【いますぐ行動したい人のノート術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413231562
本日ご紹介する一冊は、初の著書で35万部の大ベストセラーを叩き出したライフ&ビジネスコーチ、藤由達藏さんによる『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』の待望の続編。
※参考:『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413097106/
本シリーズの内容のキモは、行動する際鍵となる「気分」にフォーカスしている点。
本書によると、<「行動が大事」とわかっていても行動できない理由>は、以下の6つです。
◆「行動が大事」とわかっていても行動できない6つの理由
・気分を軽視する
・都合のいい未来を思い描けない
・課題を過大評価し、自分を過小評価する
・うまくいく気がしない
・何をしていいかわからない
・無駄なことに集中してしまう
本書で提案されているノート術では、自分の気分をコントロールし、望ましい行動に導くためのテクニックを説いています。
「初動を決める」
「小さな一歩を具体的にする」
「五感から気分を変える」
「思い出すことで気分を変える」
などのアプローチが書かれており、行動したい時はもちろん、単に気分を変えたい時にも役立つ内容です。
後半では、自己肯定感を高める方法や、「心躍る未来像」を描く方法などが説かれており、「なるほど、これならできそう!」と確信できる内容です。
苦しい時に打開策を見出す方法も書かれており、今鬱々としている人は、とりあえず読んでみることをおすすめします。
さっそく、本書の中から気になったポイントを赤ペンチェックして行きましょう。
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◆すぐやる!ノート 基本の4ステップ
1.現在を書く(見える化)
2.未来を描く(イメージ化)
3.1と2のギャップを埋める(思考)
4.初動を決める(行動)
小さな一歩を具体的にすると、もっと行動できる
「すぐやる!ノート」の4つの枠には、次のタイトルを書いてください。
1.感覚
2.気分が良くなるもの
3.関連する思い出
4.スイッチ
身の回りの環境を変えるだけで、私たちの気分は変わります
味わいたい気分を設定し、その気分を味わうことのできる感情表現の3要素(「表情」「動作」「言葉」)を変化させるのです。そうすると、その「表情」「動作」「言葉」によって気分がつくられるのです
◆思い出すことで気分を変えるノート
1.元の気分
2.なりたい気分
3.思い出
4.初動
◆やる気をコントロールするノート
1.やる気が出ない
2.好きなだけやりたいこと
3.気づいたこと
4.今すぐできること
「絶対にこれだけは譲れない」「これさえ満たされたらほかには何もいらない」と思えるものを見つけてください。それがあなたにとって最も大切な価値観です。私は、これを「譲れない価値観」と呼んでいます
コーチは、お客様が無限とも思えるような問題の数々を、自分が取り組むべき「課題」と「それ以外」とに「わける」ことから、対話を始めます
あてどない「自分探し」ではなく、「できている自分探し」
完全にダメだと思っていても、なかにはダメでないものが残っているはずです。(中略)探せば必ず無傷な「例外」があるはずです。「まるでダメだ。しかし、そうは言っても、この部分はうまくいっている」という部分を探し出すのです。「うまくいっている例外」を書き出しましょう
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基本、4つのステップで書き込むことで自分の感情をコントロールするノート術ですが、これは効きそう。
ベストセラーの続編ということで、正直期待していなかったのですが、読んでワクワクする上、実践的で、これならできそうな気がしてきます。
実際に書き込みながらノートを作っていけば、きっと気づきがあることと思います。
ぜひ読んでみてください。
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『すぐやる!ノート』藤由達藏・著 青春出版社
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◆目次◆
第1章 「すぐやる人」の行動力の秘密
第2章 行動する力が高まる!
気分をコントロールするノート
第3章 すぐやる自分に変わる!
夢を描くノート
第4章 行動できない自分を変えるノート
第5章 未来を変える自己実現ノート
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