2012年2月23日

『人生が劇的に変わるマインドの法則』久瑠あさ美・著 Vol.2773

【自己イメージを変える秘訣】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4537259191

経営者が事業を拡大しようとすると、必ずと言っていいほど、本人のセルフイメージが障害となります。

自分は○億円の器の人間なのではないか、自分には人をマネジメントする度量などないんじゃないか、といったことで悶々とするのです。

過去が作りあげた自己イメージを、どうやって変え、ポジティブな未来につなげていくか。

この秘訣を示したのが、本日ご紹介する一冊です。

著者は、シアトル・マリナーズの川崎宗則選手や、2011年4月に国内女子賞金ランキングで首位に躍り出たプロゴルファーの金田久美子選手などを指導する、メンタルトレーナーの久瑠あさ美さん。

自身、モデル・女優・ラジオパーソナリティとして、さまざまなプレッシャーを克服した経験を加味しつつ、われわれがどうやって自己イメージを変えていけばいいか、具体的なアドバイスをしています。

1.「~したい」という原動力(want)
2.創造性(イマジネーション)
3.自己を高みに上げ、俯瞰する心の視点(マインド・ビューポイント)

この3つを使いこなすことで、潜在意識にアクセスするというのが、本書が提唱するメソッド。

シンプルながらパワフルなメンタルの手法が書かれているので、興味ある方は、ぜひチェックしてみてください。

器を大きくしたい経営者には、おすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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持って生まれた気質や性格はそう変わるものではありません。けれど、心の在り方は変えられるのです

人は言葉にならなくても、潜在的に伝えたいという熱い想いを抱いています。そして、まさにこの「~したい」という強い意志が、変革の原動力となって、自分自身を突き動かすことになるのです

自分の人生においては、何が起きてもすべてを肯定的に受け入れていかなければ、人生の試練に負けてしまいます

仕事を掴むのであれば、[マインド・ビューポイント](=心の視点)を引き上げ[相手が求めている人になればいい]

あなたをとりまく制約から解かれたとき、あなたは何にだってなれるのです

俳優とは「人に非ず、人に憂う」と書きます。人間の様々な情感を演じるためには、その瞬間、自我を失くすことで、役柄に近づくことができます

「こうしたい」と「こうすべき」の狭間で私たちは揺れ動かされます。どんな感情もあなたのものです。手に負えない暴れる感情をそのままぶつけてしまっては後悔し、抑圧してはまた苦しくなるのです

あなたが未来に一流であるかどうか。それはあなた以外には決められないことであり、他の誰かに決められるものでもありません

自信には根拠があってはならない

人は皆、自分らしさという『自己イメージ』を持っています。
そしてそれは、外側の誰かに創り上げられたものであることが
本当に多いのです

「やらなければならない」といった「have to」で仕事に向き合ってしまうと、あなたの中に眠っている残り90%以上の潜在意識を味方につけることはできません

言うなれば、社会で生活をするということは、「have to」の中であなたにとってのやりがい=[want]を常に探し続けること

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『人生が劇的に変わるマインドの法則』久瑠あさ美・著 日本文芸社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4537259191
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◆目次◆

はじめに─あなたの心は創ることができます
プロローグ “マインドの法則”三つのプロセス
第1章 人生を劇的に変える“マインドの法則”
第2章 変わりたいのに変われない「心」の理由
第3章 自分次第で未来は創ることができる
第4章 相手とビジョンを共有し、人を動かす
第5章 「フォーカシング」で感情をコントロールする
エピローグ “マインドのパラダイムシフト”は、あなたにも起こる
おわりに─あなたが存在する意味

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