2005年9月5日

『[図解]増販増客の方程式』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569633234

本日の一冊は、あの神田昌典さんも参考にしたという『増売拡販大事典』の著者、高橋憲行さんによる注目の新刊です。

『増売拡販大事典』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478530238

著者が長年、現場で実践し、成果を上げてきたという独自の方法論「CTPTマーケティング」をはじめて本格的に紹介しており、中小企業経営者、マーケターにとっては見逃せない内容です。

CTPTとは、コンセプト、ターゲット、プロセス、ツール、それぞれの頭文字を取ったものであり、著者のCTPTマーケティングは、これにF(ファン)を加えて完結します。

著者によると、高度成長期はCT重視、ゼロ成長期はPT重視のマーケティングが有効。

より具体的には、CTの整合性を検討し、PT設計を徹底して、個客との関係性を強めること、さらに、個客を掌握し、かつ生涯個客とするためのDBの構築についてもコメントしています。

具体的なマーケティングの事例やツールの活用法にまで踏み込んでコメントしており、じつに有用な一冊です。

教養として読むための本ではありませんが、実務家にとっては役立つ一冊です。
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■ 本日の赤ペンチェック
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成功には定石があり、それをつかみ、事業や人生の生き方に対し、まず橋頭堡を小さくても固め、その後、確実に拡大してゆくのが早道

新聞雑誌やテレビなどにパブリシティとして取り上げられても、ブランド力も資金もないベンチャーや小企業は、企業力がない限り、単なる一過性で終ります

CTの思い切った絞り込み、マイクロ・マーケティングを押さえると、起業や市場創造のパワーは、見違えるほど大きくなります

マスメディアを使ったり、大量に告知しても、以後のプロセスが欠けると、最終的な顧客獲得数が減る

DM制作を印刷会社やデザイン会社に丸投げしていることは、品質管理をしないモノづくりと同様

売上高=告知数×反応率×来店率×購入率×単価

PTの再設計を、速攻で行なう『同伴を呼びかけ、来場者数を増やそう!』

◆法人営業の「3K」営業
1.継続発信 2.高質接触 3.個別対応

◆法人営業、集客営業の方程式
会員獲得数=DM発送数×反応率×説明会出席率×電話対応率×成約率

◆増販の三原則
1.誘客の法則 2.再来店の法則 3.頻客化の法則

◆大企業が踏むべきステップ
1.成功事例収集
2.CTPT収録
3.仮説設定と実証
4.仮説の検証
5.方程式の完成
6.全国への水平転移
7.観察収集力の徹底
8.成果再収集と高度化
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『[図解]増販増客の方程式』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569633234
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■目次■
第1章 「売上増の方程式」を知る
第2章 多数の売上増事例を見る
第3章 いま、企業にこそ必要なCTPTマーケティング
第4章 中小企業とコンサルタントの役割
第5章 多様な『キーワード』を知る
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