2011年7月30日

『自分を超える法』ピーター・セージ・著 Vol.2565

【起業家のための自己啓発書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016534

本日の一冊は、世界No.1コーチ、アンソニー・ロビンズの史上最年少トレーナーで、イギリスの若手起業家、ピーター・セージによる自己啓発書。

500ページを超える大著ですが、文字が大きく、セミナーをまとめた感じの語り口調なので、すらすらと読み進めることができます。

起業を考える人なら誰でも、恐怖を乗り越えるために自己啓発書を読んだ経験があると思いますが、本書はまさにそんなニーズにピッタリの一冊。

具体的なノウハウは薄く、後半のコピーライティングの部分が一部、実用的なだけですが、前向きな心構えを持てる内容だと思います。

・人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、不安定の量に正比例する
・行動のさなかでは、恐怖は消える
・真の「重要感」とは、人々が誇りを持てることを目指すこと

など、いくつも名言が登場しますが、土井が気に入ったのは、「ビジネスで成功する確率は「5%も」ある」というフレーズ。

復興をかけ、イノベーションが注目されている今、もっと起業しようと思う若手が増えても構わないはず。

本書は、そんな若者たちの背中を押してくれる一冊です。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆人間の6つの欲求(シックス・ヒューマン・ニーズ)
1.安定感
2.不安定感
3.重要感
4.愛とつながり
5.成長
6.貢献

人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、不安定の量に正比例する

行動のさなかでは、恐怖は消える

真の「重要感」とは、人々が誇りを持てることを目指すこと

自分自身を十分に愛せていないから、相手に何かを求めてしまう

成長するためには負荷をかける必要がある

ビジネスで成功する確率は「5%も」ある

「全員が勝者となる方法を考える」ことが、大切なポイント

「提案を受けたほうが、断るよりも価値が高い」と感じるような提案をする
※税務の専門家が無料でベンツを手に入れる提案
「もし、私が御社の過去3年の帳簿を2日間チェックして、すでに納税した分から500万円相当の還付請求ができる方法をお教えできたら、あの車を私にあげてもいいと思いますか?」

常に「決定権のある人」と交渉する

利益を増やすためには、顧客を増やすことより、それぞれの顧客により多くの製品を売ることにフォーカスすべきだ

リーダーシップがあるかないかは、「リーダーを育てた数」で決まる

「達成する方法がわかる目標」は、目標として小さすぎる

新しいことに挑戦するときは「メンター」を探す

リーダーは、100人中99人に反対されても構わないと考える人たち

焦点を「自分」から「外側」に向ける

◆コピーをワクワクさせる「6つの方法」
1.「迷信」を解明してあげる
2.「あまり知られていない事実」を暴露する
3.「顧客が付加価値として認識するようなもの」を与える
4.「すばらしいストーリー」を話す
5.「誤った認識」を修正する
6.「秘密」をばらす

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『自分を超える法』ピーター・セージ・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478016534

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◆目次◆

はじめに 自分を超える「5つの法則」
法則1 成功の心理学
法則2 お金のつくり方
法則3 リーダーシップを高める
法則4 世界観をつくる
法則5 10倍強くなる文章術
ピーターからの“格言”
ピーター・セージがおすすめする「良書」
あとがき
訳者あとがき

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