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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062820455
本日の一冊は、日本一のシェアを達成した「ページメーカー」や、「筆まめ」の牙城を崩した「筆王」など、数々の商品の販売で武勇伝を持つ著者が、ビジネスで勝つための考え方を指南した一冊。
ウェブマネーの普及段階であえて「売らない」戦略を取った話、ビル・ゲイツと交渉してページメーカーのシェアを押し上げた話、「筆王」がマッキントッシュ版から撤退する際に、「宛名職人」に撤退による利益の半分を請求した話など、普通ではおよそ考えられないようなエピソードがいくつも登場し、読ませてくれます。
経営において必要な「生き馬の目を抜く」ための発想法が、著者の実体験とともに紹介された、じつに刺激的な一冊です。
「Aを選ぼうがBを選ぼうが、とにかく成功させてしまえば勝ち」
「マトリックスが、じつは発想の自由度を狭める元凶」
「たとえ勝負に負けようが、その負けをも商売のネタにして儲ける」
経営者は片手に本、もう片手に剣を持つ必要があるわけですが、本書はまさに「剣」の使い方を教えてくれる一冊。
経営者、起業家にはぜひ読んでいただきたい、骨太な内容です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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AとBがあったら、Aを選ぼうがBを選ぼうが、とにかく成功させ
てしまえば勝ちというのがビジネスの世界
あいつはろくに勉強もしないのに、いつもテストの点数がいい。な
んで自分は毎日五時間勉強しても成績が上がらないんだと嘆いても
仕方がない。最初から、問われているのは点数なのであって、何時
間机の前で頑張ったかではないのである
一本筋の通った人間より、器用さを持ち合わせた人のほうが、ビジ
ネスにおいては成功しやすい
歩が成って金になったといっても、しょせん将棋盤の上で威力が増
しただけ。盤の外に出れば、まったく違う環境が待っているのである
勤務時間内で効率のいい働き方を模索するより、仕事の内容に応じ
て二十四時間や三百六十五日を自由にデザインするほうが、時間の
密度が濃くなるのは確かである
ビジネスの世界では、インプットした情報をそのままアウトプット
しているだけでは、どんなにたくさんの情報をもっていても評価さ
れることはまずない
戦略こそが重要な鍵をもつということを、一流のビジネスマンはみ
んな知っている。一方、仕事ができない人ほど、流した汗は裏切ら
ないなどとうそぶき、徒手空拳で勝負に向かう。これでは結果は、
火を見るより明らかだろう
たとえ勝負に負けようが、その負けをも商売のネタにして儲けるこ
とができるのがビジネスなのである
山積みの商品が一日で完売したという実績がほしいなら、サクラで
もなんでも使って空にしてしまうのだ
世に出回っている安っぽい成功法則を無邪気に信じている人間がた
くさんいるから、自分の頭で考え努力する人間の成功する機会が増
えるのだ
社長がどうでもいいようなことにも徹底的にこだわる執念深さの持
ち主だと、近くで見ている社員にもそれが伝染し、やがて会社の風
土になる。これこそが、執念深い社長が成功する理由
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『頭のいい人が儲からない理由』
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■目次■
まえがき
第1章 動きを止めたら死ぬだけだ
第2章 常識はビジネスの敵だ
第3章 正しい戦略のみが勝つ
第4章 儲けのメカニズムを見つけよ
第5章 勉強ができる人は起業できない
第6章 トップとリーダーは資質が違う
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