【あいまいさを身に付ける=ラクになる】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404112123X
本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『自己肯定感の教科書』はじめ、著作の累計が59万部を突破している心理カウンセラー、中島輝氏による新刊です。
※参考:『自己肯定感の教科書』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797399244
『「知らんがな」の心のつくり方』という、インパクトあるタイトルに「あいまいさを身に付けるレッスン」というサブタイトルが付けられていて、なるほど、あいまいさを身に付けることで人生がラクになるんだということがよくわかります。
ちなみに、「知らんがな」は、これ自体があいまいな言葉なわけですが、基本的には「大丈夫だよ」「ま、いっか」に近いニュアンスがあるとのこと。
著者自身、「知らんがな」を口癖にしたことで自己肯定感が高まり、何が起きてもスイッチを切り替えられるようになったと言います。
本書では、この「知らんがな」の精神で、この理不尽な世の中をしたたかに生きる知恵が紹介されています。
なかでも身に付けたいのは、39ページで紹介されている、「あいまいさ」を身に付けるための3つのコツ。
◆「あいまいさ」を身に付けるためのコツ
(1)大局的に見ること
(2)多面的に見ること
(3)本質を見ること
また、真面目に考え過ぎてしまう方には、<世の中は、「数字・データ・。ファクト」に偏り過ぎている><「信念」を柔軟に変えると人生は変わる>という指摘が効果的かもしれません。
本文のなかから、さっそく気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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無理に答えを出そうとするのではなく、答えがわからない問題は、わからないままでいい
いったん「あいまいさ」を許さない環境に放り込まれると、心にゆるみがない状態が続いてしまい、やがて順応性がなくなってしまう
自分にとって不都合な、マイナスなことをひたすら拒否し、非難し、批判だけをしていると、自分が気持ちいいと感じられることにしか反応できない人間になります
◆「あいまいさ」を身に付けるためのコツ
(1)大局的に見ること
(2)多面的に見ること
(3)本質を見ること
自分にとって大切なことを誰かに決めてもらってばかりいると、人はどうなってしまうのか。それは、「未来に対するいいイメージ」を失ってしまうことにつながります
他人を気にしなければ人生をコントロールできる
周囲に振りまわされてしまう人は、自分と他人を比べたり、他人が気になったり、その言動を見過ぎたりしています
ブレても平気な「しなやかな自分軸」を持とう
「自分にはこう見える」「わたしはこれが得意だ」「あの人は○○に違いない」などと決めつけないほうが、むしろたくさんの機会を活かせて自分の可能性を広げていける
人間は「なにが正しくて、なにが間違っているのか」をめぐって、無駄な怒り、落胆、嫉妬、争いといったものを起こしてしまう
「信念」を柔軟に変えると人生は変わる
ものごとを「変えられない」と思うのではなく、「変えなくてもいい」と思えばいい
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気持ちをラクにしたい方、人生がラクになるモノの見方を身に付けたい方には、おすすめの一冊です。
ぜひ、読んでみてください。
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『「知らんがな」の心のつくり方』中島輝・著 KADOKAWA
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◆目次◆
第1章 わたしたちはグラデーションでできている
第2章 「ゼロかイチか」では生きづらい
第3章 「あいまいさ」を楽しむ力があなたを変える
第4章 「知らんがな」は幸せスイッチ
第5章 自分で決めて生きていく
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