支持されているのは、本日ご紹介する、『スパークする思考』なのだそうです。

※参考:『仮説思考』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555552

※参考:『スパークする思考』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047101672

角川書店から出ているということもあり、土井もノーチェックだったのですが、読んでみると確かに面白い。

出されたのは3年前ですが、いろんな方がクラウドで情報をどんどんストックしている今、もっとも読まれるべき一冊と感じました。

土井は常日頃から疑問に思っているのですが、情報ツールを上手に使いこなしている人に限って、話してみるとアイデアが乏しい。小ネタはたくさん持っているけれど、革新的アイデアに欠ける。

これは一体なぜだろうと考えていたのですが、本書を読んでその理由がよくわかりました。

本書は、革新的アイデアがどうやって生まれるのかを、著者のコンサルティング経験から導き出したもので、要はデキる人の「脳の作り方」を指南したものです。

一つの事象を見た時に、それをどうやっていろんなビジネスに転用するか、「具体」→「抽象」→「具体」のプロセスを明らかにしたもので、過去に画期的なビジネスモデルを創った人は、みなこの思考をマスターしています。

いわく、「分析のできる人間の代わりはいるが、クリエイティブな発想ができる人間の代わりはいない」。

説明が難しいところが売れなかった理由でしょうが、BBM読者のみなさんには、ぜひ読んで欲しい一冊です。

たった700円ちょっとで、すごいアイデア力が手に入るかもしれません。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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その窃盗団は最初はクルマを盗まないのである。何をやるかというと、街中の駐車場に停めてあるクルマの中から人気のありそうなクルマのリスト作る。そしてそのリストをもとに潜在顧客のところに行って、「この中のどのクルマが欲しいですか」と尋ねるのである。そして気に入ったクルマを聞いてから盗みにかかるのである

小口化というコンセプト、キーワードは非常に汎用性が高い

アナログであればあるほど、その情報は独自情報性を高めるからだ。そうであれば、多少、分析や加工が下手であっても、内容だけで勝負できる可能性が高いし、また定量分析や加工よりも、独自の発想を得やすい

検索のための短いキーワードによるネット検索では、思考がスパークしにくい

私はビジネスパーソンが必ず読むべき本や雑誌もなければ、見るべきテレビも、会うべき人というものもいないと信じている。

これに対して戦略型の監督は、たとえば「直球は走っているから捨てて、変化球を狙っていけ」というような具体的なアドバイス、すなわち無駄にするものあるいは捨てるものを教えてくれるのが役に立つと言っている。納得いく話である。

アイデアを磨くにはうってつけの手厳しい人間がいれば、その人間に自分のアイデアをぶつける、あるいはあえて専門家に自分のアイデアをぶつける。そうやって欠点を突いてもらったり、これで本当に問題が解決するかを検証するという方法もある。

エレベータも、エレベータを設置するための初期の料金よりも、メンテナンス料金が重要になる。

いかに常識を離れ、客観的に情報を見ることができるか、その情報を熟成させ、頭の中のデータベースと自由に化学反応を起こさせる
ことができるか、いかにそうした過程を左脳によって邪魔しないことができるかが勝負

ひらめくためには「なぜ」が大事

仕事と作業は違う。仕事は目的を成し遂げることを言い、作業とはその仕事を成し遂げるために必要な手段のことである

将来幹部に引き上げようとする候補者が二人いたときに、経営者はエクセルは使えるが新しいことが提案できない人間と、エクセルは使えないが新しいことが提案できる人間のどちらを引き上げるだろうか?

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『スパークする思考』内田和成・著 角川書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047101672

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◆目次◆

はじめに 日常を仕事に持ち込むだけで、発想力は向上する
第一章 問題意識がスパークを生む
第二章 アナログ発想で情報を集める
第三章 情報は放っておいて熟成させる
第四章 アイデアを生み育てるアナログ思考
第五章 創造力を高める右脳発想
エピローグ 生活者視点があなたをクリエイティブにする

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『世界の運命』ポール・ケネディ・著 Vol.2592


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【『大国の興亡』の著者が解く、これからの世界】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121021142
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本日の一冊は、ベストセラー『大国の興亡』の著者、ポール・ケネディによる最新エッセイ集。

※参考:『大国の興亡』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794204914

最新といいながら、収録されているエッセイは2007年?2009年のものが中心なのですが、序文には3.11震災後の日本に向けたメッセージが書かれています。

ちょっと長いですが、そこに書かれているメッセージを紹介しましょう。

「実は、はるか昔の一七五五年に、リスボンの中心部は凶暴な地震と津波によって壊滅した。そして多くの住民は、世界が終わったように感じたのである。だが、そうではなかった。多大な費用と年月を要したものの、リスボン市民は、破壊された中心部を再建し、以前よりもっと美しい街にしたのである」

本書には、現在世界が直面しているさまざまな問題への考察が書かれていると同時に、それらがどこに向かうのか、ヒントとなる歴史上の事実が付されています。

このリスボンの話のように、われわれの意識はつい現在の問題にとらわれがちですが、広い視野と歴史的視点を持てば、自ずと方向性は見えてくるものです。

アメリカに対する強烈な皮肉、中国、韓国、ロシアの今後に対する考察…。

読んだから何が解決するというわけではありませんが、読むことで広い視野を獲得することができる一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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アラブ世界には、「未来を予測し、それが的中した者は、利口なのではない。非常に幸運なのである」という偉大なことわざがある

ケーガン氏は二〇〇二年夏、「力と弱さ」という論文の中で、こう指摘した。欧州人は戦争に疲れ、単に平和の喜びを享受したいと思っている。これとは対照的に、概して米国人は、世界に邪悪と脅威が存在する限り、たとえそれが遠い戦場であっても、立ち向かう必要があると思っている。この結果、欧州人は武器にほとんど金を使わず、軍事的にほとんど何もできない。逆に米国人は、陸軍、海軍、空軍にたくさんの金をかけ、どんどん戦闘を行う

そのころ、世界中で最も熱効率が高い石炭は、どこにあったのか。それは、英サウス・ウェールズ地方の、特殊な瀝青炭だった。造船業、蒸気機関、そして石炭が、大英帝国をさらに一五〇年間にわたって前進させたのである

世界の人口は全体的に増加し、近年、二〇億以上の人々の実質所得が上昇している。したがって、世界的なタンパク質の需要が高まり続けるのは確かだろう。牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉の需要が増えれば、当然、飼料穀物の需要も増える

これから何十年かすれば、この地球上の国々は、穀物や清浄な水、石油などの基本物質を、ますます有難がるようになるだろう。これらを全部持っていれば問題はない。だが、資源に乏しい国々は、暗い未来に直面するだろう

一つの大国が、一戦交えることなしに第二列に落ちることは滅多にない。また、新興国が暴力抜きでトップに立つことは滅多にない

高価値な産品一つへの圧倒的な依存は、二つの巨大なリスクを伴っている。一つは、我々はこれにあまり注意を払っていないが、地下から噴出する新たな富の源泉が、国民所得の他の財源をいつのまにか駆逐したり、弱体化させたりすることである(中略)第二のリスクは、いまやもっと我々になじみ深い問題である。すなわち、貴重な産品の取引価格が、世界市場で突然崩壊する危険である

要するに、国家が舞台の中央に復帰したのである。ほとんどの国で、GDPにおける政府部門の比率が急上昇している。政府支出と国家債務も同様である

ある国の通貨が他国に場所を譲れば、必ず国際的な力と影響の低下につながる。これは歴史的事実なのである

何千年にもわたって歴史家と戦略家は、小さいがよく組織された力の集団が、その実際の規模とはまったく不相応に大きな影響力を発揮する場合があることをてきた。たとえば、古代アテネを囲む城壁の大きさは、シチリアからエジプト、そして北方の黒海まで広がる、途方もなく大きなギリシャ人の影響圏と、まったく不釣り合いのものだった

韓国がこの地域のスイスになることなど、望むべくもない。なぜなら地理的にも地政学的にも、スイスと同一の、ないしは同じような位置には、ないからである

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『世界の運命』ポール・ケネディ・著 中央公論新社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121021142

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◆目次◆

I この世界の戦争と平和
II 国家vs.金融
III ああ、アメリカ
IV 諸国家の興亡
V リーダーたちと民主主義

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『ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ』 ジェイ・エリオット、ウィリアム・L・サイモン・著


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【ジョブズ退任。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797362286
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アップルのCEO、スティーブ・ジョブズ氏が、辞任することになりました。

Macintosh、トイ・ストーリー、iMac、iPod、iPhone、iPadなど、数多くのヒット商品を生み出したカリスマの突然の辞任ということで、アップルの株価も急落したようです。

ということで、本日BBMがご紹介するのは、もちろんスティーブ・ジョブズ関連本。

IBMを経て、インテルのアンディ・グローブに仕え、アップルでは上級副社長としてスティーブ・ジョブズの補佐役を務めたジェイ・エリオットによるジョブズ考です。

ここまでたくさんジョブズ関連本が出ると、いいかげん食傷気味にもなるのですが、本書はひと味違います。

単なるジョブズ礼賛本ではなく、側近の立場から、冷静に彼の人柄、実際に行ったこと、プロジェクトの背景、社内政治などが冷静に書かれているのです。

ジョブズを支えたブレインたちが、その後どうなったかという情報や、有名なエピソードの陰で実際は何が行われていたか、詳細が書かれており、じつに読み応えがあります。

そして、何より感銘を受けたのが、補佐役として裏からジョブズを支えていた著者の活躍ぶり。

あくまでアップルの利益を守るため、時にはスカリーやジョブズにも進言した著者の勇気に、思わず感動してしまいました。

アンディ・グローブとスティーブ・ジョブズ。

時代を作った2人の名経営者に仕えた著者ならではのリーダーシップ論が、本書の最大の読みどころです。

いわゆる「当たり」本ですので、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分はいま、業界の行方を、いやおそらく歴史の行方までも変えようとしている、と本気で信じるのなら、途方もなく長い時間働くことも苦ではないだろう。特別な使命を帯びた者と自負して、しばらくのあいだ、人生のほかの要素をあきらめるほかない

すぐれた人材を見いだす第一歩は、その人物のいままでの業績を検討することだ

部下を限界まで追い込み、毎日めいっぱい働かせる。残業に次ぐ残業で、部下たちはどんなにかきついだろう。完璧主義者のもとで働くのは苦労するものだ。リーダーと同じくらい精力的に、情熱的に、創造的になろうと真剣に努力しなければ、とうていやっていけない

大成功を収める人物にはたいてい、良き指導者、いわゆる「メンター」がいる

起業家のだいじな要件は、勢いを持っていることだろう

<僕は、人間のチャンスは平等であるべきだと強く信じている。……平等なチャンスとは、なによりも「すぐれた教育」だと思う>

優秀な取締役会とは、具体的にはどんな意味だろうか。なによりもまず、取締役会のメンバーが、その会社を、将来構想を、CEOを、しっかりと理解していることだ

利益とは、製品と経営陣が生み出す結果にすぎない(中略)会社の軸は製品であるべきなのだ

本当に必要なのは、将来の経験に思いを馳せることだ。ビジョナリー(未来を見通す力を持つ人物)と呼ばれる者は、ふつうの人々と違い、自分には何が可能か、自分たちの生活は―そして製品は―どんなふうに変わる可能性を秘めているか、といった将来的なありかたを中心に考える

適切な人材を雇ってあるなら―最もだいじなのは、アイデアが埋もれずに陽の目を見るように、可能性を高めてやることだ

アップルストアをつくった結果、アップルは、製品の初期段階から、製造、販売にいたるまで、すべてをコントロールできるようになった。つまりスティーブは、アップルを「ハイテク業界のディズニー」に変えたわけだ

主導権を握りたければ、ルールを改正せよ

ビジネスというものは、それをひきいているリーダーを映し出す鏡だと思う。おとなの嘘を子供がすかさず見破ってしまうように、あなたも、顧客をあざむき通すことはけっしてできない。本物の情熱を燃やしながら、製品をつくり、宣伝し、広め、販売していく必要がある。そのためには、自分が心から真剣に取り組める会社に、業界に入らなければいけない

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『ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ』ジェイ・エリオット、ウィリアム・L・サイモン・著 ソフトバンククリエイティブ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797362286

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◆目次◆

第一部 皇帝
第二部 人材を活かす術
第三部 チーム・スポーツ
第四部 「しゃれている」を売りにする
第五部 ジョブズ・ウェイの学びかた

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『497日連続で契約を取りまくった私の営業ルール』高橋彩・著 中経出版 vol.2590


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【497日連続で成約?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806140775
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本日の一冊は、497日連続で契約を取りまくり、大手銀行で全支店No.1、年間売上90億円を達成した著者が、そのセールスの心構え、ノウハウをまとめた、注目の一冊。

オビに「シンプルだけど数字が上がる」とあるように、決して奇抜なノウハウを書いているわけではありませんが、営業において大事な心構えと、気配りがまとめられています。

土井はアマゾンに勤めていた時代、毎日大量の商談をこなして、どちらかと言えば営業を受ける側だったので、営業本を読めば、そのアプローチで心が動くかどうか、瞬時に判断できます。

本書のアプローチの中には、「ちょっと強引かな?」と思うものや、活字にした場合、言葉が軽すぎて心配なものもありますが、紹介されているのは概ね有効なやり方ではないでしょうか。

なかでもぜひ参考にしたいのは、著者のアポイントメントの入れ方。

「午前中に、契約間近なお客さまを2件、午後にそれ以外のお客さまを2~3件入れる」ことで精神的な負担を軽くする方法は、今すぐ実践できる、有効なノウハウだと思います。

ほかにも、お客様を特別扱いする方法や、一度断られた人、気乗りしていない人にどう対処するかのノウハウは、一読の価値アリ。

問題にフォーカスするのでなく、あくまで「問題解決」にフォーカスし、粘り強く観察・ヒアリングを続ける著者の姿勢には、学ぶところが多いと思います。

薄い本に今すぐ実践できるノウハウがまとめられています。

新人営業マンの教育ツールとして、ぜひ活用したい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆毎日契約を取るための、具体的な作戦 ※一部紹介
・1日にアポ取り30件
・面談1日4件、できれば5件

お客さまの情報を収集・分析し、最適な商品を、最適なタイミングで提案することができたら、必ず契約は取れます

引き継いだお客さまには4回電話しよう

「話す時間」をはじめに提示する

お客さまが忙しそうなとき、気乗りしてなさそうなときは、自分から電話を切り上げるようにしましょう

不満ばかりのお客さまには「サービス」というグッドニュースを運ぶ

1人のお客さまに固執せず、たくさんのお客さまにアプローチすることが、アポ取りの一番の近道です

お客さまへのアポイントは「2週間単位」で提案する

日時の選択肢を提示すれば、アポイントは取りやすくなる

自分との「類似点」「共通点」がある人に、親近感や好意を感じやすいものです。お客さまの身近なもの、好きなものの中から、自分と「共通点」「類似点」がある話題を探し出すと、雑談中も話がはずみます

自分の知らない分野の話題になったときは、「教えてください」とお願いすれば、お客さまは気持よく話してくださいます

私も、お客さまに対して、「特別扱いされた」と感じてもらうサービスはできないだろうかと考えたとき、思いついたのが「閉店後の銀行に、特別に入っていただく」という方法でした

・粗品やサンプルをお渡しするとき
「多めに入れておきました!」と言う

「そういえば話法」には、会話を切り出すことで「前に聞いた会話内容のおさらい」と「さらなる情報収集のきっかけ」の効果があります

ポイントは「午前中に、契約間近なお客さまを2件、午後にそれ以外のお客さまを2~3件入れる」こと

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『497日連続で契約を取りまくった私の営業ルール』高橋彩・著 中経出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4806140775

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◆目次◆

PROLOGUE00 毎日連続で契約を取っているって気づいてる?
CHAPTER01 毎日連続でアポイントを取る
CHAPTER02 面談力でお客さまの心をつかむ
CHAPTER03 お客さまを知り尽くして連続契約へつなげる
CHAPTER04 毎日、持続するモチベーションの保ち方
CHAPTER05 497日連続を支えた七つ道具

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『残念な人の仕事の中身』ロバート・W・ゴールドファーブ・著 vol.2589


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【組織で損しないための処世術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479793216
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本日の一冊は、先日ご紹介して話題となった、ジェフリー・フェファーの『「権力」を握る人の法則』と似たテイストの一冊。

※参考:『「権力」を握る人の法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532317150

「出世には、明らかに最短ルートがある」というのが、『「権力」を握る人の法則』の面白さでしたが、本日ご紹介する一冊は、「権力を握れない人がやっちゃっていること」を紹介した内容。

世界中のエグゼクティブに指導をしてきたという著者が、30年にわたる調査結果をもとに、企業での評価、そして出世の真実を語る、じつに刺激的な一冊です。

土井は最近、人を雇う立場になって、出世する方法は上司の立場にならないとわからないな、とつくづく感じています。

たとえ仕事ができても、オフィスの和を乱して生産性を落とす人はNGですし、組織の利益より自分のエゴを優先する人は、出世させるわけにはいきません。

また、マネジャーに昇格させるなら、マイペースすぎる人にも問題がある…。

これらは土井の私見ではなく、すべてこの『残念な人の仕事の中身』に書かれていることです。

冒頭に書かれた「組織にとって扱いに困る行動」を読むだけで、経営者、マネジャーにとっては拍手喝采モノですが、逆にいえば、部下はこれらの行動を避けるだけで上司から評価されることができます。

ほかにも、「評価されない人の12の特徴」「最新ケーススタディ」などが書かれており、じつにリアリティあふれる内容です。

朝のミーティングにマフィンを持って行っただけで評価を落としたスーザン、自分が採用された理由を忘れているキャサリンなど、具体的なキャリア事例をもとに、評価される行動とは何か、学ぶことができます。

お客様に認められ、成果を出すことも大事ですが、組織のなかで評価されることも同じぐらい重要。

ぜひ読んで研究してみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆組織にとって扱いに困る行動 ※一部紹介
「彼はいつもミーティングに5分遅れてくるんだ」
「彼女は、話を聞きながらスマートフォンをいじっている」
「彼女は、ほかの人の話をさえぎってしゃべる」
「彼女は、前にいた会社はよかったとばかり言う」
「彼女は『同意できない』とばかりに目を丸くしたり、腕時計に目
を落としたりする」
「彼の報告は細かすぎる」

◆評価されない人の12の特徴 ※一部紹介
1.一貫性の欠如:ごまかす。人の手柄を横取りする。まわりに不
信感を持たせるような振る舞いをする
2.ジコチュー:人と協力して仕事をするのを嫌がる
4.傲慢:高飛車で挑発的。トラブルメーカー
5.頑固:譲歩しない。組織の利益より自分のエゴ
8.変化への抵抗
12.無用なユーモア:人を傷つける皮肉や無神経なユーモアばかり言う

上司は、あなたの振る舞いが組織に与える悪影響を恐れます

「君を信じてもいいのか? 私に恥をかかせたりはしないだろうね?」というのが、じつは彼らの本音なのです

自分が採用された理由を決して忘れてはいけません

心配しすぎは暇人と思われる

家で問題を抱えているときこそ、会社にいる間は仕事に没頭することです(中略)あなたの注意が散漫になり、効率が下がっているのは上司には見えています

どうでもいい話をだらだらするな

マイペースに「見える」だけでマイナス評価

目の前の細かい問題ばかりにとらわれず、会社の命運のかかったタスクに集中すべき

何を急ぐべきか、何が後回しにできるかを間違うことは致命的

文書化されていない決まりは、一見仕事にはなんら関係がなさそうに見えますが、それらを意識し、守ろうという姿勢が、周囲の同僚に、あなたは一緒に働ける仲間だというメッセージを伝えるはずです

彼女のいちばんの問題は、いまだに以前の同僚たちとつるんでいること

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『残念な人の仕事の中身』ロバート・W・ゴールドファーブ・著 大和書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479793216

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◆目次◆

はじめに 能力が高くてもうまくいかない。なぜか?
第1章 「なぜ採用されたか」知っていますか?
自分が見えないという問題
第2章 「話がだらだらしてる」と言われませんか?
マイペースという問題
第3章 「こっちはちゃんとやってるのに」と言っていませんか?
協力できないという問題
第4章 「いくらやっても評価されない」と思っていませんか?
自信過剰という問題
第5章 「それなりの仕事で乗り切ろう」としていませんか?
変化を嫌うという問題
おわりに

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『資金繰らない経営』柳澤賢仁・著 vol.2588


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【起業家必読!資金繰り不要の経営とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844371304
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今日は、起業を目指すみなさんに、おすすめの一冊を紹介します。

土井が起業する前に学んでおいて良かったこと。

それは、「会社は黒字でも倒産する」という事実でした。

BBM読者のみなさんなら、当然ご存知のことと思いますが、会社はたとえ黒字であっても、キャッシュが尽きれば潰れるのです。

これは逆に言えば、キャッシュさえあれば、たとえ赤字であっても潰れない、ということです。

土井が起業するちょうど2年前、かつてアマゾンで上司だったN氏が雑誌の定期購読サイトを立ち上げました。

オープン間もないオフィスに遊びに行った時、氏にこう言われたのをよく覚えています。

「土井、赤字でもキャッシュがポジティブって意味わかる?」

そう、雑誌の定期購読サービスは、出版社に納める定期購読料金が先に入ってくるため、資金繰りが良くなるビジネスなのです。

多くの起業家は、経営を始めると資金繰りに追われ、本業に専念できなくなるものですが、この「資金繰らないしくみ」を知っていたおかげで、ビジネスをスムーズに立ち上げることができました。

だからこそ、これから起業する方には、ぜひこの「資金繰らないしくみ」を知っておいていただきたい。

そこでおすすめなのが、新進気鋭の税務戦略家・柳澤賢仁さんが書いた、『資金繰らない経営』です。

いま話題のFacebook社の資金繰りの秘密を解説した後で、「資金繰らない経営」の3つの原則、キャッシュを増やす8つの方法、「資金繰らない」会社がやっている6つのこと、が解説されており、最初の40ページを読むだけでも十分元が取れます。

財務3表に関しても、基礎の基礎から説明しているので、基礎知識ゼロでも、しっかりと理解できると思います。

小難しい話を極力排除して、起業家に必要なキャッシュの話だけをまとめた点が、本書の最大の特長。

とくに起業家向けを謳っているわけではありませんが、これから起業する方にこそ、おすすめの一冊と感じました。

起業を目指している方、資金繰りを改善したい方、会計センスを磨きたいビジネスマンに、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆「資金繰らない経営」の3つの戦術
・内部留保を高める
・収支構造を変える
・財務部門を任せる

後回収のビジネスはどうしても「運転資金」を必要としますので、資金繰りで苦労してしまいます。であれば、「手付金」のようにできれば「前回収」、さらに言えば、できるだけ「後支払」の収支構造に変えていく。そうすることで、四六時中資金繰りで悩むという状態から脱却していきます

CFOに資金繰りを任せることで、四六時中資金繰りで悩むという状態から開放され、本業に集中できるようになる

マーク・ザッカーバーグの場合は、Facebookというビジネスモデルがサーバー代等の「先行投資」を余儀なくされる(当初は赤字から始まる)ことを見越して、VCからの資金調達という形で、内部留保に準じた方法を取りました

「まさか」の事態が起きて、新たな商品・サービス・事業を開発しなければいけないとなったとき、私は、少なくとも12か月分の固定費を内部留保しておくべきだと思います。なぜなら、新規事業が損益分岐するのは、どんなにうまくいったって、普通は1年くらいかかってしまうものだからです

◆「資金繰らない会社」がやっていること ※一部紹介
・前金ビジネスしかやらない
・在庫ビジネスはやらない
・新規事業は基本的に外注でテストしている

◆キャッシュを増やす8通りの方法 ※一部紹介
1.キャッシュ以外の資産を売ってキャッシュインする
2.設備投資を控えてキャッシュアウトを止める
3.借入を行ってキャッシュインする
5.増資をしてキャッシュインする
6.配当を止めてキャッシュアウトを止める

今後、中小企業のM&Aが増えていくはず

代表的な前金ビジネスには、たとえば、エステ業の「10回パック」なんかがあります

◆ペティ=クラークの法則
「インフラが整った経済では産業がより無形化していく」

◆連帯保証をとられないで融資を受ける2つの方法
1.新創業融資制度
2.マル経融資

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『資金繰らない経営』柳澤賢仁・著 クロスメディア・パブリッシング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844371304

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◆目次◆

序章 なぜいま「資金繰らない経営」なのか?
第1章 まさかの事態のしのぎ方
第2章 しなやかな財務諸表のつくり方
第3章 非常識なヒト・モノ・カネのかんがえ方
第4章 ベンチャー企業と中小企業のファイナンス
第5章 ますますキャッシュが貯まる仕組み

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