2014年9月1日

『まだ、都会で貧乏やってるの?』吉角裕一朗・著 vol.3695

【田舎と都会、どっちが儲かるか?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054061087

田舎と都会。商売するなら一体どちらが有利でしょうか?

土井の答えは、「どちらでもない」です。

田舎にいても大きな市場を取れるなら、コストが低い分、田舎に軍配が上がりますが、その場でしか消費できないビジネス(たとえばサービス)なら、都会が良いでしょう。

本日の一冊は、熊本で自動車の再生バッテリーの通販事業を手掛け、年商5億円、年収1億円を実現した著者が、田舎でビジネスすることのメリットを説いた一冊。

著者が考える、田舎ビジネスの成功法則と、上手く行かない人の共通点、そして実際に上手くいった人の事例が載っています。

◆本書で紹介している田舎ビジネス ※一部紹介
・バーベキュー代行業 副業で年商400万円
・ネット集客ノウハウ販売 年商1億円突破 年収4000万円
・ホームページ制作 年商2000万円 年収1300万円
・「スカイプ」を使ったベトナム語の通訳 時給4000円 年収600万円
・無線機レンタル 年商1000万円
・中古車ブローカービジネス 年商約1000万円

正直、紹介されているビジネスの規模が小粒で、将来性も感じないことから、諸手を上げて「田舎ビジネスがいい」とは言えませんが、競争が少ないことのメリット、コストが低いことのメリットは、明らかにあると思います。

また、バーベキュー代行業や、中古車ブローカービジネス、老人ホーム向けの「出張理容師」など、田舎ならではのビジネスが存在するのも、興味深いところです。

地方でビジネスを考える人は、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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(1)田舎のほうが、都会よりも利益率が高い
(2)田舎のほうが、簡単に1番になれる
(3)田舎のほうが、邪魔が少ない

私は月のだいたい半分を、ベトナム相手のビジネスに費やしています

事務所や倉庫の賃料や人件費など、毎月かかるコストが都会に比べて安く済む

◆田舎で成功している経営者に共通している「1つの傾向」
→一流のものにふれている

田舎に帰ったからといって、田舎のマーケットを相手にビジネスをしなければいけないということはありません

1%の反応があったということは、再生バッテリーのニーズは十分あると判断してもいい数字だった

田舎には、その人の生活サイズで、自分中心に、効率的に稼いでいる人がたくさんいます

◆本書で紹介している田舎ビジネス ※一部紹介
・バーベキュー代行業 副業で年商400万円
・ネット集客ノウハウ販売 年商1億円突破 年収4000万円
・ホームページ制作 年商2000万円 年収1300万円
・「スカイプ」を使ったベトナム語の通訳 時給4000円 年収600万円
・無線機レンタル 年商1000万円
・中古車ブローカービジネス 年商約1000万円

◆地域性を考える場合の要素 ※一部紹介
・老人が多いのか、若者が多いのか
・持ち家が多いのか、少ないのか
・戸建てが多いのか、マンションが多いのか
・車社会なのか、電車社会なのか
・学生は多いのか、少ないのか
・インターネット普及率はどうなのか
・気候変動はどうなのか

都会のテイストを「田舎仕様」にアレンジする

世の中には、店舗や事務所を借りなくても始められるビジネスがたくさんあります

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『まだ、都会で貧乏やってるの?』吉角裕一朗・著 学研パブリッシング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054061087

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◆目次◆

1.なぜ、田舎のほうが稼げるのか?
2.都会で夢破れた男が、田舎で「年収1億」になるまで
3.田舎で「自由に」「楽しく」お金を稼いでいる人たちを紹介します
4.田舎で成功するための7つのマーケティング・ポイント
5.田舎起業で必ず失敗する7つのタイプ
6.あなたは誰にも縛られない、唯一無二の存在

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