【待望の第2弾】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476313955X
本日ご紹介する一冊は、シリーズ累計35万部突破のベストセラーとなった、『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』の待望の続編。
※参考:『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4800912474
前回同様、創刊40年を突破した人気月刊誌「致知」のインタビューや対談記事、致知出版社が発行する単行本の中から、著名人の言葉を抜粋し、再構成したもので、どれも読み応えがあります。
長年のコンテンツからベスト・オブ・ベストを選ぶのだから、当然といえば当然ですが、良いコンテンツですね。
現役の著名人のインタビューはもちろん、瀬戸内寂聴さんや日野原重明さんなど、既にお亡くなりになった方の言葉、故人の親族が本人について語った話などもあり、ずっと遺しておきたい貴重なコンテンツです。
前回の方が「仕事」に特化していた分だけ具体的で、「ビジネスブックマラソン」読者には刺さったと思いますが、今回はテーマが「生き方」ということで、各人の生き方を決めたエピソードなどが含まれています。
個人的には、今長崎に住んでいるということもあって、時津町で乗客を救うため亡くなられたバス会社社員、鬼塚道男さんの話(語ったのは、南蔵院住職の林覚乗さん)が刺さりました。
何のために生きるのか、人はどのように生きるべきなのか、ヒントをいただける一冊だと思います。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
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俳優とは人それぞれで伸びるテンポが違うので、自分だけの時計を持たないといけないんです。ところが「私はなぜあの人のようになれないのだろう」とついつい他人の時計を覗いて、自分を見失ってしまうんですね(浅利慶太)
「君な、製品を抱いて寝たらな、製品がもの言うてくれるんや」(松下幸之助の言葉。谷井昭雄 パナソニック特別顧問)
死後、塚本先生は私やご遺族に一つの言葉を残されました。「たとえ刃で刺されても恨むな。恨みは我が身をも焦がす」これは事故の直後に、先生のご子息が「母の財布に入っていたおみくじの言葉です」と言って教えてくれたものでした(山口由美子 不登校を考える親の会「ほっとケーキ」代表)
プライドとか自信とか、地位とか、名誉とか、金とか、財産とか、要するに自分の飾り、この世の飾りというものは、危険な動物に会うときには、まったく役に立たない(畑正憲)
父は軍人だっただけに商売には全く不慣れでしたが、ある人からこう教わったそうです。「田中さん、商売というのは簡単なんだよ。太陽のように生きればいいんだ。太陽は二つのものを人に与えてくれる。一つは熱。熱意を持って人に接すれば、その熱は自然と相手に伝わる。もう一つは光。光を与えて相手を照らし、関心を持ってその人の存在を認めてあげることが大事なんだ」(田中真澄)
人を知る標準としては、第一には、それがいかなる人を師匠としているか、ということであり、第二には、その人がいかなることをもって、自分の一生の目標としているかということであり、第三には、その人が今日までいかなる事をして来たかということ、すなわちその人の今日までの経歴であります。そして第四には、その人の愛読書がいかなるものかということであり、そして最後がその人の友人いかんということであります(森信三)
『諸君は、売れるようなものをお作りになるから売れない。売れないものをお作りなさい。必ず売れます』(岡倉天心の言葉。平櫛田中令嬢 平櫛弘子氏)
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すべての方のお話が「熱い」わけではありませんが、365個読んだら、きっといくつか、心を揺さぶる話が見つかると思います。
杉原千畝の奥様が語った、ビザ発給の際のマル秘エピソードなどは、大変貴重な資料だと思います。
ぜひ読んでみてください。
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『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』
藤尾秀昭・監修 致知出版社
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◆目次◆
※多すぎるので省略します
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