【本田健氏、最新刊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479797491
本日ご紹介する一冊は、不安な時代を生き抜くためのヒントを、ベストセラー作家・本田健氏が述べた一冊。
氏の代表作『ユダヤ人大富豪の教え』の版元である、大和書房の創業60周年記念企画ということで、特別に書き下ろした作品のようです。
※参考:『ユダヤ人大富豪の教え』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479300082/
本書では、われわれを取り巻く「不安」の正体に迫り、不安のない未来を生きるためのヒントを述べています。
人間関係、お金、仕事、それぞれの不安の原因を追求し、著者がこれまでに会った成功者たちの例をふまえながら、幸せな人生について考察しています。
なぜお金持ちになっても不安はなくならないのか、安定と冒険を同時に手に入れることはできるのか、どうすればお金や仕事の不安がなくなるのか…。
一見ネガティブな「不安」について考察し、最後は豊かな生き方やライフワークに行き着くという、美しい流れになっています。
本書を読んで、改めて気づかされたのは、健康でいられる時間はもうそんなに残されていないということ。
今後の人生の優先順位が見えてきた、という点で価値ある一冊でした。
きっと読んだ方、それぞれにこれからの生き方が見えてくる内容だと思います。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックしてみます。
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その不安は、「自分を守るためのボディーガードだ」ということがわかれば、どうやって対処すればいいのかも見えてくると思います。ボディーガードが不必要なときには、「大丈夫。今日は帰っていいよ」と言えばいいのです。デートに行くときにまでついてこられたら困りますよね。(中略)それでも、しつこくつきまとわれるようなことがあったら、聞いてみてください。「あなたは誰に雇われたのか?」
◆不安を癒やす5つの方法
1.不安と向き合う
2.人とつながる
3.過去を受け入れる
4.楽しい未来とつながる
5.期待を手放して、自分らしく生きる
将来、楽しいことがいっぱい起きそうだと思っていると、不安が減ります
どこに行き着こうと、自分らしくさえいられれば大丈夫だというメンタリティーは、幸せに生きるうえで欠かせないもの
あなたが普段つき合っている人の名前を10名ほど書き出してください。仕事関係やプライベートで一緒に時間を過ごすことが多い人たちです。彼らは、自分の人生を心から楽しんでいるでしょうか。それとも、退屈な毎日を送っていたり、悩みを抱えていたりしているでしょうか。彼らの精神状態が、あなたの幸せに影響を与えるのです
好きでもない仕事をしている人にとっては、お金は「自由」の象徴かもしれません。しかし、お金が自由を保証してくれると考える人は、「お金を得て将来自由になるために、今は不自由な状態で働く」という、やや矛盾した人生を送ることになります
「人に与える」ことで、あなたの豊かさ意識は大きくなります。なぜなら、人に与えるたびに、「自分には、他人にあげるだけの豊かさがある」という感覚を持てるからです
今の仕事で、自分の才能を使えているか
ライフワークとは、「人生の目的」を表現すること
人生に変化を起こす最大の秘訣は、「自分の未来に対して好奇心を持つ」こと
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本書を読んで良かったのは、自分が何のために生きてきたのか、これから何のために生きればいいのかが明確に見えたということ。
さっそく、健康寿命を意識して、25年計画を立てたいと思いました。(日本人男性の健康寿命が72歳なので、47歳の土井が健康でいられるのは、あと25年ということです・笑)
これからの人生設計を考える、良いヒントとなる一冊です。
ぜひ読んでみてください。
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『不安な時代をどう生きるか』
本田健・著 大和書房
<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆
はじめに 世界が大きく変わるときは、みんな不安になる
第1章 不安と向き合う
第2章 人間関係の不安と向き合う
第3章 お金の不安と向き合う
第4章 仕事の不安と向き合う
第5章 健康の不安と向き合う
第6章 自分の人生を生きる
終章 人生を信頼する
おわりに
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