2023年8月31日

『マンガでわかるマイケル・ジョーダン成功の法則』中谷昌文・著 vol.6307

【史上最高に成功したスポーツ選手】
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みなさんは、WBCで侍ジャパン不動の1番として活躍したヌートバー選手の背番号が「23」だったのはなぜか知っていますか?

じつはあれ、マイケル・ジョーダンのファンだったヌートバー選手が、ジョーダンをリスペクトして付けた番号だったようですね。

では、そのマイケル・ジョーダン自身はなぜ、「23」を付けていたのか?

じつは、憧れの兄・ラリーの背番号が「45」で、「兄の半分以上はうまくなりたい!」と考えて付けた番号だったようです。

いや、泣ける話ですよね。

本日ご紹介する一冊は、史上最も成功したスポーツ選手の一人、マイケル・ジョーダンの成功の秘訣を、ジョーダンを信奉し、エアマックスの日本販売代理店1号として、44億円売った著者が解説した一冊。

バスケットボールにまったく興味のない人でも、ジョーダンのプレイや偉業がわかるように解説されており、自己啓発書、ビジネス書としても読み応えがあります。

子どもを偉人に育てたい親にとっても、興味深い内容ではないでしょうか。

ジョーダンはプレイヤーとして成功し、復活後はリーダーとして成功し、ビジネスオーナーとしても成功しています。(マイケル・ジョーダンは、Forbesの億万長者ランキングでスポーツ選手第1位に6回輝いているそうです)

本書では、なぜ彼がそんなことを実現できたのか、彼自身の言葉とともに解説されています。

名言家・ジョーダンの言葉とともに学ぶ成功の秘訣。これが面白くないわけがありません。

マンガといっても、見開きの左半分がマンガなだけで、十分読み応えもある内容です。

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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ジョーダンはこれまで9000回以上シュートを外し、300試合に敗れ、決勝シュートを任されて26回も外しました。しかし彼は、「人生で何度も失敗してきた。だから僕は成功した」と語ります

「人生で何かを達成したいと思うときは、積極的かつ攻撃的にならなければならないと僕は自覚している」

第一全盛期と第二全盛期を比べてみると、個人の実力的には第一全盛期の方が勝っていましたが、総合的には第二全盛期の方が素晴らしかったという人も少なくありません。なぜなら、ジョーダンは第二全盛期で「自分が活躍するプレー」から「周りを活かすプレー」へと、自身を成熟させたからです

「才能のある人はたくさんいるし、もちろん私もその一人だと思っている。しかし、人生を通じて他のプレーヤーと違っている点は、基準である。毎日、他の誰よりも、自分自身への要求を厳しくしてきた。他の誰かと競っていたのではない。自分自身と競っていたのでもない。私は自分ができる最高のプレーと競っていた」

「試合に負けたことは一度もない。ただ時間が足りなくなっただけ」

「成功は追い求めるものじゃない。それに向かってたゆまぬ努力を重ねるものだ。そうすれば、成功は思いがけないときにやってくる。それがわかっていない人が多いんだ」

成功者の中には「ルーティン」を大切にしている人が数多くいます

「成功したいと思うなら、自己中心的でなければいけない」

「だがもし最高のレベルに達したなら、自己中心的であってはいけない。他人とうまく付き合い、一人になってはいけない」

「10本連続でシュートを外しても僕はためらわない。次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本目かもしれないだろう」

「運命よ、そこをどけ。オレが通る」

史上最高額で契約することで、ステータスを証明しようとする選手がいる中で、ジョーダンはチームの勝利を優先しました。年俸の高額ランキングには見向きもせず、自分の年俸を抑えて他のプレーヤーや裏方に回すなど、最高のリーダーシップを発揮したのです

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ポジティブな言葉のシャワーを浴びて、すっかり積極的なマインドに変わりました。

最近ビジネス書では、「失敗を恐れない」ことを説く本が山ほどありますが、本書ほど失敗を恐れない方法を教えてくれる本はありません。

自分の中に眠る挑戦心を呼び覚ますために、ぜひ、読んでおきたい一冊です。

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『マンガでわかるマイケル・ジョーダン成功の法則』中谷昌文・著 自由国民社

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◆目次◆

序 章 マイケル・ジョーダンはどんな人生を歩んだ?
第1章 19回プロポーズして僕はマイケル・ジョーダンと出会った
第2章 マイケル・ジョーダンは何をして、何をしなかったか?
第3章 勝利を習慣化することで人生が決まる
第4章 人生のシュートは100人100様
第5章 成功の条件は自分をとことん信じること
第6章 活躍している人の背後には必ず仲間がいる
第7章 バスケの神様はビジネスでも一流だった
第8章 データで見るマイケル・ジョーダンの偉業の数々
おわりに

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