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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595468
本日の一冊は、以前にご紹介した「マジビジ」シリーズの兄貴分、管理職向け「マジマネ」シリーズの第一冊目です。
タイトル通り、できるマネジャーになるための心構えと行動指針、マネジメントの仕事のポイントが書かれています。
新人マネジャー向けの基本書という位置づけなので、知識だけの本かと思っていたら、意外や意外、現場の知恵があふれた、実践の書です。
どうやって部下をやる気にさせるか、部下の自信を育てるにはどうするか、褒め方や注意の仕方で気をつけるべき点は何なのか、新人マネジャーにとって気になる情報がひと通り網羅されています。
ほかにも、「成功する身だしなみを選べ」「ユーモアのセンスを磨け」など、マネジャーにふさわしい人間になるためのポイントも書かれています。
文章も読みやすく、新人マネジャーの必読本として、ぜひおすすめしたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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マネジャーは「仕事」だけでなく「人」にも意識を集中する必要が
ある。「自分の力」だけでなく「他人の力」も信頼しなければならない
これは重要なことだが、チームや会社の中で、「あなたがいなけれ
ば困る」と言われるような存在になってはいけないのである
部下に責任の一部を与え、その一方で彼らの業績は自分がとると確
約するのがよいマネジメントである
マネジメントとは何かをすることではない。何かが遂行されるよう
に取り計らうことなのである
マネジャーに求められるのは、それぞれの部下が、どの程度の「指
導」や「励まし」を必要としているかを判断することだ
冷静さを保つことが、なぜ望ましいのか。それは、面倒な状況下で
も常に冷静でいられれば、他の人より物事を明確に考えることがで
き、厄介な問題を扱うのに有利な立場に立てるからである
7対3のルールをつくろう。1日の7割だけをスケジュールに組み、
残りの3割は、予期しなかった仕事や他の人の急ぎの要件、緊急事
態のために残しておくのだ
「成功は癖になる」というのは本当だ。自信は成功の上に築かれる
ものだから、部下には乗りこなせる馬を与えることが大切だ。特に
新人には、完璧にやり遂げられるような仕事を担当させよう。小さ
な成功を積み重ねていくうちに、だんだん成功する習慣が身につい
ていくはずだ
◆褒めるときのポイント
1.具体的であること
2.影響力について言及すること
3.派手にやりすぎないこと
問題行動に目をつぶってはいけない。一度それを許したら、以後同
じようなふるまいをしてもかまわないという意味になるからだ
個人としての貢献とチームとしての貢献の両方に、報奨を与えるこ
とが大切なのである
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『マジマネ1 できるマネジャーになる!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595468
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ MISSION1 マネジメントの基本を学ぶ!
┃ MISSION2 プロフェッショナルな部下を育てる!
┃ MISSION3 目標を管理する!
┃ MISSION4 強いチームにまとめあげる!
┃ MISSION5 超一流のマネジャーをめざす!
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