【人生後半の生き方の指針に。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569851975
本日ご紹介する一冊は、『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』をはじめ、著作の累計が100万部を突破している、有川真由美さんによる新刊。
※参考:『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569800610
著者はこれまでに、塾講師や衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、50個以上の職業を転々としてきた方ですが、本書ではその経験から、50歳から花開く人の特徴や行動を示しています。
著者の周囲にいる素敵な大人たちの事例を読みながら、人生後半のキャリア設計について考えられる、そんな自己啓発書です。
個人的に48歳になり、50歳以降を真面目に考えているのですが、本書のおかげで、40代までと50代以降の考え方の違いがよくわかりました。
平均初婚年齢を考えると、多くの人にとって50代は子どもが手離れし、「養う」制約から自由になれる時期。
そしてまだまだ若いけれど、体力面を考えると、残りを意識させられる年代でもあると思います。
そんな時期に、どう考え、何を優先し、どう生きれば満足できる人生になるのか、本書は、そのヒントを与えてくれる一冊です。
何をしろ、という具体的な話はありませんが、自分のことに当てはめて考えれば、自ずと道は開けると思います。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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50歳から花開いていく人になるために、取り入れていただきたいこと、それはーー遊ぶように生きる
やりたいことを追求していく3つの流儀
・自分の「やりたいこと」「やれること」をわかっていること
・力をつけて“求められる人”“喜ばれる人”であり続けること
・貢献できる人、支え合える人たちとつながっていること
反対に、年齢を重ねてもっとも残念なことは2つ。やりたいことをやらずに後悔すること、そして、だれからも必要とされないことです
「人生後半は働きたくない」と思っていますか?ーーそれは他人のためにやりたくないことをやってきたから
そもそも会社とは期間限定のもの。もっというと、家族の形態も期間限定のものです。いつか、会社や家族のなかの役割から解き放たれることは、否が応でもやってきます
「元○○」といった肩書きに頼る情けない人になってはいけない。会社がなくなると、利害関係でつながっていた人たちは一斉に散っていきます
仕事を選ぶよりも、選ばれる人になることのほうが先決
「年をとると、仕事がなくなる」という声はよく聞かれます。それは、若い人と同じ土俵で仕事を奪い合っているから
暮らしを小さくしたからといって、考え方や生き方まで小さくまとまらなくてもいいのではないでしょうか
幸福を得たいなら、困難を避けるより、困難を厭わない活動を見つけること
つき合う人は「損得」でなく、「楽しさ」で選びましょう
一目置かれて、声がかかりやすい人の3つの特徴
1.専門性を“言語化”できていること
2.すぐに対応して最後までやり切ること
3.人の期待を超え続けること
与え合う関係から「交換経済」が生まれてきます
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・若い人と同じ土俵で仕事を奪い合わない
・小さくまとまらない
・困難を避けるより、困難を厭わない活動を見つける
ちょっと読むだけでも、いろいろと生き方のヒントが見えてきました。
40代、50代の方はもちろん、それ以前の方でもいったんプチリタイアした人、退職した人などは、読んでおくと次のステップが見えてくると思います。
ぜひ、読んでみてください。
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『50歳から花開く人、50歳で止まる人』有川真由美・著 PHP研究所
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◆目次◆
第一章 50歳からは「自分優先」で生きていく
第二章 50歳から上っていく人、下ってしまう人
第三章 「あなたに頼みたい」と言われる人になる
第四章 50歳から花開く人の、いい人間関係と暮らし
第五章 50歳から花開く人、50歳で止まる人の習慣
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