【プロ経営者の仕事習慣】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569697615
本日の一冊は、船井総合研究所の代表取締役社長、小山政彦さんが、自らの経験に基づき、仕事のイロハを述べた一冊。
薄い本で、装丁も地味ですが、きっかけがあって読んでみたら、これはなかなか深い内容でした。
最近は、情報化の影響で誰もが同じ情報を持てるようになったため、ビジネスはますます行動力で差がつくようになっています。
本書は、その行動力を身につけるためにどうするか、人に評価されるためにどうするかを説いた、プロ経営者によるルール集です。
「『今すぐご連絡いただいた上で、お口添えいただけないでしょうか』ととっさに言える」
「しなければならないことを次々に片付け、忘れることで、次の案件に集中できる」
「人に何かをして差し上げる時には、見返りを期待しない」
「自腹で遊ぶ」
「財産は不動産、動産、信用の三つを均等に持つべし」
いずれも、人望を得るために必要な考え方ばかりで、日頃の自分の行動を振り返る、いいきっかけになります。
自己を高めるためのチェックリストとして、活用してみてはいかがでしょうか。
————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————
仕事とは人に「仕える事」
人はそれぞれ長所で利益を生み出している
凡人が人並み以上の成果を収めるためには、(1)圧倒的な時間をかける、(2)効率を上げる、(3)新しい分野に活動範囲を広げる
「今すぐご連絡いただいた上で、お口添えいただけないでしょうか」ととっさに言えるのが、優秀な人です
しなければならないことを次々に片付け、忘れることで、次の案件に集中できる
日常で感じた不満や不安、素朴な疑問などはそのままにせず、いつでも発信できるようメモしましょう
人に何かをして差し上げる時には、見返りを期待しない
仕事の適当さは人生の適当さ
人間は、自分が定義したとおりの存在になります。まずはプロ意識を持つこと、自分を一流だと思うこと。その想いを行動に移すことから、すべてが始まります
心理学的にも自分の名前は「聞いて一番耳に心地良い」言葉であることが証明されている
覚えられないのは自分がその相手に関心がないからです
他人との約束以上に大切なのは、自分で決めたことをやり切ること、自分との約束を守ることなのです
最初から「嘘をつかない」と決めてしまえば、無駄なエネルギーを浪費しなくて済みます
遊び上手になるためには、自腹で遊ぶこと
なにごともすぐ対応するなど反応がいいと印象が良いものです
財産は不動産、動産、信用の三つを均等に持つべし
チャンスは能力順ではなく、先着順
————————————————
『一生ものの仕事の習慣』小山政彦・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569697615
————————————————
◆目次◆
まえがき
1.仕事のやり方編
2.人とのつき合い方編
3.自分の磨き方編
あとがき
この書評に関連度が高い書評
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。