【神田昌典氏推薦の注目作】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483970189X
本日ご紹介する一冊は、『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』、『WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」』の著者であり、著書累計が数百万部を超えているというアメリカのベストセラー作家、ベンジャミン・ハーディ氏による自己啓発書。
※参考:『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763138006
※参考:『WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799328549
現実を変え、人生を良くしていくための指南書は数多くありますが、それを「未来の自分」に求めたところが、本書の面白いところです。
われわれは、やる気に火をつけたり、気分転換したりするために多大なコストを投じがちですが、じつはそんなものは不要。
人は「未来の自分」とつながるだけで、今すぐ前向きに、生産的に生きることができるものなのです。
本書のPART1では、「未来の自分」を脅かすものとして、7つの脅威を紹介。
1.未来に希望がなければ現在は意味を失う
2.辛かった過去ばかり語っていると未来を妨げる
3.自分の環境に無自覚だと一貫した進化ができない
4.「未来の自分」とつながっていないと近視眼的な決定をしてしまう
5.目先の闘いと小さな目標で前に進めない
6.闘いの場にいなければ負けは確実だ
7.成功は失敗のカタリスト(誘引)
過去に縛られてばかりいる人は、このパートを読むことで、前に進むことができるでしょう。
そしてPART2では、成功につながる、「未来の自分」の真実を7つ紹介。
1.「未来の自分」が現在を決める
2.「未来の自分」はあなたの予想を上回る
3.「未来の自分」は現在の自分のツケを払うことになる
4.「未来の自分」が明確で詳細なほど早く進歩する
5.「未来の自分」の失敗の方が「今の自分」の成功よりも重要
6.成功は「真実の自分」に誠実であることでもたらされる
7.世界観が「未来の自分」に大きな影響を与える
さらにPART3では、「未来の自分」を実現するための「7つのステップ」が明かされます。
1.現実に即した目的を決めよう
2.重要度の低い目標は排除しよう
3.「必要」から「欲求」、さらに「確信」へと高めよう
4.欲しいものははっきりお願いしよう
5.「未来の自分」を自動化・体系化しよう
6.「未来の自分」のスケジュールを決めよう
7.不完全な作業は積極的に完成させよう
たかが自己啓発書と侮ることなかれ。読み終わる頃には、きっと人生を劇的に変える心の準備ができているはずです。
さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。
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私たちの行動はすべて、未来の展望(プロスペクト)によって突き動かされている
「未来の自分」とのつながりの質が、今の人生や行動の質を決める。「未来の自分」とのつながりが強ければ強いほど、今ここで下す決断が賢明になることが、研究ではっきりと示されているのだ
「未来の自分」から切り離されているために、人はすぐ目先の目標か、ドーパミンによる刺激を選んでしまう
「未来の自分」とのつながりのおかげで、今の自分と現状が向上する。かけがえのない宝の山、つまり今の人生を心の底から尊重できるようになる。今をパワフルに生きるには、未来とつながることだ
「2度目の人生を生きているかのように、そして1度目は今まさに自分が取ろうとした行動を取って、失敗したかのように生きなさい!」(ヴィクトール・フランクルの言葉)
本当に欲しいものに全力で取り組んだらどうなるだろうか?
今のやり方や考え方に固執してはいけない。望むところへ行くために、辛抱強く粘り強く適応して、より新しく良い方法を見つけるのだ
もっと大きな未来にするには、もっといい過去にすることだ
人のパフォーマンスと結果は多くの場合、周りの人の期待に基づいている。心理学で「ピグマリオン効果」と呼ばれるものだ。あなたにそこまで期待していない人に囲まれていたら、あなたは相手が求める基準を満たしはしないだろう。しかし期待を寄せてくれる人に囲まれていたら、その期待に向けて奮起するはずだ
あなたをここまで連れてきてくれた人間関係が、さらに先へと連れて行ってくれるわけではない
もし自分を大切に思うなら、自分の考え方やチャンス、スキルを常にアップグレードできるように、自分に投資する。「未来の自分」を大切に思うとき、「未来の自分」の幸せ、状況、自由、特徴のために喜んで投資する
メンターを探すなら、闘いの場にいる人だけにしよう。アドバイスは、あなたが直面している闘いを経験したことがある人からもらうのだ
前進を加速させるために、今ここで負や失敗に投資すること
何であれ目標を10倍にするとしたら、現在のプロセスあるいは道筋を真剣に再検討しなくてはいけなくなる
完了と出荷の達人になろう
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「10倍速」とは随分大きく出たものだと思っていましたが、確かにこれは劇的に未来を変える考え方ですね。
さすがアメリカの自己啓発の大家、アンソニー・ロビンズとカリスママーケター神田昌典さんがコメントを寄せるだけのことはあります。
ぜひ、読んでみてください。
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『10倍速で「未来の自分」になる方法』
ベンジャミン・ハーディ・著 松丸さとみ・訳 めるくまーる
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483970189X
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◆目次◆
はじめに
INTRODUCTION 心理学の180度転換
PART1 「未来の自分」への7つの脅威
PART2 「未来の自分」に関する7つの真実
PART3 「未来の自分」を実現するための7つのステップ
今すぐ「未来の自分」になろう
特典のご案内
謝辞
参考文献
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