【最新版の業界地図が登場！】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837981992

本日の一冊は、2002年版の刊行以来、毎年改訂されている文庫版の業界地図。

手軽なポケットサイズに、各業界のランキングと主要企業の各種データが入っており、じつに便利な一冊です。

アベノミクスの影響を受けた、直近の決算までが網羅されているデータということで、投資やビジネスに、重宝する内容。

冒頭のダイジェストは、トヨタ自動車の営業利益前期比3.7倍のニュースと、３大メガバンクグループの2013年３月期決算（純利益の総額が７年ぶりに２兆円を突破）、全国百貨店の売上高が16年ぶりに上向いたニュースなどが載っています。

ざっと眺めただけでも、ネット通販でアマゾンが一人勝ちしている構図や、ディスカウントショップで１位ドン・キホーテと３位オーケーが圧倒的な利益を出している事実、乳製品で雪印メグミルクが頑張っている様子などが伝わってきます。

【ネット通販】
１位　Amazon　売7300億円
２位　楽天　売4434億円　利722億円
３位　ヤフー　売3429億円　利1863億円

【ディスカウントショップ】
１位　ドン・キホーテ　売5402億円　利293億円
２位　トライアルカンパニー　売2529億円　利41億円
３位　オーケー　売2352億円　利140億円

【乳製品】
１位　明治ホールディングス　売１兆1265億円　利258億円
２位　森永乳業　売5911億円　利101億円
３位　雪印メグミルク　売5229億円　利150億円

気になって、流通経済研究所のデータを調べてみたところ、６月17～23日の「乳製品」のＰＯＳデータによる売上ランキングは、１～５位を雪印メグミルクの製品が独占していました。

スキャンダルを乗り越え、現場が頑張っている様子が伝わってきます。

移り変わるランキング、データに、ドラマさえ感じてしまう、そんな一冊です。

ぜひビジネスマンの教養として、押さえておいてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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・トヨタ自動車の2013年３月期決算は、営業利益が前期の３・７倍
・３大メガバンクグループの2013年３月期の決算は、純利益の総額が７年ぶりに２兆円を突破
・2012年の全国の百貨店売上高は、1996年以来16年ぶりに上向いた。特にブランド品など高額商品の売上が好調だ

【ゴム・タイヤ】
１位　ブリヂストン　売３兆397億円　利2859億円
２位　住友ゴム工業　売7102億円　利697億円
３位　横浜ゴム　売5597億円　利496億円

【セメント】
１位　太平洋セメント　売4819億円　利263億円
２位　宇部興産　売2083億円　利114億円
３位　住友大阪セメント　売1758億円　利121億円

【総合商社】
１位　三菱商事　売20兆2071億円　利1338億円
２位　伊藤忠商事　売12兆5515億円　利2442億円
３位　丸紅　売10兆5090億円　利1229億円

【ネット通販】
１位　Amazon　売7300億円
２位　楽天　売4434億円　利722億円
３位　ヤフー　売3429億円　利1863億円

【ディスカウントショップ】
１位　ドン・キホーテ　売5402億円　利293億円
２位　トライアルカンパニー　売2529億円　利41億円
３位　オーケー　売2352億円　利140億円

【乳製品】
１位　明治ホールディングス　売１兆1265億円　利258億円
２位　森永乳業　売5911億円　利101億円
３位　雪印メグミルク　売5229億円　利150億円

【石油】
１位　ＪＸホールディングス　売11兆2194億円　利2514億円
２位　出光興産　売４兆3746億円　利1106億円
３位　コスモ石油　売３兆1666億円　利524億円

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『2014年版【図解】業界地図が一目でわかる本』インタービジョン21・著　三笠書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837981992

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◆目次◆

PART1　【特集】「アベノミクス」で追い風を受ける、注目の企業群！
PART2　【通信・情報・サービス】
　　　　多様化する消費者ニーズをどうつかむ？
PART3　【商社・流通・小売】
　　　　「消費不振」を克服できる企業、できない企業
PART4　【外食・中食・飲料食品】
　　　　提携・買収・国際化に活路を見いだす！
PART5　【運輸・エネルギー・建設不動産】
　　　　戦略的な「事業再編」に生き残りをかける企業
PART6　【製造・素材】
　　　　主戦場は海外へ─独自の技術で世界市場に挑む！
PART7　【金融】世界が注目する「日本経済のお金の流れ」