【人生の新しい捉え方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799328905
本日ご紹介する一冊は、世界的ベストセラー『さあ、才能に目覚めよう』の著者であり、著書累計1000万部を超えるトム・ラスによる新刊。
※参考:『さあ、才能に目覚めよう』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532321433
これまで、「自分の強み」や「自分の幸福」について説いてきた著者が、『人生はあなただけのものじゃない』とはどうしたことかと思い、読んでみましたが、なるほど、確かにこれは大事なメッセージです。
著者は本書の冒頭で、こう書いています。
<人生はあなただけのものなのだろうか? そうじゃない、と僕は思う。「自分以外の人に一体何ができるだろう?」と考えて生きていくべきだ。そこに早く気がつけば気がつくほど、あなたができることは増える
わざわざ歳を取るのを待たなくても、あるいは人生で手痛い失敗をしなくても、若い頃から大事なことに気づいていれば、きっと人生は充実する。
難病のため、16歳で余命宣告を受けた著者だからこそ気づいた、人生の法則が書かれています。
人は永遠には生きられない。だからわれわれは、残された者や自分が残すもののことを真剣に考える必要がある。
残された人生の時間を有意義に過ごしたい人に、ぜひおすすめしたい自己啓発書です。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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人生はあなただけのものなのだろうか?そうじゃない、と僕は思う。「自分以外の人に一体何ができるだろう?」と考えて生きていくべきだ。そこに早く気がつけば気がつくほど、あなたができることは増える
人が幸せになるためには、自分の幸せだけを追い求めていてはいけない
幸せになりたいなら、自分の幸せではなく、まず他人を幸せにすることから始めないといけない
誰の人生にも終わりが来る。僕にも、そしてあなたにも。でも、終わりが来ても、あなたが生きているうちに他の人のためにしたことは、消えることはない
人生で大切なのはこの世界に何を残せるか。この世界から何をもらえるかということではない
できることに集中する
自分のコントロールの及ばないことを悩んでも仕方がない
他人の動機を良いものと取ること、つまり他人もこちらによかれと思って動いていると考える人は、たとえ同じことが起きても、上機嫌のまま過ごすことができる
自分の身近な大切な人にあなたがしてあげられること。それが最も大切な貢献だと知ろう
スマホを置いて、相手の話を聞く
自分でもまだ気がついていない才能を見つける手助けをしてあげよう
家庭環境や体の具合にあなたの可能性を狭めさせてしまってはいけない
相手が生きているうちに感謝を伝える
人生とはこの世の中を少しでも良くするためにこそある
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人生も後半戦になってくると、「自分はこの世界に何を残せるだろう?」と思い、焦るものですが、本書はどんな人にでもできる身近な貢献を説いており、気持ちが楽になります。
若くして余命宣告を受けた著者がたどり着いた、人生を公開しないための考え方。
ぜひ、読んでみてください。
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『人生はあなただけのものじゃない』トム・ラス・著
林田レジリ浩文・訳 ディスカヴァー・トゥエンティワン
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◆目次◆
はじめに あなただけの人生の意味を見つけよう
第1部 自分を超えて残るものを見つけよう
第2部 大切な人たちにあなたができる限りのことをしよう
第3部 あなたがいなくなった後にも残るものは何かを考えよう
第4部 貢献の人生を生きよう
第5部 僕は今日、あの人に何ができるだろう?
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